長い間不漁が続いた「いわし」が数十年ぶりに豊漁に!

不漁で生産を縮小していた人気商品 「いわしレモンじめ」の本格生産を再開!

今年は「まいわし」が豊漁なことを受けて茨城県で水産加工品を製造販売する株式会社鴨安商店(代表:鴨川安男、本社:茨城県神栖市)では、「いわしレモンじめ(平成12年水産庁長官賞受賞)」の生産を本格的に再開しました。

いわしレモンじめ
いわしレモンじめ

【豊漁ないわしを生感覚の「いわしレモンじめ」に】
「海の米」や「海の牧草」とまでいわれる重要なタンパク資源でもあるいわしですが、弱い魚と書く通り鮮度落ちが早く加工が難しいため、これまで「しめさば」のような加工食品はありませんでした。当社では独自の技術を用い、いわしの鮮度を落とすことなく生感覚に仕上げたレモンじめを開発しました。お刺身としてはもちろんのこと洋風総菜としても使え、工夫次第でレパートリーが広がる使い勝手の良い商品です。

地元のレストランでは「ホタテのカルパッチョ」を「いわしのカルパッチョ」に変更。早速メニューに取り入れるとお客様から注文が急増し大好評だとのことです。「鮮度の良いまいわしにレモンを使用しているので臭みがなく、包丁を入れたときの断面がとても美しい。いわしでこの〆加減はプロでもなかなかできない。何もせずこのまま出したいくらいです。」とシェフからも絶賛の言葉をいただきました。

「ご家庭で作るなら、このいわしレモンじめにオリーブオイルと粗びきこしょう、粉チーズだけで絶品のカルパッチョが作れますよ」とのこと。ぜひ試してみては?

【いわし資源:抜けた!長い不漁のトンネル】
「まいわし」の漁獲量は昭和63年の約449万tをピークに年々減少し、一時は3万tを大きく割り込み最盛期の1%にも満たないほどまでに激減。この不漁は20年近く続いておりましたが今年は資源量が大きく回復し、数十年ぶりの豊漁となりそうです。※1

漁業養殖業生産統計を見ますと昨年の「まいわし」の漁獲量は約35万tとなっており、前年(約20万t)対比で1.7倍の伸びとなっております。平成26年以前の過去10年間の平均漁獲量から見ても、昨年はその3倍の漁獲量となりました。

更に今年の上場水揚げ量※2は、平成27年1~3月期の2万4千tに対し本年同期は4万7千tとなっており、昨年対比で2倍近い水揚げ量があることがわかります。単純計算でも推定で過去10年の漁獲の6倍の水揚げペースと言えそうです。

※1 いわし資源には数十年サイクルのレジームシフト(環境変化による豊漁と不漁の波)があるとされています。
※2 「水産物流通調査」から海面漁業生産量の概ね6割を占めるまでの211調査区を調査したデータより

【風評で苦しんだ生産工場】
製造するのは神栖市波崎にある鴨安商店の新港工場。東日本大震災以降、原発事故により風評被害に苦しんできました。今年のいわしの豊漁は当社にとって久々の明るい話題!地元で水揚げされる美味しい「いわし」を更においしく消費者の皆様にお届けしていきます。

【今後は様々ないわし加工品を生産】
本来大衆魚であるいわしは、今後も水揚げが増加し数十年ぶりの豊漁が予測されます。
当社ではこのいわしレモンじめをはじめとし、いわし竜田揚げなど、様々ないわし製品を生産販売してまいります。豊漁が期待されるいわしの美味しい食べ方を広く紹介することで永らく大衆魚とは無縁だったいわしを全国の皆様に食べていただき、日本の魚食文化を再確認していただけるよう取り組んでまいります。

【購入先】
株式会社鴨安商店 工場直売所
茨城県神栖市波崎2468番地
無料電話 0800-600-2875
いわし豊漁!期間限定キャンペーン
6月~7月末まで卸売特別価格で提供!
いわしレモンじめ 6枚入 工場直売価格292円(税込)のところを235円(税込)にて提供
鴨安商店オンラインショップ
http://www.kamoyasu.co.jp/online-shopping/online-shopping.html

業務用食材卸売市場「Mマート」でも好評取扱い中!
https://www.m-mart.co.jp/search/item.php?type=buybuyc&id=kamoyasu&num=15

【会社概要】
名称   : 株式会社鴨安商店
本社工場 : 〒314-0408 茨城県神栖市波崎2468番地
新港工場 : 〒314-0407 茨城県神栖市波崎新港3-5
千葉工場 : 〒260-0023 千葉県千葉市中央区出洲港14-31
URL   : http://www.kamoyasu.co.jp/

カテゴリ:
商品
ジャンル:
フード・飲食 社会(国内)
取材依頼・商品に対するお問い合わせはこちら

プレスリリース配信企業に直接連絡できます。

  • 会社情報