ひとり親向けに無料で司法書士に相談できる機会を提供 生活困り...

ひとり親向けに無料で司法書士に相談できる機会を提供  生活困りごと・養育費に関する相談を6月8日から1週間実施

全国青年司法書士協議会(所在地:東京都新宿区、会長:川上 真吾)は、主にひとり親世帯の方々を対象として、生活困りごと・養育費に関する司法書士相談週間を令和2年6月8日(月)~6月14日(日) 受付時間13時~19時にて実施いたします。期間中、お申込みは不要で、無料で司法書士に相談が可能です。



【開催趣旨】

新型コロナウイルス感染拡大の影響により、私たちの暮らしが脅かされています。特に経済的基盤が十分とはいえなかった方々が、収入、職などの生活基盤を失い、今日・明日の生活が成り立たなくなっています。生活に苦しむ世帯の中で、特に見過ごすことができないのが、2世帯に1世帯が貧困状態と言われるひとり親世帯です。解雇や労働時間の減少、小学校等の臨時休業による食費等の負担増などにより、とりわけ深刻なダメージを受けています。

現在、離婚母子家庭の母自身の平均年間収入は243万円と低く、母の預貯金額は50万円未満が最も多い39.7%となっています(平成28年度全国ひとり親世帯等調査より)。また、同調査によれば、養育費を現在も受給している世帯は24.3%という大変低い数値となっており、このような養育費の状況もひとり親世帯の貧困を助長しているものと考えられます。


そこで、このような状況の改善を図るべく、全国青年司法書士協議会は、主にひとり親世帯の方々を対象として、6月に1週間連続の相談週間を開催いたします。新型コロナウイルス感染症に関する生活困りごとの相談から、養育費に関する事まで、幅広く相談に応じます。

養育費については、今年4月に施行された改正民事執行法による第三者からの情報取得手続きの新設や財産開示手続きの拡充などの養育費の支払い強化策に関する情報提供もいたします。また、今般の感染拡大の影響で収入減少した養育費の支払い義務者の方々の相談にも応じます。さらに、相談者の希望に応じて、最寄りの当協議会会員を紹介し、必要な支援を行います。

生活にお困りのひとり親世帯の方々、支払いが苦しくなった別居親の方々、それぞれにとって、目前の生活困窮状態を脱却する一助となり、子どもの未来を支える養育費が、コロナ禍が過ぎ去った後も継続的、安定的に支払われていけるよう、本相談会をご活用いただければ幸いです。



■相談事例

(1)緊急小口資金や総合支援資金、住居確保給付金について(収入減少や失業による緊急支援策)

(2)休業手当や有給休暇の取得について

(3)小学校等の臨時休業に伴う保護者の休暇取得制度について

(4)解雇や雇止めについて

(5)生活保護について

(6)養育費の支払いがない

(7)養育費を強制的に回収するための手続きを教えてほしい

(8)養育費の取り決めをしたい、増額や減額したい

(9)養育費の強制執行をする為に、相手方の預貯金や勤務先を調べたい



【相談週間の概要】

<開催概要>

名称  :ひとり親世帯向け 生活困りごと・養育費に関する司法書士相談週間

実施期間:令和2年6月8日(月)~6月14日(日)

受付時間:各日13時~19時

電話番号:03-3341-6877(相談無料。通話料のみ相談者負担)

申込み :不要。上記の開催時間内にお電話ください。

     *秘密は厳守します。相談者の要望に応じて、最寄りの司法書士を

      紹介します。

主催  :全国青年司法書士協議会



【団体概要】

名称  : 全国青年司法書士協議会

代表者 : 会長 川上 真吾

所在地 : 〒160-0004 東京都新宿区四谷2丁目8番地 岡本ビル505号

設立  : 1970年2月1日

目的  : 全国青年司法書士協議会は、法律家職能としての使命を自覚する

      青年司法書士の緊密な連携を図り、市民の権利擁護および

      法制度の発展に努め、もって社会正義の実現に寄与することを

      目的とする。

URL   : http://www.zenseishi.com/

Facebook: https://www.facebook.com/zenseishi

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