働く女性の9割以上、健康のためにできるだけ長く働きたいと思う...

働く女性の9割以上、健康のためにできるだけ長く働きたいと思う 働く人も企業も「サステナブル・ワークスタイル」で “心”も“からだ”も元気になる!

サステナブル∞ワークスタイルプロジェクトVOL.1 ~女性の働き方と健康に関する実態調査~

[調査トピックス]

・働いている女性の9割超が仕事をする(働く)ことが、健康(心とからだ)につながっていると回答。

・働くことと健康(心とからだ)とのつながりを感じるときは、「会話をしているとき(コミュニケーション)」62.0%が最も多い。

・健康のためにしていることは、「働く(毎日でなくとも何かしら仕事をする)」が働く女性の半数超という結果となった。

・働いている女性の9割を超える人が「健康のために、できるだけ長く働いていたい」と思っている。

・70歳を超えても働きたいと考える人は3割超、65歳を超えても働きたいと考える人は半数を超える結果となった。

・健康のために、できるだけ長く働きたいと思っている女性の理想の働き方は、年齢や時間に制限がなく、自分自身でスケジュール管理ができるフリーランス形態が半数を超え、働く女性に求められている働き方であるという実態。


 2018年度の実施予定が公表されている厚生労働省の「健康通知表」は、働き手の健康に会社がどう気を配るべきかを示す新たな指標といわれています。一方、働き方改革の推進のためには、企業側だけでなく働く人、一人一人が「持続可能な働き方」ができるように自身の健康についても考える必要があるといえるのではないでしょうか。

 フィールド・クラウドソーシング事業を展開するソフトブレーン・フィールド株式会社(本社東京都港区、代表取締役社長:木名瀬博)は、「女性の働き方と健康(心とからだ)に関する調査」を2018年5月9日~5月16日に実施しました。アンケートの対象は、30代から40代を中心とする当社のキャスト会員(平均年齢45歳)で働いている人、有効回答数は951名でした。(調査概要は、最終ページに記載)


 まず、働くことと健康(心とからだの)のつながりについて調査しました。

 働くことと健康(心とからだ)のかかわりについては、「そう思う」が49.0%、「やや思う」が42.9%、「あまり思わない」が7.3%、「まったく思わない」が0.8%となり、「そう思う」と「やや思う」を合わせ、実に約9割以上の方が「働くことと健康とのつながりがある」と感じていることがわかりました。


 次に、1で働くことが心とからだの健康につながっていると思いますか?に「そう思う」、「やや思う」と回答した人(N=884人)に、実際に働く中でどのような時にそう感じているのかを調査しました。

 「会話をしているとき(コミュニケーション)」62.0%が最も多く、「家庭以外の自分の居場所・価値を見つけられたとき」57.4%、「感謝されたとき」47.5%、「自分の力・スキルを発揮できたとき」45.8%、「自分の成長(スキル習得など)を感じたとき」45.8%、「生活のリズムを保っているとき」43.9%と続きました。

具体的なコメントをみると、「仕事を通して、いくつになっても成長を感じます。(50代/三重県)」や、「ありがとうと感謝されると自分も感謝の気持ちが湧き、心が満たされときにそう感じます。(40代/東京都)」、「日々いい刺激を受けたり与えたり、外で働くのは脳にも身体にもいい事だと思っています。(40代/埼玉県)」、「仕事でやりがいを得ることで、行動力も出て生き生きします。(30代/埼玉県)」など、働くことから、自分の成長を感じ、心もからだも充実感を得ていることがわかりました。


 続いて、働く女性に健康のためにしていることを調査しました。

 「働く(毎日でなくとも何かしら仕事をする)」が55.1%、「生活のリズムを保つ」が49.7%、「食事に気をつける」が45.6%、「外出する」が41.1%、「コミュニケーション・会話の機会を増やす」が36.3%と続きました。 「働く(毎日でなくとも何かしら仕事をする)」が半数を超え、働くことが自身の心とからだの健康に関係していると感じていることがうかがえました。


 次に、健康のために、できるだけ長く働きたいと思うかについて、調査しました。

 「そう思う」が61.0%、「やや思う」が30.2%、「あまり思わない」が7.8%、「まったく思わない」が1.0%となり、「そう思う」と「やや思う」を合わせ、働いている女性の9割を超える人が「健康のために、できるだけ長く働いていたい」という結果でした。


 次に、働いている女性に何歳まで働きたいかについて調査しました。

「80歳超(働けるうちはいつまでも働きたい)」が28.9%と最も多く、「61歳~65歳まで」が26.2%、「66歳~70歳まで」が22.6%、「60歳まで」が17.8%と続いた。70歳を超えても働きたいと考える人は33.5%と3割超、65歳を超えても働きたいと考える人は56.1%と半数を超える結果となりました。


 次に、4の健康のために、できるだけ長く働きたいですか?に「そう思う」、「やや思う」と回答した働く女性(N=867人)に、最も理想的な働き方を聞きました。

 「フリーランス形態(年齢・時間・場所に制約がない働き))」が51.6%、「パートタイムで働くアルバイト形態」が19.3%、「フルタイムで働く社員形態」が13.3%、「派遣社員等の派遣形態」が3.7%と続きました。年齢や時間に制限がなく、自分自身でスケジュール管理ができるフリーランス形態が半数を超え、働く女性に求められている働き方であるという実態がわかりました。


 次に、働くことで、生きがいや元気をもらったエピソードについて自由記述で聞くと、「いろんな価値観の人とコミュニケーションをとることで、情報交換ができる。家の中に閉じこもっていては絶対できない事(50代/埼玉県)」や「家族や友達以外の人と話す事によって、新しい情報を得ることができ、色んな人がいるなとわかるので面白いし為になります。(40代/滋賀県)」、「ひとつひとつの仕事をクリアしていくと、とても嬉しいし、家族以外の人と接していると元気ももらえます。(40代/埼玉県)」のように、働くことで新たな情報や出会いの機会を得ている人もみられました。また、「働いたお金で、家族と食事や旅行に連れて行って喜んでもらえることに生きがいを感じます。(40代/長崎県)」のように、自身で働いて得たお金で家族とともに新たな生きがいを得ている人や「育休中、外に出ることがなく生活リズムも崩れ、人とも関わらなかったので訳もなくイライラしていたが、仕事に戻り、いろんな人と話すことで客観的に見ることができ、自分の存在を確認することができた。(30代/愛知県)」、「家での家事は当たり前に思われていて家族から感謝の言葉をもらえないけど、仕事場では感謝してもらえて、とても嬉しい。(40代/大阪府)」など、家族以外の人と接することで自身の存在価値を感じられたり、感謝されたりすることで喜びや充実感を得ていることがわかりました。


 最後に、ライフステージや環境の変化に応じて女性が継続的に働くことができる環境や政府・企業に求めることについて、働く女性に生の声を聞いたところ、「お年寄りと若い人が共存できる職場(40代/東京都)、「シニアも受け入れられる企業を増やしていくこと(40代/埼玉県)」、「会社に必ず託児所を作る。男性も育児に参加しやすい状況を作り、出勤時間をある程度自由に選べるフレックスタイムを導入(30代/愛知県)」のほか、育児ワンオペ救済制度、家事代行サービス利用補助制度、地域の先輩ママの見守り制度、働くママのための救済制度を求める声や、まだまだ元気に働けるシニア世代が働きたくなるような、協力しようと思うような体制・プラットフォーム作りをしてほしいという声もありました。


 今回の調査から、働く意欲ある女性は、できるだけ長く働き続けられる環境と年齢・時間・場所の制約がない働き方を求めていることに加え、働くことで自身の心とからだの健康につながっていると感じていることがわかりました。


 近年、日本の高度成長期を支えたメンバーシップ型雇用の仕組みが限界に近づきつつあるかのように、心身ともに働く人に無理が生じる働き方の実態が次々と明らかになり、その結果として、働き方改革が叫ばれるようになりました。企業の人手不足が顕著になっている今、旧態依然とした日本的雇用慣行(新卒一括採用、年功序列賃金、企業の一律的な人材登用方法、定年制など)の抜本的な見直しが、喫緊の課題です。

 人生100年時代と言われる今、「働き方」の前に「生き方」を考え、一人一人が自分の「生き方」に合った「持続可能な働き方」を選ぶ時代に日本も移行しつつあります。


 ソフトブレーン・フィールドは、2004年創業当初より長年にわたり、働く意欲ある主婦を中心とした女性達に「年齢・時間・場所の制約がない柔軟な働き方」を提供している背景から、2018年5月31日に「サステナブル∞ワークスタイルプロジェクト(※1)」を発足しました。国連で採択された2030年までの国際目標「SDGs(Sustainable Development Goals/持続可能な開発目標)※1」の考えに基づき、企業にとっても、働く人にとっても、無理・無駄なく、持続可能な働き方こそ、企業の生産性が向上し、本当の働き方改革の推進につながると考え、働く(社会とかかわる機会・社会参画)=見守りあう機会と定義し、今後、賛同パートナーと共に「サステナブル∞ワークスタイル」プロジェクトを推進いたします。


【調査概要】


※1.「サステナブル∞ワークスタイルプロジェクト」とは:https://www.sbfield.co.jp/press/20180531-12953/

ライフステージが変わっても「持続可能な働き方」を主婦を中心とした女性に提供し続けているソフトブレーン・フィールドとプロジェクト賛同パートナーの取り組み・成功事例を、より多くの働く人・企業・社会に広め、本当の働き方改革の推進を目的に発足されたプロジェクトです。また、本プロジェクトの推進とともに、さらにその先を見据え、2030 年までの国際目標「SDGs/持続可能な開発目標」 達成をプロジェクト賛同パートナーと共に加速し、誰も置き去りにしない「持続な可能な社会の実現」を目指します。


参考)厚生労働省 データヘルス改革推進本部 資料

http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/other-jyouhouseisaku.html?tid=408412

http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12601000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Shakaihoshoutantou/0000192275.pdf

http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12601000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Shakaihoshoutantou/0000173049.pdf


【当社にキャスト登録をご希望の方は】

・パソコン用登録URL: https://www.sbfield.co.jp/pc/

・携帯用登録URL: https://www.sbfield.co.jp/m/

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【ソフトブレーン・フィールド株式会社 会社概要】

ソフトブレーン・フィールド株式会社は、ソフトブレーン株式会社(市場名:東証1部・4779、本社:東京都中央区、設立年月日:1992年6月17日、代表取締役社長:豊田浩文)のグループ会社として、全国の主婦を中心とした登録スタッフ約74,000名のネットワークを活用し、北海道から沖縄まで全国のドラッグストアやスーパー、コンビニ、専門店など140,000店舗以上をカバーし、営業支援(ラウンダー)や市場調査(ミステリーショッパー、店頭調査など)を実施しています。当社代表の木名瀬博は、2004年にアサヒビールの社内独立支援制度に応募し、合格第1号事業として独立しました。


「木名瀬 博のフィールド虎の巻」 URL:https://www.sbfield.co.jp/toranomaki


本社所在地 :東京都港区赤坂3-5-2 サンヨー赤坂ビル5階

設 立 :2004 年7 月 / 資本金 :151,499,329円

代表取締役社長 :木名瀬 博

URL : https://www.sbfield.co.jp/


【報道関係お問い合わせ先】

ソフトブレーン・フィールド株式会社 

経営企画部 広報担当 坂本(さかもと)/石井(いしい)

TEL:03-6328-3630  FAX:03-6328-3631 MAIL: press@sbfield.com


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