ミャンマーの老舗進出支援会社のジェイサット(J-SAT) マ...

ミャンマーの老舗進出支援会社のジェイサット(J-SAT)  マンダレーコンピュータ大学と工科大学マンダレーの 日本語科を受託  在学中から日本語教育、日本企業への就職をサポート

1998年からミャンマーで日本企業の進出・人材・就職支援を行う株式会社ジェイサットコンサルティング(ミャンマー、代表取締役:西垣 充、以下 J-SAT)は、ミャンマーを代表する工科大学マンダレー(TUM)とマンダレーコンピュータ大学(UCSM)での日本語科目の運営実施について、2016年5月4日に正式契約したことをお知らせいたします。日本企業での勤務を希望する在校生に対し、授業の中で日本語教育を行うだけでなく、大学卒業後スムーズに日系企業に就職できるようサポートいたします。日本語授業は2016年6月1日からスタートです。

マンダレーコンピュータ大学(UCSM)
マンダレーコンピュータ大学(UCSM)

■ミャンマー新政権の樹立と教育改革がもたらす魅力ある大学づくり
2016年4月に新政権が樹立したミャンマー。ミャンマーに進出しているミャンマー日本商工会議所に登録する日本企業は300社を越えており、4月の新政権発足の影響もともないさらに加速する見通しです。
ただ、本格的に採用を行う進出企業は一部であり、営業開始準備を未だすすめているところも少なくありません。長年米国制裁などの影響で民間企業数が圧倒的に少ないこともあり、大学進学率が10%を満たないミャンマーの大学の卒業はおろか、難関の技術大学やコンピュータ大学を卒業しても、就職先がない状況がこれまで続いています。
このような状況下、2010年に民政移管したミャンマー政府は教育改革を推し進めており、これまで大学運営について、中央政府に権限が集中していたものを各大学に移行。2015年からは、大学に合格した学生は住居登録している地区近くの希望学部がある大学に通わないといけなかったものが、学生が自由に大学を選べるようになるなど、様々な改革が行われています。これらの動きにともない、各大学独自に就職相談会を開催、語学を学べるクラスをつくり就職率を上げる、ISOを取得するなど、大学がそれぞれ独自特徴を持ちはじめ、生徒の質の向上、受験者数の向上を目指し魅力ある大学作りを始めました。


■ミャンマー人材に日本語力を求める日系企業
日系企業で働く場合、日本で勤務する場合はもちろん、ミャンマーで勤務する場合であっても日本語力を求める企業は多いです。特にIT分野では、優秀で安価なシステムエンジニアを使って日本のオフショア拠点として進出する企業が最近急増しており、直近3年間ではNTTデータ社や日立、富士通と言った大手から中小企業まで100社近くが進出しています。これまではIT人材を採用する場合、自社で日本語教育を行っているところが多かったが、大学在学中に日本語を習得できれば日系企業への就職には有利になり、大学側からの期待も大きいことがわかっています。


■人材不足の切り札として期待される外国人人材
少子高齢化が深刻化し、あらゆる業界で人手不足が進む日本では、2015年度、日本で働く外国人が90万人を突破しました。特に中小企業にとっては戦略的に外国人を受け入れることが、人口減少が続く中でも企業が成長する条件と位置づけている企業も増え始め、J-SATの子会社でミャンマー人高度人材送り出し機関であるMIBTIでは、2015年から技能実習生の就労期間が制限されず、長年正社員として雇用できる技術ビザを取得し日本で働くことができる、ミャンマー人エンジニアの問い合わせが急増しています。


■日本語教育の内容
大学卒業後、日本企業にて働きたい在校生を対象とし、各大学が選抜。日本語教育期間は2年間で1日90分<1コマ(45分)×2コマ>週2日。日本語力は卒業までに日常的な場面で使われる日本語をある程度理解することができる、日本語検定試験N3レベル到達を目指します。日本語テキストはJ-SATが運営する日本語学校で使用しているオリジナルテキストを使用し、日本語教師もジェイサットのスタッフが担当します。


■就職に直結させる日本語教育
J-SATは2015年度、ミャンマーの大卒者に、管理職やエンジニア、会計など600名以上日本企業に進出させている実績があります。また2014年より科学技術省の協力のもと、ミャンマーの主要国立大学でキャリアセミナーを行っており、
2016年7月も全国16大学にて最高学年約5,000名にセミナーを予定。各大学において就職支援も行い、これまでの経験で培った大学と連携し、ミャンマー進出済み日本企業や、日本にてミャンマー人エンジニアを必要とする日本企業に、日本語教育を受けた人材を、卒業と同時に就職できるよう積極的に支援していきます。

○マンダレーコンピュータ大学University of Computer Studies, Mandalay(UCSM)
http://www.ucsm.edu.mm/

マンダレーコンピュータ大学(UCSM)は1997年に設立された国立大学です。生徒数は現在約900名(うち450名は大学院生)。ミャンマー国内ではヤンゴンコンピュータ大学と並び、学部と大学院を持つコンピュータ専科大学で、特に上ミャンマーにある12コンピュータ国立大学(*)の総本山としてミャンマーを代表するコンピュータ大学。
これまでDepartment of English(英語科)、Department of Burmese(ビルマ語科)があったが、新たにDepartment of Japanese(日本語科)を今回設立。

*Computer University, Myitkyina, Computer University, Bhamo,
 Computer University, Kalay
 Computer University, Monywa, Computer University, Mandalay,
 Computer University, Pakokku
 Computer University, Lashio, Computer University, Kengtung,
 Computer University, Taunggyi
 Computer University, Panglong, Computer University, Meiktila,
 Computer University, Magway

○工科大学マンダレー Technology University Mandalay(TUM)
http://www.tum.edu.mm/

工科大学マンダレー(TUM)は1955年に設立された国立大学です。生徒数は現在約5,000名10学部あります。工科大学マンダレーはミャンマー第二の都市マンダレーにあり、工科大学、高等専門学校の上ビルマ地区における中心学府でミャンマーを代表する工科大学。近年は第二言語習得を強化し、学内に語学専用の局を設立。外国企業からの依頼が多いため、すでに英語、中国語を設立済み。今回は日本語を開設し、将来的には韓国語、タイ語も作る予定で企業と協議を進めています。


■会社概要
会社名 :Japan SAT Consulting Co.,Ltd. (J-SAT)
所在地 :Room 1210, 12A Floor, Sakura Tower, Sakura Tower No.339,
     Bogyoke Aung San Road, Kyauktada T/S, Yangon, Myanmar
資本金 :100,000米ドル
従業員数:社員60名(グループ全体105名)
TEL   :+95-1-255925【代表】
FAX   :+95-1-255925

<MIBTI会社概要>
会社名 :Myanmar International Business Training and
     Internship General Service Co.,Ltd. (MIBTI)
所在地 :Room 1210, 12A Floor, Sakura Tower, Sakura Tower No.339,
     Bogyoke Aung San Road, Kyauktada T/S, Yangon, Myanmar
資本金 :500,000チャット
従業員数:社員17名(グループ全体105名)
海外派遣ライセンス番号:No.147/2015


■関連会社
https://www.atpress.ne.jp/releases/100910/att_100910_1.pdf

プレスリリース添付資料

カテゴリ:
企業動向
ジャンル:
ビジネス全般 教育 経済(国際)
取材依頼・商品に対するお問い合わせはこちら

プレスリリース配信企業に直接連絡できます。