リンケージサービスのモダンファイナンスメニューを強化・拡充

リンケージサービスの モダンファイナンスメニューを強化・拡充

~「SAP Aribaリンケージサービス」、「SAP Concurリンケージサービス」に AI-OCRオプションサービス同時受注開始~

株式会社セゾン情報システムズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:内田 和弘、以下「セゾン情報システムズ」)は、SAPジャパン株式会社(日本法人:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木 洋史、以下「SAP」)が提供する調達・購買ソリューション「SAP(R) Ariba(R)(以下、SAP Ariba)」とセゾン情報システムズが提供するデータ連携ソリューションである「DataSpider Servista」を組み合せた「SAP Aribaリンケージサービス」を2020年11月1日より受注開始することを発表しました。このサービスの提供開始は今冬を予定しています。


また同日より、「SAP Concurリンケージサービス」で導入している「Concur(R) Invoice」と連携するApp Centerソリューションとして、ファーストアカウンティング株式会社が提供するAI-OCRソリューション「Remota(リモタ)」を組み合わせ、ペーパーレスでの請求処理が可能となる「完全ペーパーレス請求書オプション」も受注開始し、年内サービス提供開始予定です。


これら両サービスを開始することで、リンケージサービス事業の強化・拡充を図ります。


リンケージサービスはアナログ業務をデジタル化、データ化するサービスで、企業内・企業間およびSaaS系サービスを連携するだけでなく、データ連携基盤構築まで行うサービスです。特長は、提供しようとするサービスをまず自社で導入し、課題整理、効果確認、知識の蓄積を行ったあと、サービス化しています。自社導入による経験、知見により、お客様先での課題を早期発見、解決出来ます。「SAP Aribaリンケージサービス」では、SAP Aribaの導入だけでなく、他の基幹系システムや様々なシステム間を連携するデータ連携基盤構築も可能です。データ連携基盤構築により、経年による社内システムや組織変更、サプライチェーンに柔軟に対応できることで、安定運用を提供するサービスです。



【SAP Aribaリンケージサービスおよび自社導入】

SAP Aribaは、調達から支払いまでのプロセス、受注から入金までのプロセスのすべてまたは一部をデジタル化および統合するソリューションを提供しています。特に今回リンケージサービスとして当初提供するのは調達・購買を行うSAP Ariba購買管理ソリューションになります。このソリューションにより、あらゆる商材の見積から請求管理を行える購買業務のサポートが行えるようになります。


セゾン情報システムズでは、サービス開始に当たり、SAP Aribaの自社導入を本年6月より開始し、9月末で第一フェーズとして完了し、9月14日より新システムへの移行を完了しています。SAP Aribaへの移行は将来のグローバル対応を含め、運用負荷・可用性/インフラの制約/夜間停止などの課題を解決するとともに、契約条件で定めている物品発注について、見積から承認プロセスを削減するなど、業務プロセスの見直し(最適化)を実施した結果、年間発注工数の約25%を削減し、リードタイムを1~2日短縮するなど大幅な業務効率化を果たしました。今後、フェーズ2では部門購買の電子化および自動支払いによる工数削減に取り組む計画です。


セゾン情報システムズ ビジネスサポート部 ビジネスパートナー推進チーム チーム長の上條 功郎(かみじょう いさお)によると、「SAP Aribaでは、ひとつのシンプルなカタログインターフェースから効率よく購入申請でき、さらに自動で承認者にメールが飛びメールの中で承認できるため、申請者/承認者ともに業務効率が大幅に向上。納期短縮にもつながりました。現在、某オフィス用品通販サイトのカタログを取り込んで、SAP Aribaの画面から直接買えるよう準備を進めており、11月からワンストップで何でも買える便利な仕組みが実現します。このほか、DataSpiderによるシステム連携をさらに進めて、外で科目の整合性や異常値をチェックしてメールで自動通知するなど、さらなる業務効率向上に向けて細かな機能強化も実装中です。」とユーザー視点で述べています。



【SAP Concurリンケージサービス:完全ペーパーレス請求書オプション】

「Concur Invoice」と連携するApp Centerソリューションとして、ファーストアカウンティング株式会社が提供するAI-OCRソリューション「Remota」と組み合わせた完全ペーパーレスで請求処理が行える「完全ペーパーレス請求書オプション」は、紙伝票の廃止を目的としたペーパーレス化、紙ベースで行われている押印業務を電子ワークフローに置き換え、業務の効率化が行えます。AI-OCRソリューションであるRemotaとオンラインストレージであるBOXとSAP(R) Concur(R)を組み合せることで、指定メールアドレスへの送信、またはBOXフォルダーに請求書の画像やPDFデータを置くことで、DataSpider Servistaが後続処理の自動化支援を行います。またリンケージサービスとしてワンストップで提供することで、Concur Invoice導入の際に必須となる基幹会計システムとの連携をDataSpider Servistaを用いて行うこともできます。



■セゾン情報システムズのリンケージサービスについて

セゾン情報システムズの強みであるHULFT/DataSpider Servistaを活用し、企業内・企業間および SaaSと各種システムとの連携を行うサービスで、「つなぐ」だけではなく、データ連携基盤を構築して全社統合型データ連携サービスを提供します。お客様のシステムおよびデータをつなぎ、分析を容易にすることで意思決定を支援し、経営刷新に繋げます。同ビジネスはこれまでBI可視化サービスであるTableauや出張・経費精算管理システムのSAP Concurの導入を皮切りにサービスを提供しています。



■「DataSpider」シリーズについて

「DataSpider」は、7年連続顧客満足度 No.1(※※)のデータ連携ミドルウェアです。洗練されたGUI開発環境を提供することで、コーディングを必要とせず、すばやく簡単にシステムを「つなぐ」ことができます。クラウドやオンプレミス、ERPシステム、データベース上の様々なタイプのデータを手軽に接続できるアダプタを介して、データ連携の自動化と業務の効率化を支援します。

※※7年連続顧客満足度No.1(2020年7月 日経BPコンサルティング調査 EAIソフトウェア)



■株式会社セゾン情報システムズ について

本社   : 〒107-0052 東京都港区赤坂1-8-1 赤坂インターシティAIR 19F

設立   : 1970年9月1日

代表者  : 内田 和弘(代表取締役社長)

資本金  : 13億67百万円

事業内容 : フィナンシャルITサービス、流通ITサービス、リンケージ、

       HULFTの各ビジネス

証券コード: 9640(東京証券取引所JASDAQスタンダード市場)

URL    : https://home.saison.co.jp/


<商標関連>

・「DataSpider Servista」および「HULFT」は、株式会社セゾン情報システムズの登録商標です。

・その他の会社名、製品名、サービス名等は、各社の登録商標または商標です。

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