学校法人明治大学広報課のロゴ

    学校法人明治大学広報課

    見て、聞いて、触って、 食べられる来場者参加型イベントセミナー 「新しい農業のカタチ」を実施

    ~学生の研究成果が生産現場へ~

    イベント
    2017年7月25日 15:30

    明治大学農学部農学科 野菜園芸学研究室(以下、明治大学)とパイオニアエコサイエンス株式会社(本社:港区虎ノ門、代表取締役社長:竹下達夫)は8月2日(水)、明治大学 生田キャンパス(神奈川県川崎市)にて、“見て、聞いて、触って、食べられる来場者参加型イベントセミナー”「新しい農業のカタチ(イベントの名称:明治大学フィールドデー SUMMER 2017)」を開催します。

    メインイベントは、今年で5回目の開催となるトマトフィールドデーとなっており、その集大成として“ソバージュ栽培完全マニュアル”を発表致します。これは、軽作業で収益性が高いものの労働時間が多いミニトマトについて、従来困難とされていた露地における省力的な栽培法を開発し、成長解析や品種特性を解明することによって最大収量となる栽培技術をマニュアル化し、全国的に普及させる第一歩となります。

    大学発の栽培技術が、こうして全国各地の生産現場で活かされることは、前例としても少なく、非常に重要なものとなっております。

     また、ミニ・中玉トマトを載せるだけで機能性成分リコピンと糖度が同時に計測できるフルーツセレクター(野菜園芸学研究室と株式会社クボタの共同開発)を使用し、来場者の食味と合わせて、全国各地から集めた「ソバージュ栽培」によって作られた「ロッソナポリタン」(ミニトマトの一品種)の味や糖度、質感などを競うコンテストを実施します。

     そのほかにも、アスパラガスやスイートコーン、ニンジン・ミニニンジンなどについて、担当学生が研究成果を発表し、生産現場への研究成果の還元を目指します。

     本学野菜園芸学研究室の最先端の取り組みを、ぜひ取材していただきますよう、何卒よろしくお願いいたします。


    イベント詳細
    開催日時
    2017年8月2日(水)11:30~16:00  ※11:00開場(受付開始)
    会場
    明治大学 生田キャンパス 第一校舎6号館1F・2F・北圃場・南圃場
    (神奈川県川崎市多摩区東三田1-1-1)
    内容
    1.圃場視察
    元木悟准教授の説明に合わせて、北圃場では今春定植した「採りっきり栽培」の8月時点の株養成と後作物利用の様子、南圃場ではトマト「ソバージュ栽培」の着果状況の様子を中心に、圃場の栽培試験をご案内。圃場視察では、それぞれの野菜の担当学生と情報交換ができます。
    2.フルーツセレクター
    当日、持ち寄って頂いたミニトマトについて、元木悟准教授と担当学生がフルーツセレクターを使って、リコピンと糖度の測定を実施します。
    3.「ロッソナポリタン」 コンテスト 「R1グランプリ」
    全国各地から集めた「ソバージュ栽培」によって作られた「ロッソナポリタン」について、フルーツセレクターでリコピンと糖度を測定し、さらにご来場の皆様に食べて頂きながら、その優劣を競います。
    4.調理用トマト試食
    「ソバージュ栽培」で栽培した「シシリアンルージュ」(ミニトマトの一品種)を使ったトマトソースを試食して頂くコーナーを設置します。
    5.アスパラガス「採りっきり栽培」
    昨年定植し、今春収穫を終えたアスパラガスの収量調査の結果、並びにその後作物利用の試験を説明します。
    6.スイートコーン鮮度保持セミナー
    これから旬を迎えるスイートコーンの鮮度保持試験の結果を発表します。
    7.ミニニンジン マーケティング調査
    ミニニンジンのマーケティング調査についてセミナーを行います。
    8.“ソバージュ栽培完全マニュアル”の発表
    トマトフィールドデー5年目の集大成である“ソバージュ栽培完全マニュアル”を発表します。“ソバージュ栽培完全マニュアル”には、5年間の共同研究の成果についても掲載しています。
    9.トマト機能性講座
    トマトの機能性について、一般の方にもわかりやすく、その魅力をお伝えします。
    10.「R1グランプリ」 優勝者の栽培技術の解説
    当日のイベントで実施した「R1グランプリ」の優勝者の栽培方法について解説します。
    参加料
    無料
    主催
    明治大学 農学部 農学科 野菜園芸学研究室
    共催
    パイオニアエコサイエンス(株)(明治大学と共同研究中)
    協力
    (株)キングコール、(株)進藤総合園芸センター、(株)三共、(一社)農山漁村文化協会、山弥織物(株) 、(株)AOB慧央グループ、NECソリューションイノベータ(株)、(株)Sensprout
    「ソバージュ栽培」の共同研究秋田県横手市実験農場、味の素(株)、岩手県農業研究センター、大分県立玖珠美山高等学校、川崎市農業技術支援センター、(株)キングコール、(株)クボタ、県立広島大学、東京都多摩市、農研機構野菜花き研究部門、パイオニアエコサイエンス(株)、山弥織物(株)、(株)AOB慧央グループ
    対象川崎市内、神奈川県内および関東近郊、全国各地の生産者、市場関係者、流通関係者、学生、メディア関係者、その他一般
    参加申込
    参加申込書に必要事項をご記入いただきFAXにてお申込みいただくか、マウロの地中海トマト公式サイト 申込み専用フォーム(http://p-e-s.co.jp/summer2017)よりお申込みいただけます。
    当日の詳細
    パイオニアエコサイエンス(株) マウロの地中海トマト公式サイト
    http://p-e-s.co.jp/summer2017)にて。

    シェア
    FacebookTwitterLine

    配信企業へのお問い合わせ

    取材依頼・商品に対するお問い合わせに関しては、プレスリリース内に記載されている企業・団体に直接ご連絡ください。

    学校法人明治大学広報課

    学校法人明治大学広報課