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「BIWAKOビエンナーレ2010」展示作品 青木美歌 作“未生命の遊槽”、 公開継続決定 ~村上龍の単行本表紙やLUNA SEAのCDジャケットに作品が採用された 美術作家が江戸時代の町家を丸ごと作品に~

告知・募集
2011年1月17日 09:30
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NPO法人エナジーフィールド(所在地:滋賀県近江八幡市)は、昨年9月18日~11月7日にアート・プロジェクト「BIWAKOビエンナーレ2010」を開催しておりましたが、展示作品の1つである青木美歌 作“未生命の遊槽”の公開を継続することといたしました。

写真1

「BIWAKOビエンナーレ2010」では、滋賀県近江八幡市の旧市街に残る空き町屋や元工場など約10軒を会場に、国内外63組の作家が制作展示を行いました。
“未生命の遊槽”は、青木美歌が「BIWAKOビエンナーレ2010」のために制作したインスタレーションです。ガラスを用いて原始生命体の形態をモチーフとした作品を制作している青木美歌は、今回会場となった18世紀に築造された町家を生命が受け継がれていく場として捉え、生命のサイクルを表現したサイトスペシフィックな作品を制作しました。本作品はご来場頂きました皆様からの評価が非常に高く、鑑賞できなくなることを惜しむ多数の声に応え、継続公開することと致しました。
当面2011年末までの延長ですが、エナジーフィールドでは2012年以降も継続公開できるよう検討してまいります。


【作品写真】
写真1: http://www.atpress.ne.jp/releases/18582/1_1.jpg
(撮影・提供:杉浦 慶太)
写真2: http://www.atpress.ne.jp/releases/18582/2_2.jpg
(撮影:ナカサアンドパートナーズ 提供:カラーキネティクス・ジャパン)
写真3: http://www.atpress.ne.jp/releases/18582/3_3.jpg
(撮影・提供:杉浦 慶太)


【公開曜日・時間】
■ ~2011年3月末:
公開時間: 13:00~17:00(予約制)
鑑賞料金: ¥500/人(小学生以下無料)
予約先 : yoko@energyfield.org

■ 2011年4月~:
公開時間:土・日・祝日 13:00~17:00
鑑賞料金:¥500/人(小学生以下無料)
他曜日・時間の鑑賞ご予約は、 yoko@energyfield.org までお願い致します。
※土・日・祝日の場合は、予約は不要です。

【アクセス】
鑑賞当日はBIWAKOビエンナーレ事務局“天籟宮”へお越しください。
〒523-0831 滋賀県近江八幡市玉屋町6番地 http://energyfield.org/access/
・電車・バス:JR東海道本線・琵琶湖線「近江八幡」駅北口から、近江鉄道バス6番乗り場「長命寺・国民休暇村」行きで「大杉町」下車
・車の場合 :名神高速道路「竜王I.C.」より約30分(周辺有料駐車場をご利用ください)


【BIWAKOビエンナーレ2010総合ディレクター 中田 洋子のコメント】
この度展示延長が決まりました青木美歌さんの作品“未生命の遊槽”は、「BIWAKOビエンナーレ2010」の中でも、ひときわ精彩を放ち、人々の心に生涯残るであろう名作となりました。50日間の会期中、ひっそりとした会場(幸村邸)からはその神秘な美しさに打たれた人々のため息が漏れました。開けた玉手箱さながらに幻想的なその作品たちは、あたかも幸村邸に潜む遠い記憶が健在化したかのごとく、振り返ったその瞬間にはもう姿を消してしまっているのでは?というはかなさを漂わせ、見る者にさまざまな思いを想起させます。
多くの方々のご尽力で、展示が延長できますこと心より感謝いたします。この機会にぜひご鑑賞賜りますよう皆様のお越しをお待ち申し上げます。


【作家 青木美歌のコメント】
色々な季節や時間を通してまたあの空間を体感して頂ける事になり、大変嬉しく思っています。外から漏れてくる光の移り変わり、作品の表情の変化を、畳の上で座ったり寝ころんだりしながら、ゆっくりと感じていただけたらと思います。


【作家略歴】
青木美歌 (あおき みか)
1981年 北海道出身
武蔵野美術大学工芸工業デザイン科ガラス専攻卒業
現在 埼玉県 丸沼芸術の森にて制作
Website http://www.sing-g.net/

[賞歴]
2010年 SICF11 グランプリ
2008年 第11回岡本太郎現代美術展入選
2006年 武蔵野美術大学 卒業制作 優秀賞
    Jeans Factory Art Award 準グランプリ

[主な個展]
2010年 SICF11グランプリアーティスト展 animagraphy(スパイラル/東京)
    fluctuation of life(PLSMIS/東京)
    束の間の器 かがやきの詞 with HONDA PLUS(同潤会ギャラリー/東京)
2009年 青木美歌展(Gallery Art Morimoto/東京)
    まといの硝子(GALLERY MITATE/東京)
2008年 飛ぶための準備(日比谷パティオ/東京)
    青木美歌展(SAVOIR VIVRE/東京)
    shining rain展with HONDA PLUS(GALLEY le bain/東京)
2007年 のびる硝子(GALLERY MITATE/東京)

[主なグループ展]
2010年 BIWAKOビエンナーレ2010(近江八幡旧市街/滋賀)
    夜の庭(Galerie 59 - Aftersquat/Paris)
    手数系(AKI Gallery/台北)
2008年 第11回岡本太郎現代芸術賞展(川崎市岡本太郎美術館/神奈川)
2007年 Born In HOKKAIDO(北海道近代美術館/北海道)
2006年 武蔵野美術大学卒業制作展、同優秀賞展、同学外展(武蔵野美術大学/東京、スパイラル/東京)

[提供作品]
2010年 村上龍 単行本“歌うクジラ(上下巻)”表紙
2008年 LUNA SEA アルバムCD“COMPLETE BEST”ジャケット
2007年 YOSSY LITTLE NOISE WEAVER アルバムCD“Woven”ジャケット


【BIWAKOビエンナーレについて】Website http://www.energyfield.org/project/
BIWAKOビエンナーレは、NPO法人エナジーフィールドが主催するアート・プロジェクトです。2001年に滋賀県大津市で第1回を開催し、2004年の第2回から会場を近江八幡市に移して開催しています。近江八幡市の旧市街に残る空き町屋や元工場などを会場に、国内外の作家がその場でしか実現しない作品を制作・展開する、地図を片手に街中を巡り、近江八幡の魅力を存分に味わいながら楽しむことのできる芸術祭です。次回は2012年開催を予定しています。


【NPO法人エナジーフィールドについて】
貴重な伝統的日本家屋が数多く残る近江八幡旧市街一帯において、国際的な芸術祭「BIWAKOビエンナーレ」の継続的な開催を中心に、アーティストによるワークショップやコンサートの開催、地元の「地の財産」を生かしたシンポジウム開催によるまちづくり学習機会の創造を行っています。

理事長 : 西川 嘉廣(にしかわ よしひろ)
所在地 : 〒523-0831 滋賀県近江八幡市玉屋町6番地
TEL・FAX: 0748-26-4398
Website : http://www.energyfield.org/

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