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    株式会社日本能率協会総合研究所

    これまで把握が難しかった “高齢者60~90歳の食事実態・食意識”に迫る最新レポート 「高齢者 普段の食事調査 2019年」を発表

    調査・報告
    2019年10月8日 09:30

    株式会社日本能率協会総合研究所(東京都港区・代表取締役社長:譲原 正昭)は、60~90歳の高齢者を対象として「普段の食事実態」をテーマとした自主企画調査を実施いたしました。データを得ることが自体が難しい70代、80代の高齢者も調査対象とし、加齢に伴う高齢者の食事実態・意識の変化に迫りました。今回は自主企画調査の結果の一部を抜粋してご案内いたします。


    図1


    ■調査結果のご紹介

    【調査結果1】加齢とともに高まる「普段の食事で健康を気づかう意識」、ただし80代でピークアウト。

    高齢者は普段の食事で健康を気づかう意識が高い。男性は加齢とともに気づかう程度が高まり、70代後半・80代前半でピークを迎え、その後は意識が低下する。女性は60代後半から意識は高い水準を保ち、80代になるとピークアウトする。


    Q. あなたは、普段の食事で健康に気づかっていますか。(単一回答)

    https://www.atpress.ne.jp/releases/195493/img_195493_1.png


    【調査結果2】健康に良いと思って食べるメニューはダントツで「ヨーグルト」。

    「豆腐料理」や「チーズ」「チョコレート」なども上位にランクイン。

    健康に良いと思って食べるメニューのトップ3を見ると、男性は「ヨーグルト」「くだもの」「野菜サラダ・ポテトサラダ等」。女性は「ヨーグルト」「野菜の煮物」「くだもの」。男女ともに「ヨーグルト」の割合が顕著に高い。男女共通して「豆腐料理」「チーズ」「焼き魚」の割合が高く、いずれもTOP10に入っている。「チョコレート」は菓子類で唯一TOP20にランクイン。


    Q. 健康に良いと思って食べているものをお選びください。(複数回答)

    https://www.atpress.ne.jp/releases/195493/img_195493_2.png


    【調査結果3】加齢とともに徐々に進行する「食事量の減少」、80代になるとその傾向が顕著に。

    朝・昼・晩それぞれの食事についてどの程度の量を摂取するか確認したところ、男女ともに高齢になるほど「軽く少なめに食べることが多い」の割合が増加する(60代の朝食のみ違う傾向、有職者が多く朝の時間に余裕がないためと思われる)。80代になるとその傾向は顕著となる。


    Q. その食事で、食べる量に近いものをお選びください。→「軽く少なめに食べることが多い」の回答

    https://www.atpress.ne.jp/releases/195493/img_195493_3.png


    【調査結果4】80代になると食べることに関する“困りごと・嗜好の変化”が顕在化。

    70代後半より80代にかけては、高齢者自身「食べる量が減った」と実感する時期と言える。この時期は「固いものが食べにくくなった」「お茶、汁物でむせる」といった困りごとが顕在化するタイミングでもある。食べる量の減少の背景要因の1つとして、身体的な変化・衰えがあると考えられる。


    Q. 食事全般で、あなたにあてはまることをお答えください。(複数回答)

    https://www.atpress.ne.jp/releases/195493/img_195493_4.png


    【調査結果5】定番メニューのうち高齢者にとって「もっと食べたい・目新しいメニュー」は「豆腐料理」。

    一週間に一回以上食べる「定番メニュー」について、高齢者が「目新しいものを食べたい」「もっと食べたい」と考える程度に基づいてポジショニングマップを作成した。その結果、「豆腐料理」は「目新しいものを食べたい」「もっと食べたい」がともに高く、「健康に良いと思って食べている」も高いことから、最も求められていることが示唆された。


    高齢者全体(n=2,500)

    https://www.atpress.ne.jp/releases/195493/img_195493_5.png



    ■調査概要

    調査名 :高齢者 普段の食事調査 2019年

         ※ 今回のリリースでは、上記調査の中に収録されている

           調査結果の一部を抜粋してご紹介致します。

    調査期間:2019年7月3日(水)~2019年7月13日(土)

    調査対象:日本能率協会総合研究所が保有する「高齢者6090リサーチモニター」

         (全国に居住する60歳から90歳までの男女)

    調査方法:郵送調査

    回答者数:2,500名(配布数4,000名、回収率62.5%)

         性別・年齢・エリアに基づき母集団人口構成比に準拠して回収



    ― 本レポートについて ―

    今回のリリースでご紹介した「高齢者 普段の食事調査 2019年」は有償にて販売しています。本リリースではご紹介できなかった他の困りごとについても、有償版では詳細な分析を行っています。詳しくは下記までお問い合わせくださいますよう、お願い申し上げます。

    ※本リリースに関するお問い合わせにつきましても、下記までお願い申し上げます。



    【レポート販売のご案内】

    ■アウトプット

    【高齢者 普段の食事調査 2019年】

    (1) 調査報告書(冊子、A4版・167ページ):2019年9月発行

    (2) 集計表(電子データ、性別・年齢別/家族別/経済別/他 クロス集計表一式):2019年9月発行


    ◆集計表にないクロス集計をご希望の際は、オーダーメイド集計にてお承りいたします。【都度お見積りさせていただきます】

    ◆ローデータ(Excelファイル)は別売りとなります。【一式15万円(税別)】


    【高齢者の食卓写真調査〔オプション調査〕】

    (1) レポート(冊子、A4版・約250ページ予定):2019年11月発行予定

      ・サマリーレポート(食事実態、栄養素分析等の結果から全体傾向・属性別傾向を整理)

      ・個票(回答者別の食事実態の回答、写真一覧、栄養分析結果)

    (2) ローデータ(電子データ、写真データ・食事実態の回答データ・『高齢者 普段の食事調査』の回答データをマッチング):2019年11月発行予定

    (3) 集計表(電子データ、クロス集計表一式):2019年11月発行予定



    ※弊社は、本調査にご参加・購入いただいた企業(法人・個人)以外には、成果物を提供いたしません。ただし、本調査を告知するための限定的な利用、及び発刊から一定期間経過後はこの限りではありません。

    ※本調査の成果物のご利用はご参加・購入いただいた企業(法人・個人)の内部でのご利用のみに限らせていただきます。



    ■調査購入のご案内

    本調査は、弊社自主企画による調査に複数企業に参加・購入いただく方式で実施いたします。


    【高齢者 普段の食事調査 2019年】【高齢者の食卓写真調査〔オプション調査〕】セット価格

     ・定価700,000円(税別)     ・MDBメンバー価格660,000円(税別)

    【高齢者 普段の食事調査 2019年】のみ

     ・定価500,000円(税別)     ・MDBメンバー価格480,000円(税別)

    【高齢者の食卓写真調査〔オプション調査〕】のみ

     ・定価300,000円(税別)     ・MDBメンバー価格285,000円(税別)



    【本レポートの詳細ページはこちら】

    https://www.jmar.biz/report2/%e9%ab%98%e9%bd%a2%e8%80%85-%e6%99%ae%e6%ae%b5%e3%81%ae%e9%a3%9f%e4%ba%8b%e8%aa%bf%e6%9f%bb-2019%e5%b9%b4/



    【お問い合せ先】

    株式会社日本能率協会総合研究所 経営・マーケティング研究部

    〒105-0011 東京都港区芝公園3-1-22

    担当 : 土井、山口

    TEL : 03-3578-7607

    FAX : 03-3578-7614

    Email: info@jmar.biz


    ※本件引用の際は、お手数ですが、上記あてに掲載紙をご送付ください。

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