Cuebus株式会社、成田国際空港「エアポートシティ」 構想実現に向けた実証実験に参画
世界初のリニアモーター式ロボット倉庫「CUEBUS(キューバス)」を展開するCuebus株式会社(東京都台東区、代表取締役社長兼CEO:大久保 勝広、以下「Cuebus」)は、令和7年12月15日、千葉県および成田国際空港株式会社(以下「NAA」)により設立されたNRTエリアデザインセンター(以下「NADC」)が推進する成田空港「エアポートシティ」構想の一環として実施される「成田空港での実装に向けた自動物流道路実証実験」の開始式典に参加し、本実証への参画を正式に決定しました。

CUEBUS自動物流道路イメージ

開始式典で登壇する当社代表の大久保

熊谷知事(左)に実証実験の内容を説明する大久保(右)
【参加企業】
Cuebus株式会社
株式会社大林組
大成建設株式会社
ナガセテクノサービス株式会社
ecoro GmbH
PLiBOT株式会社
Tracteasy社
【取り組みの背景】
NADCが2025年6月に策定した成田空港「エアポートシティ」構想では、成田空港内貨物施設を起点とする自動物流道路の整備等、物流分野の効率化・高度化が掲げられており、テクノロジーと制度の両面から、物流における課題を解決し国際競争力を強化することを目指しています。
なお、本取り組みは、国土交通省が主導する「自動物流道路(Autoflow Road)」構想とは異なるプロジェクトです。自動物流道路が全国規模の次世代物流インフラ整備を目的としているのに対し、今回の実証は千葉県およびNAAが主導する成田空港内およびその周辺地域を対象とした取り組みである点が特徴です。
【実証内容】
■ 実施時期:2026年3月(予定)
■ 実証場所:成田国際空港内道路
Cuebusは、成田空港「エアポートシティ」構想が掲げる次世代物流インフラの実現に向け、自動搬送システムの技術実証および運用検証を担う民間パートナーとして参画します。
これまで自動倉庫・搬送システムで培ってきた技術を活用し、空港内外の貨物搬送プロセスを効率化するため、空港物流の自動化・省人化を支える技術基盤の確立を目指します。具体的には、屋外環境でも安定稼働する自動搬送システムの検証や、空港物流の実運用に適した自動化技術の検証と課題整理などに取り組みます。
【Cuebusについて】
“加速する時間に応える”をミッションに、全方位に走行可能な独自開発リニアモーターをコア技術とする世界唯一の都市型立体ロボット倉庫「CUEBUS」を開発・提供しています。「(1)超収納効率」「(2)超スループット」「(3)超柔軟性」という3つの特長を備え、物流現場の生産性向上や空間利用の最適化など、業界が抱える課題を解決に導きます。
社名 : Cuebus株式会社
所在地 : 東京都台東区蔵前1丁目3番地16号 蔵前JPテラス物流棟7階
代表者 : 大久保 勝広
設立 : 2015年2月
事業内容: リニア駆動型ロボット倉庫CUEBUSの
ハード/ソフトウェア開発・販売
資本金 : 4億9,345万円
URL : https://cuebus.jp/















