『デジタルカメラ撮影講座ふんいき辞典』 6月18日（月）発行

「ゆるふわ」「もふもふ」など写真のふんいき作りには法則がある。

2018.07.02 11:00

日経ナショナルジオグラフィック社（代表：中村尚哉、所在地：東京都港区虎ノ門）は、『デジタルカメラ撮影講座ふんいき辞典』を6月18日（月）に発行しました。

　本書は、雑誌『フォトコンライフ』の人気連載をもとに、書籍用の内容を書き下ろして出版するもの。「こんな写真が撮りたい!」を、露出や構図、シャッタースピードといったカメラ特有の専門技術からではなく、撮りたい写真の「ふんいき」から探して撮影手法を学べる、逆引き辞典スタイルの撮影指南書です。

　「ゆるふわ」な作品は、1.スペースとボケで間を作る。2.彩度とコントラストを下げる。「緊迫」した作品は、1.圧迫構図で画面を埋める。2.望遠レンズの圧縮効果で距離感を詰める。ほか、「明るい」「メカニカル」「ロマンティック」など、全33語の「ふんいき」を写真で表現する方法を、撮影とレタッチの画面から、わかりやすく解説します。さらに、豊富な作例と具体例、撮影したい「ふんいき」を表現するためのポイントが満載で、今すぐに、自分の思いが「伝わる写真」が撮れるようになります。

　「写真がうまくなる」とは、「伝わる写真が撮れるようになる」ことであり、「伝わる写真」に仕上げる手段が「ふんいき」作りなのです、と著者はいいます。自分なりの表現を身に付け「思いが伝わる写真」を撮りたい、もっと心に響くような1枚に仕上げたい、という方にぴったりな一冊です。