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マグロ品質判定AI「TUNA SCOPE」を活用した輸出事業が 水産庁補助事業に採択

-日本の目利きを継承したAIが最高品質と選別したマグロを ニューヨーク、シンガポールで提供-

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2020年4月24日 11:00
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株式会社電通(本社:東京都港区、社長:五十嵐 博、以下「電通」)および株式会社三崎恵水産(本社:神奈川県三浦市、社長:石橋 幸男、以下「三崎恵水産」)は、マグロ品質判定AI「TUNA SCOPE※」による認定を受けたマグロの輸出事業を行っています。同事業が水産庁の「令和元年度水産物輸出拡大連携推進事業」に採択されました。三崎恵水産は、日本の熟練仲買人によるマグロ尾部断面からの「目利き」の技を継承した、電通開発のAI「TUNA SCOPE」を商品仕入れフローに導入し、米ニューヨークとシンガポールの店舗において、最高品質と認定された「TUNA SCOPE認証マグロ」を提供します。


左:TUNA SCOPE、右: TUNA SCOPE認証マーク


今後もTUNA SCOPEを使った日本の確かな目利きにより、「品質」の視点からマグロを取引する新しい基準を策定し、美味しいマグロを世界に普及させていく取り組みを続けて参ります。



【三崎恵水産会社の概要】

本社所在地:神奈川県三浦市三崎町

代表者  :石橋 匡光

資本金  :1,000万円

事業内容 :マグロ、鮮魚及び水産物の加工、販売を行う。


※ TUNA SCOPEとは

電通と、電通国際情報サービス(以下 ISID)が開発した、マグロの尾の断面から品質を判定するAIです。マグロの尾の断面には、味や食感、鮮度、脂のノリに至るまで、魚体の品質を示すあらゆる情報が詰まっており、日本の市場における数少ない熟練の職人は、長い修業を経てこの断面による目利きをマスターし、マグロの買い付けを行っています。電通、ISIDは、双日株式会社の協力のもと収集した5,000点を超える大量の尾の断面画像と、職人の品質判定データをもとに、それまで職人自身も言語化することが難しい暗黙知であるとされた目利きの技術をAIに継承させることに成功しています。



<参照>

TUNA SCOPE WEBサイト: https://tuna-scope.com

電通報 URL     : https://dentsu-ho.com/articles/7163

電通ショーケース URL: https://www.dentsu.co.jp/business/case/tuna_scope.html

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