日商エレ、シーメンスとデジタルインダストリー事業で協業

日商エレ、シーメンスとデジタルインダストリー事業で協業

日商エレクトロニクス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長CEO:寺西 清一、以下、日商エレ)は、シーメンス株式会社(以下、シーメンス)と、日本におけるデジタルインダストリー事業で協業することで合意しました。日商エレは、シーメンスのグローバルプログラムであるSSP certificate NETWORKを、インダストリーネットワーク分野において国内で初めて取得しました。今後両社は、産業用通信、制御、オートメーション分野で密接に連携して顧客ニーズに対応したソリューションを提供し、顧客企業のデジタル化とオートメーションによる変革を支援します。生産性、スピード、品質の向上などの課題解決を可能にすることで、競争力の強化に貢献してまいります。


(左から)シーメンス(株)ラング専務執行役員、日商エレ(株)寺西社長、シーメンス(株)藤田社長


協業の第一弾として、9月初旬を目標に「インダストリアル・ネットワークサポートセンター」が日商エレ内に設置され、シーメンスの産業用ネットワークスイッチ、無線LAN機器、セキュリティ機器、通信モデムを擁するScalance、リモートアクセスソリューションを可能にするソフトウエア、Sinema Remote Connect、およびネットワーク管理ができるNMS(Network Management Software)を対象に、両社の協力の下でサービスの提供を開始することに合意しました。当サービスは、対象製品に対する保守契約を締結した顧客へNBD保守(障害認定の翌日での代替機の発送)を可能とするもので、従来と比べサービスのリードタイムを大幅に短縮します。シーメンスの、世界をリードする無線通信技術、安全技術と、日商エレの現場力に強みをもつサービス体制を組み合わせて、日本の製造現場のデジタル変革に寄与するものです。本サービスの対象製品は順次拡大する予定です。


両社は、無線技術、安全技術、Profinet(オープン技術)を使用し、顧客企業のIT(Information Technology情報技術)分野とOT(Operational Technology製造工程技術)分野をシームレスに統合するソリューションの提供も目指しています。シーメンスは、顧客企業がデジタルエンタープライズに変革するために、産業用ソフトウエアとオートメーション、産業用通信、産業用セキュリティおよびサービスという包括的で幅広いポートフォリオを提供しています。一方、日商エレは1969年の設立以来最先端ICTを日本のお客様に紹介してきており、特に得意とするネットワークインテグレーションではエンタープライズから通信事業まで幅広い分野のお客様の信頼に応えてきました。今後、両社はそれぞれの強みを生かし、インダストリ4.0をベースとしたインダストリアルIoT分野でも統合ソリューションを提供し、産業全体の発展に寄与するために、連携を強めていきます。


シーメンスの代表取締役社長兼CEO藤田 研一は「日商エレクトロニクスと提携することで、日本市場に弊社のデジタルエンタープライズの製品群を一層広め、日本のお客様の課題に則したソリューションを提供できることと、期待しています」と述べています。さらに、シーメンスの専務執行役員 デジタルインダストリーズヘッド トビアス・ラングは、「日本のお客様の競争力向上に、シーメンスがさらに貢献できるよう、努めてまいります」と述べています。



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https://www.nissho-ele.co.jp/product/siemens_ruggedcom/index.html



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