双日テックイノベーション、丸紅の食料・アグリ部門への 国産ERP「GRANDIT」の導入事例を公開
双日テックイノベーション株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長CEO:金武 達彦、以下、略称:STech I[エス・テック・アイ])は、総合商社 丸紅株式会社(本社:東京都千代田区、以下 丸紅)の食料・アグリ部門に国産ERPシステム「GRANDIT」を導入したことを発表いたします。
「SAPの2027年問題」への対応として、2023年10月に旧化学品本部向けに本稼働したGRANDITに続き、2025年7月には全社共通機能を搭載した「丸紅版GRANDIT」をベースに、食料・アグリ部門固有の機能を追加した「GRANDIT」が本稼働しました。これにより、開発コストの削減とシステム品質の確保に加え、保守・運用の負担軽減を実現しています。

丸紅株式会社 食料・アグリ戦略企画部 担当者
写真左より
丸紅株式会社 食料・アグリ戦略企画部 システム課 小野 優 氏
丸紅株式会社 食料・アグリ戦略企画部 システム課長 竹村 健太郎 氏
丸紅株式会社 食料・アグリ戦略企画部 システム課 白鳥 翔 氏
※組織名称や組織体制、所属部署名、役職名は、プロジェクト実施時のものです。
■導入の背景と目的
主要ERP「SAP ERP 6.0」の標準サポートが2027年末に終了することに伴い、セキュリティ更新や法改正対応が停止するリスク、いわゆる「SAPの2027年問題」への対応が各社で進められています。
総合商社の丸紅では、“SAPの2027年問題”への対応も含め、単体(丸紅本体)の10営業本部と国内グループ会社20社を対象に、STech Iが提案した純国産ERP「GRANDIT」の全社展開を推進しています。
食料・アグリ部門は、農業資材、穀物、畜・水産などの川上分野から、食品原料や製品流通の川下分野に至るサプライチェーンを構築し、食の安定供給を支えるソリューションプロバイダーとしての役割を担っています。
一方で、旧食料本部では約40年にわたり利用してきたスクラッチ開発の営業システムの刷新が課題となっていました。長年のカスタマイズとアドオンを重ねた結果、システムは複雑化し、保守・運用の負担が増加傾向にありました。また、システムの老朽化に加え、全体像を把握する人材も限られてきており、将来的なビジネス環境の変化へ柔軟に対応していくためのシステム基盤の見直しが求められていました。
■テンプレート活用による効率的な導入
先行して導入されたエネルギー・化学品部門(旧化学品本部)向けGRANDITのノウハウをテンプレート化した「丸紅版GRANDIT」をベースに開発を進めました。このテンプレートには全社共通機能が予め搭載されており、食料・アグリ部門固有の機能開発に集中することで、開発期間の短縮とコスト抑制を実現しています。
■STech Iが評価された点
STech Iは、化学品GRANDIT導入プロジェクトで蓄積した知見を共有することで、課題の早期解決やトラブルの未然防止に貢献しました。また、商社特有の業務や貿易実務に精通したスタッフによるサポートにより、プロジェクトが円滑に推進されました。
■導入後の効果
食料・アグリ部門向けに開発された「GRANDIT」は2025年7月に本稼働を開始し、以下の具体的な効果を実現しています。
●開発コストの大幅削減とシステム品質の担保
「丸紅版GRANDIT」をベースに、食料・アグリ部門固有の機能を追加した「GRANDIT」を構築したことで、ゼロから開発する場合と比較して開発費用を大幅に削減。テンプレート化された共通機能によりトラブルにつながるリスクや工数削減、システムの品質も担保されました。
●商社業務との高い適合性
国産ERP「GRANDIT」が持つ商社特有の業務への高い適合性により、業務効率が向上しています。
●保守・運用担当者の業務負担を軽減
旧システムではシステムの老朽化による不安のほか、バッチ処理の結果を紙のチェックリストに記録したりする作業が必要など、保守・運用担当者の業務負担が課題でした。「食料GRANDIT」に移行後は、厳格な管理下での人による運用がほぼ不要になり、エラー発生時も検知システムで容易に確認できるようになり、業務負担が軽減されました。
●意思決定の迅速化
承認業務がワークフロー化され、PCのみならずスマートフォン・タブレットなどから回付中案件のステータス確認が可能になりました。従来の紙ベースの運用と比較し、業務の停滞が緩和されました。
■丸紅株式会社様からのコメント
<食料・アグリ戦略企画部 システム課長 竹村 健太郎 氏>
食料・アグリ部門への「GRANDIT」の導入では、「丸紅版GRANDIT」という全社共通の基盤を活かしつつ、Fit to Standardを徹底することで、過度なアドオンを抑えながら高い業務適合と品質を両立することができました。
双日テックイノベーション様に、旧化学品本部へのGRANDITの導入実績に基づく知見や商社業務への深い理解をもとに、要件整理からテスト・移行まで一貫して伴走いただいたからこそ、計画通りの立ち上げが出来たと感じており、大変感謝しております。
詳しくは以下のリンクをご参照ください。
URL: https://natic.sojitz-ti.com/case/erp-marubeni-food
■双日テックイノベーションについて
社名 : 双日テックイノベーション株式会社
所在地 : 東京都千代田区二番町3-5麹町三葉ビル(受付6F)
設立 : 1969年2月24日
URL : https://www.sojitz-ti.com/
事業内容: 国内外の最新ソリューションによるネットワーク・ITインフラ構築、
システム開発、運用・保守などのサービス提供、
およびデジタルトランスフォーメーション支援。
■お知らせ
2024年7月1日より、当社の商号が「日商エレクトロニクス株式会社」から「双日テックイノベーション株式会社」に変更となりました。また、10月1日には、理念体系を策定、新たに略称STech I(エス・テック・アイ)のブランドシンボルを以下の通り発表いたしました。Vision(ありたい姿)に掲げた「ITで未来を切り拓く先駆者」を目指して、お客さまの歩む先の道を照らして次の未来をつくることで、ビジネスに貢献するイノベーションに挑戦しつづけます。

STech I ブランドシンボル
*記載されている会社名、製品名は、各社の商標、もしくは登録商標です。
*記載の商品名、価格および担当部署、担当者、WebサイトのURLなどは、本リリース発表時点のものです。
*「丸紅版 GRANDIT」は、丸紅単体と国内事業会社向けに開発されたシステムの通称であり、製品名ではございません。





















