「幸せ」に影響する4つの因子を育て、親も子も幸せになる最高の子育て習慣とは？

みなさんは、自分の子どもにどんなふうに育ってほしいと思いますか？
いろいろな理想像を思い浮かべられるかもしれませんが、根底にあるのは「幸せになってほしい」という願いではないでしょうか。

前野マドカ著『最新の「幸せの研究」でわかった しなやかで強い子になる ４つの心の育て方』http://www.asa21.com/book/b602592.html では、幸せに影響する「4つの因子」を育て、我が子が「幸せ」になれる子育て習慣を紹介しています。

そこで本記事では、本書の内容から一部抜粋し、我が子が幸せになるための子育て習慣についてお伝えしたいと思います。

幸せに影響する４つの因子とは「やってみよう！」「ありがとう！」「なんとかなる！」「ありのままに！」です。

これは、慶応義塾大学大学院ＳＤＭ（システムデザイン・マネジメント）研究所の前野隆司先生が提唱しているものです。

この4つの因子が整っている人は、幸福感が高い状態で、しなやかで強い心を持ち、社会に出てからも活躍できるということが研究でわかっています。

本書では、この4つの因子をお子さんの心の中にバランスよく育て、将来社会に出てもストレスやプレッシャーに押しつぶされることなく、しなやかに強く生きていける大人になるための習慣を紹介していきます。

以下は、この習慣の一部を表にまとめたものです。
(▼こちらから表がダウンロードできます。
https://note.com/api/v2/attachments/download/a3cbe0d4d2832dca3eb139b6d16029b2)

本書の著者は前野隆司先生の奥様で、ともに幸せの研究をしている前野マドカ先生！

そして、本で紹介する数々の習慣は、前野夫妻が子育てで実践してきたことはもちろん、ご友人から聞いたことや本書のためにアンケートにお答えいただいた多くの方々の習慣から集められています。

子育ての現場×幸せの研究から厳選した習慣なので、当然実践しやすく、効果のあるものばかり！

また本書は、4つの心を育てる習慣を紹介する前に、「まずは親の心を整える習慣」からスタートします。

なぜ、「まずは親」なのでしょうか？

その大きな理由は、「幸せは伝染するから」です。
あなたが幸せであれば、発する言葉や態度は自然と幸せに満ち、豊かで実りあるものになっていきます。
パートナーや子どもたちは毎日その言葉や態度をシャワーのように浴び続けていますので、あなたの幸せが自然と伝染していくのです。

そのポジティブなエネルギーは、あなたやパートナー、子どもたちを通じて、かかわるコミュニティにも広がっていくでしょう。

ちなみに、スピリチュアルな話のように聞こえるかもしれませんが、それを証明した学術研究結果もあります（ハーバード大学医学部のニコラス・クリスタキス教授とカリフォルニア大学サンディエゴ校のジェームズ・フォーラー教授らの共同研究）。

親子で幸せになる最高の子育て習慣、ぜひご家庭で実践してみてください！

プロローグ　 「みんな我が子の「幸せ」を願っている
第一章　まずは親の心を整えよう
第二章　「ありがとう」の心を育てる習慣
第三章　「やってみよう」の心を育てる習慣
第四章　「なんとかなる」の心を育てる習慣
第五章　「ありのままに」の心を育てる習慣