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    一般社団法人日本分析機器工業会 JAIMA

    中・高校生向け分析機器体験実習 『JAIMAサマーサイエンススクール』を実施

    ~分析機器の操作体験を通じた科学技術教育支援~

    調査・報告
    2016年8月10日 13:00
    一般社団法人日本分析機器工業会(JAIMA、所在地:〒101-0054 東京都千代田区神田錦町1-12-3、会長:栗原 権右衛門/日本電子株式会社 代表取締役社長)は、中・高校生向けの分析機器の体験実習『JAIMAサマーサイエンススクール』を、2016年7月22日(金)に日本科学未来館で開催しました。 日本分析機器工業会ホームページ: http://www.jaima.or.jp/ ■『JAIMAサマーサイエンススクール』とは 『JAIMAサマーサイエンススクール』は、首都圏の中・高校生を対象に、参加した皆様に実際に分析機器を操作体験してもらうことで、様々な産業を支える基盤となっている分析機器および技術についての理解を深め、科学技術への関心を高めてもらうことを目的としたものです。2011年5月に開催された「ICAS 2011公開講座」をきっかけに、JAIMA技術委員会の企画として2012年より開催しています。 ■開催当日の様子 JAIMA会員から構成される技術委員会の各協力企業など13社が、持ち寄った21機種の分析機器を稼働させ、今年は64名の参加者を3~4名の小グループに分けて装置の概要説明、操作体験実習を行いました。 受講した生徒の皆様の中には4回連続して参加されている方や、実施後のアンケートへ「楽しく貴重な時間を過ごせた」「また来年も参加したい」など の意見をいただくなど、夏休みの人気イベントとして定着しつつあります。 また、2016年は、当工業会と協力関係にある、一般社団法人日本臨床検査薬協会も本企画を訪問、見学しました。「参加した中・高校生の皆さんの意欲に満ちた真剣な眼差し、講師をされた各メーカーの方々が準備段階から真摯に対応されている姿に感動いたしました。そしてどのような内容を教え、生徒の皆さんのリアクションがどうであったかなど、大いに参考になるものを得ることが出来ました。」とご意見をいただきました。 ■今後の展望 近年、日本国内においてもSTEM(Science(科学)・Technology(技術)・Engineering(工学)・Mathematics(数学))教育が注目されています。当工業会ではサイエンスや分析機器の面白さを伝えることを目的に、今後もサマーサイエンススクールをはじめとする中・高校生向けイベントの開催を検討してまいります。 実施概要、参加協力企業などは以下のとおりです。 【実施概要】 日時  :2016年7月22日(金)12:30~17:00 場所  :日本科学未来館(第1~3会議室(7階)) 参加人数:64名 【協力企業及び使用装置】 <アジレント・テクノロジー株式会社> キャピラリー電気泳動装置、フーリエ変換赤外分光光度計 <大塚電子株式会社> キャピラリー電気泳動装置 <光明理化学工業株式会社> ガス簡易分析計 <サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社> 紫外・可視分光光度計 <株式会社島津製作所> 高速液体クロマトグラフ <東亜ディーケーケー株式会社> イオンクロマトグラフ <日本電子株式会社> 走査型電子顕微鏡、蛍光X線分析装置 <日本分光株式会社> 紫外可視分光光度計 <株式会社日立ハイテクサイエンス> 示差走査熱量計、走査プローブ顕微鏡 <株式会社日立ハイテクノロジーズ> 走査型電子顕微鏡 <平沼産業株式会社> 水分計/滴定装置 <株式会社堀場製作所> 粒度分布計、pH計 <株式会社リガク> ラマン分光装置、蛍光X線分析装置
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