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滋賀大学データサイエンス学部が MOOCを活用した高校生向け教育を開始  ― gaccoで「高校生のためのデータサイエンス入門」講座を開講 ―

国立大学法人滋賀大学(以下、滋賀大学)は、株式会社ドコモgacco(以下、ドコモgacco)が運営する大規模公開オンライン講座(MOOC※1)提供サイト「gacco(R)(ガッコ)」において、「高校生のためのデータサイエンス入門」講座を2017年8月1日(火)15時から開講します。

高校生のためのデータサイエンス入門



滋賀大学では、2017年4月に日本初の「データサイエンス学部」を創設しました。データサイエンス学部では、データサイエンスの知識とスキルによって、ビッグデータに秘められた知見を見つけだし、新たな価値を創造するデータサイエンティストの育成によって、社会の発展に貢献することを目指しています。

本講座は、滋賀大学データサイエンス学部の講師陣が、データサイエンティストを目指す高校生のために、身近な題材を用いてデータ分析手法の基本を学べる基礎講座を制作しました。

滋賀大学では、本講座を平成30年度のAO入試※2の前提条件とし、本講座の視聴後、出願時に教材内容に関する課題レポートの提出を求めます。AO入試におけるMOOCの活用は国立大学法人では初の取組みです。

現在、データサイエンス学部の授業において「gacco」の「統計学」講座を活用しており、高度なICT(情報通信技術)活用スキルが求められるデータサイエンス学部にとって、MOOCの活用はAO入試における相応しいものであると考えています。

「gacco」では、これまで15講座のデータサイエンス系講座を開講し、いずれも多くの方にご受講いただきました。その一方で、「初めてデータ分析を実施する人に向けた講座も開講してほしい」という多数の声もあり、それに応える形で本講座の一般公開が実現しました。

講座の詳細は、以下のとおりです。


■「高校生のためのデータサイエンス入門」講座 概要
【講座名】 高校生のためのデータサイエンス入門
【内容】 本講義では身近な題材を用いてデータ分析方法を学び、初歩的なデータ分析スキルの獲得を目指します

第1週
・この講義の概要とねらい
・データサイエンスとは
・公的データを入手する
・地域経済分析システム(RESAS)の利用
・政府統計の総合窓口(e-Statの利用)
・代表値
・標準偏差
・標準化
・ヒストグラム
・箱ひげ図

第2週
・2変数データと散布図
・層別データの扱い
・相関係数とは
・相関係数の特徴
・相関係数と因果関係
・クロス集計
・層別クロス集計
・時系列と指数化
・時系列の移動平均
・時系列の季節調整

【学習期間】
2週間程度(総学習時間 6時間程度)


【受講申込先】
ウェブサイト
(外部リンク: https://lms.gacco.org/courses/course-v1:gacco+pt010+2017_08/about )

※1 MOOC:Massive Open Online Coursesの略。Web上で誰でも無料で参加可能な、大規模かつオープンな講義を提供し、修了者に対して修了証を発行する教育サービス。2012年より米国を中心として、4,500講義を超える主要大学および有名教授によるMOOCが公開され、世界中から3,500万人以上が受講しています。

※2 AO入試:アドミッションズ・オフィス入試の略称。詳細は滋賀大学の募集要項をご確認ください。


*「gacco」は株式会社ドコモgaccoの登録商標です。
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