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「空き家改修プロジェクト」が学生団体総選挙にて 部門グランプリと総合グランプリを受賞 ~建築系学生による地域活性化団体が 全国400団体の中から1位に~

芝浦工業大学(東京都港区/学長 村上雅人)の学生プロジェクト団体「空き家改修プロジェクト」が10月16日、東京大学伊藤国際学術研究センター伊藤謝恩ホールにて行われた株式会社賢者屋主催「学生団体総選挙2016」にて、震災復興・地域活性部門の部門グランプリと総合グランプリを受賞しました。
「学生団体総選挙」とは、社会的価値のある活動に取り組む学生団体を表彰するコンテストで、8部門約400団体がエントリー。部門毎に表彰を行い、協賛企業からの審査と会場にいる参加者の投票で総合グランプリを決定しました。

学生団体総選挙2016にて総合グランプリを受賞したメンバー
学生団体総選挙2016にて総合グランプリを受賞したメンバー

◆空き家改修プロジェクト
全国的に増加している空き家問題を背景に、空き家の改修を通じて地域の活性化を目指す学生団体。建築系を専攻する12人から構成され、学生が企画・実行するプロジェクトに大学が資金援助をする芝浦工業大学の取り組み「学生プロジェクト」に2014年度から採択されている。静岡県東伊豆町の空き家を地域のコミュニティスペースに改修しており、現在3軒目の改修に取り組んでいる。

空き家改修プロジェクト Facebook
https://www.facebook.com/akiyapj/


<評価ポイント>
「学生団体総選挙」では、活動目的がより良く広がっている点が審査員に評価をされました。また、学生団体とは思えない幅広い活動や、実際の改修実績も評価され、今回の部門グランプリ、総合グランプリの受賞となりました。

<これまでの活動>
2014年度、東伊豆町役場から空き家を改修しないかという話を受け、活動をスタート。学生自身で施工可能な工法にて、空き家を集会所に改修しました。当初は、学生だけで設計・施工して机上の学びを実践することを目的としていましたが、1年間の活動を通して地域との様々な交流が生まれ、「空き家の改修を通じて、この地域を活性化したい」という目的意識へと変化。2年目以降は地域の中に入って関係性を築きながら、住民と共に人々が集う場づくりを行っています。また、町からの予算だけでなく、クラウドファンディングによる活動資金の調達や、企業協賛で設備機器の提供を受けたほか、テレビや新聞への掲載など外部に向けた活動PRにも努めて成果を出しています。
3年目となる2016年度は静岡県賀茂郡東伊豆町稲取において、東海汽船という稲取から伊豆大島を結ぶ船のチケット売り場(岬の館)を地域コミュニティの場へと改修中です。

<今後の展開>
2017年度は、現在改修中の物件の2階を図書室として整備し、地域コミュニティ促進の場として活用されるよう整える予定です。最終的には、メンバーが地域から離れても、改修した物件を通じて永続的に人と人とのつながりが広がっていく場づくりを目指しています。

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