第15回児童虐待防止シンポジウム「児童虐待防止法の10年 ~...

第15回児童虐待防止シンポジウム 「児童虐待防止法の10年 ~その成果と展望~」開催のお知らせ

 子ども虐待防止「オレンジリボン運動」の総合窓口を担う特定非営利活動法人 児童虐待防止全国ネットワーク(所在地:東京都世田谷区、理事長:吉田 恒雄)は、平成22年6月19日(土)、東京都港区虎ノ門の発明会館ホールにおいて、第15回児童虐待防止シンポジウム「児童虐待防止法の10年 ~その成果と展望~」を開催いたしますので、下記の通りお知らせいたします。

■シンポジウム開催の背景と主旨
 2000年に「児童虐待防止法」が成立してから、今年で10年が経過しました。この間、2度の大きな法改正が行われ、国や自治体・関係機関だけでなく、民間団体も子ども虐待防止に積極的に取り組み、児童相談所や施設等の拡充も図られるなど、さまざまな対応手段が用意されてきました。
 しかし、市町村や児童相談所に対する虐待通報件数は増加の一途をたどり、虐待で命を落とす子どもの数は毎年50人を超え、いっこうに減少の気配をみせていません。
 今回のシンポジウムでは「児童虐待防止法施行後の10年」を振り返り、その成果と課題を整理するとともに、医療、児童相談所、施設での新たな取り組みを取り上げ、これからの虐待対応のあり方を展望し、子ども虐待のない社会をめざすためにどうしたらよいのか、皆さんとともに考えたいと思います。

■開催概要
イベント名:第15回児童虐待防止シンポジウム
      「児童虐待防止法の10年 ~その成果と展望~」
開催日時 :2010年6月19日(土) 13:30~16:30 (13:00 受付開始)
      ※入場無料(事前申込不要)
      ※無料一時託児あり(要事前申込:03-6380-6380)
開催場所 :発明会館ホール
      〒105-0001 東京都港区虎ノ門2-9-14 TEL:03-3502-5499
      地下鉄銀座線「虎ノ門」駅 3番出口 徒歩5分
      地下鉄「霞ヶ関」駅 A13番出口 徒歩13分

<基調講演>
「子ども虐待の防止 ~これまでの10年とこれからの10年」
吉田 恒雄(NPO法人 児童虐待防止全国ネットワーク理事長)

<シンポジウム内容>
「児童虐待防止法の10年 ~その成果と展望~」

=シンポジスト=
医療:奥山 眞紀子氏(国立成育医療研究センター)
「今後の児童虐待防止に向けた医療の取組について」

社会的養護:長澤 克樹氏(児童養護施設 クリスマスヴィレッジ)
「東京都の専門機能強化型児童養護施設について」

児童相談所:鈴木 浩之氏(神奈川県中央児童相談所)
「当事者参画型の再統合のとりくみについて」

【主催】
特定非営利活動法人 児童虐待防止全国ネットワーク
財団法人こども未来財団(予定)

【後援】
内閣府、文部科学省、厚生労働省、
日本子ども虐待防止学会、公益財団法人SBI 子ども希望財団、読売新聞社

■オレンジリボン運動について ( http://www.orangeribbon.jp/ )
 「オレンジリボン運動」は、子ども虐待防止のシンボルマークとしてオレンジリボンを広めることで、子ども虐待をなくすことを呼びかける市民運動です。 児童虐待防止全国ネットワークでは、オレンジリボン運動を通して子ども虐待の現状を伝え、多くの方に子ども虐待の問題に関心を持っていただき、市民のネットワークにより虐待のない社会を築くことを目指しています。

■児童虐待防止全国ネットワークについて ( http://www.zenkokunet.org/ )
 「児童虐待防止全国ネットワーク」は、子どもたちと虐待に関わる各分野での情報交換や共同のソーシャルアクションを行い、また現状や見通しなど各分野からの意見・報告を積み重ねて検討し、児童虐待防止のために資することを目的として、2001年に設立されました。
 オレンジリボンの普及を通じて全国的に子ども虐待への関心を広げる啓発活動や、現状に基づいた建設的な議論を重ねるためのシンポジウムを開催するだけでなく、2004年からは厚生労働省が主催する児童虐待防止対策協議会へもメンバーとして参加しております。
 2006年からは「オレンジリボン運動」の総合窓口として多角的な活動を行っています。

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