無個性の人が自分らしさを出す方法 協調性が高すぎる人が陥るア...

無個性の人が自分らしさを出す方法 協調性が高すぎる人が陥るアイデンティティ迷子から抜け出そう

無個性の人が自分らしさを出す方法 協調性が高すぎる人が陥るアイデンティティ迷子から抜け出そう
無個性の人が自分らしさを出す方法 協調性が高すぎる人が陥るアイデンティティ迷子から抜け出そう
自分を無個性だと思っている人にも必ず個性がある。環境に適応するために自分のことがわからなくなっているだけで、あなたにとって「変えると苦痛に思うこと」それが個性ではないだろうか。

日本国憲法 第十三条
すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。

私たちには自分を愛し、守る権利が生まれたときから備わっている。そして、他人の幸せを決める権利はない。

社会のグローバル化が当たり前となり、仕事が人工知能(AI)に奪われる時代、アイデンティティ・個性の大切さが叫ばれている。しかし、いまだに就活生は真っ黒なリクルートスーツ姿で、街のサラリーマンは誰もが同じ格好をしているのはなぜか。多くの人が理想と現実社会の矛盾に頭を悩ませている。

日本人は空気を読み、協調性を重んじる傾向にある。「出る杭は打たれる」ということわざがあるが、集団の中で目立つことは、場合によっては人間関係の不和をもたらす。
「個性を出していこう」と言われても、どうしたらいいのか戸惑う人は多く、自由になるための個性が重荷になっていないだろうか。

個性を負担に思う人は、自分が周りとずれた感覚を持っていないかを最優先で気にしている。「自分がどう思っているか」と向き合わなければ、「自分はどうしたかったのか」考えても答えは出ない。多くの日本人は、空気を読みすぎたせいで自分らしさを見失い、アイデンティティ迷子となってしまったのではないか。

自分らしさとは特別ではなく、誰もが持っているもの。顔つきや好みが違うように、物事の捉え方や表現の仕方も、当たり前に存在していいはずだ。

そこで三人のゲストから話を伺い、他の人にはない自分らしさを見つけていくためのヒントを探していく。

● 公開日時:2019年12月18日(水)15:00 ウェブマガジンSOCIO

▼ 記事概要・作家紹介

個性を確立するために必要な自己効力感とは?

個性とわがままの違いがわからず、自分らしさを出すと他人が離れて孤独になるのではないかと恐れる人もいるだろう。しかし「孤独とは自由であることかもしれない」と、シンガーソングライター 、 元社会福祉士の糸谷二三雄さんは語る。

糸谷二三雄(いとたに・ふみお)

シンガーソングライター 、 元社会福祉士。
『ものろうぐ』の著者。
【著書紹介】
「一日中 あの人へ瞳はなさずに
過ごした16才(シックスティーン)
ときめきが もう爆発しそうです 」『恋する16才』より

高校3年生で小椋佳の『シクラメンのかほり』に衝撃を受け、作詞・作曲を始めた作者。それから30年――。ロマンチックでセンチメンタルな世界観が逆に新しい! 70-80年代に書かれた歌詞(ポエム)が、時を超えて今、復活する。
幻のシンガーソングライターによる、青春・レンアイ詞集。
糸谷二三雄『ものろうぐ』
糸谷二三雄『ものろうぐ』

自分とは正反対の考えと折り合いをつけるためには?

自分を大切にするということは、自分だけを大切にすることではない。他人の考えに賛同できなくても、その人にはその人なりの考えがあることを尊重してほしい。何に価値を見出すかは個々によるからだ。
自分とは違う意見とぶつかったとき、時間が経ってから本質に気がつくことがある。
櫻井公さん(マーケティングプランナー / 著述家)は、兄弟の考えに驚かされた、幼少期の経験を話してくれた。

櫻井公(さくらい・いさお)

マーケティングプランナー、著述家。
『生活宇宙52話: ものは考えよう』の著者。
【略歴】
1943年
  大阪生まれ大阪育ち、関西大学文学部(新聞学科/広告研究会)卒。マーケティングプランナー、著述家。
1982年
  総合広告代理店、マーケティング(印刷)会社、プロデュース会社を経て、アゴラクリエイション設立。
櫻井公『生活宇宙52話: ものは考えよう』
櫻井公『生活宇宙52話: ものは考えよう』

劣等感から脱却し、集団の中でも輝くためには?

日本の若者は、諸外国の若者と比べて、自分自身に満足していたり、自分に長所があると感じていたりする者の割合が最も低く、また、自分に長所があると感じている者の割合低下しつつある。学校や職場などの集団生活では、人の意見が気になって、自分を表現する場所がわからなくなることがある。
しかし、あえて自分を出してみると周囲とよりよい関係が築けるのだと、松野郷俊弘さん(北海道詩人協会々員) はいう。

松野郷俊弘(まつのごう・としひろ)

北海道詩人協会々員。
『北海道の森林鉄道』の著者。
【略歴】
1933年
  8月北海道空知郡上富良野町生れ
1957年
  5月詩集「蒼い魚」刊行
詩誌「情緒」同人
松野郷俊弘『北海道の森林鉄道』
松野郷俊弘『北海道の森林鉄道』

▼ SOCIOについて

SOCIO(ソシオ)は、「あたらしい自分と社会をつくる」をコンセプトにしたウェブマガジンです。毎記事で1つのテーマを取り上げ、各界で活躍する作家が質問にお答えします。社会問題から人生のお悩みまで、さまざまな気になることを作家とともに考えていきます。SOCIOを通して、みなさまが未来について考える機会をお届けしたい。そんな想いで、発信してまいります。
公式HP: https://www.socio22.com/
Twitter: https://twitter.com/SOCIO_sns

「あたらしい自分と社会をつくる」ための3つのメッセージ
① 多様性:多様性が求められる社会で、他人の主張を無視しない。
② 気づき:その中にある気づきを育み、自分だけの行動指針を生み出す。
③ 営む:ひとり一人の決断の連鎖で、社会をアップデートする。
「あたらしい自分と社会をつくる」ための3つのメッセージ
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▼ 運営会社について

株式会社22世紀アート

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代表者  : 向田翔一
所在地  : 〒105-0003 東京都港区西新橋1-5-12 佐野ビル6F
設立   : 2014年12月
事業内容 : 書籍・電子書籍制作及び出版
TEL   : 03-5941-9774
FAX   : 03-5941-9773
MAIL  : info@22art.net
公式HP : https://www.22art.net/
Twitter  : https://twitter.com/22artnet
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