バルセロナの「ディスフルタール」が2017年度の「注目のレス...

バルセロナの「ディスフルタール」が 2017年度の「注目のレストラン」ミーレ賞を受賞  「エル・ブジ」の技術を継承する 3名のシェフが経営するレストラン

 「世界のベストレストラン50」の部門賞のひとつ、「注目のレストラン」ミーレ賞の本年度の受賞レストランが、2014年12月にスペインのバルセロナにオープンした「ディスフルタール(Disfrutar)」に決定いたしました。「ディスフルタール」は、「世界のベストレストラン50」のナンバー1の座を過去に何度も獲得したスペインの伝説のレストラン「エル・ブジ(El Bulli)」のカリスマオーナーシェフ、フェラン・アドリア氏に従事していた3名のシェフ(マテウ・カサーニャス氏、オリオール・カストロ氏、エドゥアルド・シャトルック氏)が共同経営する店です。

「ディスフルタール」3名のシェフ
「ディスフルタール」3名のシェフ

 カサーニャス氏、カストロ氏、シャトルック氏の3名のシェフは、来月5日(水)にメルボルンで開催される「世界のベストレストラン50」の授賞式に出席し、表彰を受けます。ドイツの高級家電メーカー、ミーレ社が本年のスポンサーを務める同賞は、トップ50リスト入りはできなかったものの、近い将来トップ50リストにランクインする可能性が最も高いと期待される成長目覚しいレストランに授与される部門賞です。

 2011年に「エル・ブジ」が惜しまれながら閉店すると、3人はカタルーニャ州の海沿いに位置するカダケスの町に、スペイン語で“共有する”という意味を持つ「コンパルティール(Compartir)」という名前の店をオープンしました。さらに、この店が評判になると、彼らにとって2軒目となる、スペイン語で“楽しむ”を意味する「ディスフルタール」をオープンしました。瞬く間に人気を博した同店は昨年、初のミシュランの星も獲得しています。

 バルセロナのアシャンプラ地区にある「ディスフルタール」は、地中海を彷彿させる内装とゆったりとした雰囲気が特徴の店です。エントランスを入り、2つのオープンキッチンの前を通り過ぎると、広々とした真っ白なダイニングルームとオープンテラスが目の前に現れます。アースカラーや明るい色合いのさまざまな形の陶器で溢れた店内は、バルセロナの文化的遺産を讃えると同時に、このレストランのアートへの強い拘りを物語っています。

 「ディスフルタール」のマルチコースのテイスティングメニューは、料理に科学の要素を取り入れた“モダニスト・キュイジーヌ”であると同時に、ひと皿ひと皿にシェフたちの個性が際立っています。革新的かつ刺激的で、独創性に富んだコース料理の数々は、ゲストの五感を刺激し料理を食べた人々の心に強い印象を与えます。“ゼラチンで作られた透明なマカロニにトリュフの泡を添え、パルメザンチーズをかけて食べる料理”や、タルトを口に運ぶ際に香りが楽しめるようゲストの手にウィスキーを垂らす“ウィスキー・タルト”などが看板メニューとなっています。


 「『ディスフルタール』では、3人のシェフがそれぞれの才能を余すことなく披露しており、スペインのダイニングシーンにおける彼らの存在感は増すばかりです。創作料理の限界に挑戦する彼らの真摯な姿勢が評価された点が、今回の受賞に至った理由と言えるでしょう」(「アジアのベストレストラン50」グループエディター、ウィリアム・ドリューのコメント)

 「今年度の『注目のレストラン』ミーレ賞を受賞したことは、我々にとって大きな励みとなります。このことは、まだまだ駆け出しのプロジェクトともいえる『ディスフルタール』が皆さまに認めていただけたという証でもありますが、今後もそれに甘んじることなく、各々が更なる高みを目指し、自分自身に挑戦していきたいと思います」(「ディスフルタール」のエドゥアルド・シャトルック氏のコメント)

 「ミーレ社を代表し、『注目のレストラン』ミーレ賞を受賞した『ディスフルタール』に心より祝福の意を表します。“革新”はミーレ社の永遠の信条ですが、今回、『ディスフルタール』の3人のシェフが同賞を受賞したことは、驚異的な想像力をもって新しい料理を作り出す彼らの能力が評価された証に他なりません。当社は世界中で最高の評価を獲得しているこの受賞式典のパートナーであることを大変光栄に思うと同時に、情熱、才能、献辞の3拍子が揃わなければ『注目のレストラン』ミーレ賞を勝ち取ることはできないと考えます」(ミーレ オーストラリア兼ニュージーランドのマネージング・ディレクターのシャーク・ブルーワー氏のコメント)

 「世界のベストレストラン50」の「注目のレストラン賞」はこれまで、ケープタウンの「ザ・テイスティング・キッチン(The Tasting Kitchen)」(2013年)、サンフランシスコの「セゾン(Saison)」(2014年)、シドニーの「セピア(Sepia)」(2015年)、東京の「傳」(2016年)が受賞していますが、本年、「ディスフルタール」がこの賞を受賞したことで、同店も過去の受賞レストランらと肩を並べることになります。


 本年度の「世界のベストレストラン50」に関する最新情報は、以下のソーシャル・メディアでご確認いただけます。また、授賞式の様子はライブストリーミングでもご覧いただけます。

Twitter : @TheWorlds50Best #Worlds50Best
Facebook : https://www.facebook.com/50BestRestaurants
Instagram: @TheWorlds50Best
YouTube : Worlds50Best
ライブストリーミング: http://www.finedininglovers.com
            (サンペレグリノおよびアクアパンナ提供)

 受賞レストランのリストを含む全ての結果は以下のウェブサイトをご参照ください。
http://www.theworlds50best.com/

 また、本リリースに関する高解像度画像などは以下のリンクよりダウンロードいただけます。
http://releasd.com/418a/


【ウィリアム リード メディア グループについて】
 2002年より発表している「世界のベストレストラン50」リストは、ウィリアム リード メディア グループにより運営されており、同社は、同リスト選出にかかわる投票システム、リスト作成、授賞式の運営に関するすべての責任を担っています。


【ホスト国:オーストラリアについて】
 手付かずの自然の風景が広がるオーストラリアは、ここでしか手に入らない素材や新鮮な野菜を使ったすばらしいレストランが数多くあります。多様な文化を受け入れる、自由と想像力に富んだオーストラリア料理を生み出す情熱的なシェフと目覚しい成長を遂げるワイン市場でもあります。


【「注目のレストラン」賞スポンサー、ミーレ社について】
 ミーレ社は、焼き調理器具およびスチーム調理器具、冷凍庫などの製品、コーヒーメーカー、食器洗浄機、洗濯機、掃除器具を含む、高級家電製品を製造する世界的有数のメーカーです。また、同社の業務用機器は、ミーレ・プロフェッショナル社が販売しています。1899年にドイツで創業したミーレ社は、現在、世界各国に47の販売子会社を展開しています。

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