「ぶっかくん」に音声認識機能を追加

不動産賃貸管理会社向け空室確認サービスに音声UIの採用で、さらに自動応答時間を最大56%削減

2019.01.28 09:30

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不動産会社向けSaaS システムを提供するイタンジ株式会社（本社：東京都港区、代表取締役：野口真平、以下「当社」）は、1月28日より不動産賃貸管理会社向け空室確認サービス「ぶっかくん」に音声認識機能を追加いたしました。

＜「ぶっかくん」の音声認識機能のメリット＞

背景：音声UIのトレンド

近年、家庭用スマートスピーカーの普及や、スマートフォンの音声によるパーソナルアシスト機能(※1)など、音声認識技術の向上により、人間により自然で直感的なインターフェースとして音声ユーザーインターフェース（以下、音声UI）が注目されております。実際に、BCCリサーチ社によると、音声認識技術の世界市場規模は2011年にすでに年間470億ドル、2025 年には年間約2000億ドルに達すると見込まれており、今後も音声UIを利用したサービスが増加されることが予測されています。(※2)

＜BCCリサーチ社「音声認識技術の世界市場規模」＞

「ぶっかくん」ではこれまで、ダイヤルのプッシュ操作により物件を特定して自動応答するサービスを採用してきましたが、音声認識を実装することで従来の応答時間からさらに56%短縮し、またデバイス操作の苦手な方や外出先にいる方でも手軽に操作できるようになります。

また、今回の音声認識機能では、新たな顧客ニーズの把握とそれによるUXやサービスの向上を意図しております。これまでの「ぶっかくん」では、プッシュ入力やアプリ操作のため、仲介会社からの「自動で返答できない質問」についての細かな知見が溜まっておりませんでした。しかし、今回の音声認識によるデータ化により、顧客ニーズを把握することが可能になります。さらに、この顧客ニーズと、申込業務を支援する「申込受付くん」で取得できる申込(成約）データなどと融合させることで、各導入管理会社が「ぶっかくん」を通じて自動化できる回答を増やし、各導入企業の生産性向上と「ぶっかくん」サービス全体の利便性の向上につなげていきたいと考えています。(※3)

当社では、テクノロジーを積極的に活用し、不動産業界の生産性向上とともに、より使いやすくユーザーフレンドリーなサービス提供を目指してまいります。

(※1) 音声UIは、Amazon EchoやGoogle Homeなどのスマートスピーカー、AppleのiOSに搭載されている「Siri」やAndroid OSの「Google Now」など、人間により自然で直感的なインターフェースとして、様々な業界で出現しています

(※2) BCC Researchが発行した報告書「Global Markets and Technologies for Voice Recognition (音声認識：各種技術と世界の市場)」

(※3) 当社では、物件内覧の予約を受ける「内見予約くん」、内覧後の入居申込に対応する「申込受付くん」など、賃貸業務の各プロセスを支援するツールを提供しており、物件の空室確認だけでなく、内覧や申込(成約)に関するデータ取得も可能です。「ぶっかくん」は現在約400拠点への導入実績があり、また「申込受付くん」の導入数も順調に増加しており、豊富な不動産賃貸取引データの構築が可能なフェーズとなってきました

◆ 新機能詳細

追加機能：音声認識を利用した音声返答機能

実装開始時期：2019年1月28日

サービスサイト：https://bukkakun.com/lp　

＊音声認識機能のオプション料金はお問合せください。

◆ キャンペーン

現在他社からの乗り換えキャンペーンを実施いたします。

・キャンペーン特典

　1. 音声認識機能付き「ぶっかくん」の初期費用を全額無料 (※4)

　2.「内見予約くん」と「申込受付くん」の月額利用料を申込日より1年間無料提供

・対象：2019年4末までに申込をしていただいた企業様

　(※4)「ぶっかくん」と音声認識機能の月額利用料金はかかります

◆ 「ぶっかくん」( https://bukkakun.com/lp )とは

「ぶっかくん」とは、仲介会社からの物件確認や物件情報に関する電話に自動応答するシステムです。旧来の不動産賃貸業界では、仲介会社が管理会社に直接電話をして空室状況や物件情報を確認しておりました。「ぶっかくん」は、自動応答サービスにより、電話対応にかかるコストの約70%、対応時間の約56%を削減いたします。また、昨年11月には、移動の多い不動産業者の業務スタイルに即した「ぶっかくん」アプリもリリースしております。