手島純特任教授の著書「通信制高校のすべて2.0」が発刊されました

    通信制高校の生徒は10人に1人 なぜ増えているのか

    調査・報告
    2025年11月26日 12:00

    2025年11月21日、彩流社より「通信制高校のすべて2.0」が発刊されました。

    著者には、手島純特任教授ほか、本学の古壕典洋准教授、土岐玲奈准教授、松本幸広客員教授などが
    それぞれの専門領域から通信制高校の現状について書いています。

    2017年に発刊した「通信制高校のすべて」に続き、現在の通信制高校について様々な角度から知ることができる1冊です。

    もくじ

    Ⅰ部 通信制高校を知るために

    • 1.通信制高校を理解するための基礎知識
    • 2.座談会「通信制高校のすべて2.0」

    Ⅱ部 多様な通信制高校

    • 1.私立通信制高校
    • 2.効率通信制高校について
    • 3.株式会社立通信制高校
    • 4.通信教育連携協力施設の動向
    • 5.通信制高校をめぐる教育行政・制度・政策
    • 6.データで読み解く通信制高校の実像

    Ⅲ部 通信制高校をめぐって

    • 1.通信制高校を通して人生を歩む
    • 2.不登校経験者にとっての通信制高校の魅力とは?
    • 3.通信制高校はどこへ行くのか
    • 4.通信教育はなぜ「教育」と呼ばれるのか
    • 5.ドイツ・アメリカの通信教育事情

    著者プロフィール抜粋

    【編者・執筆者】 
    手島純 (てしま じゅん)
    星槎大学共生科学部特任教授。民間企業から転職し、公立高校社会科教員として、通信制高校・定時制高校・全日制高校で35年間勤務。その後、大学兼任講師を歴任し、2017年4月から星槎大学で教職関連科目や社会科系科目を担当。著書に「これが通信制高校だ」(北斗出版)、「格差にゆれる定時制高校」(彩流社)、「高校教師が語る 16歳からの哲学」(彩流社)等、編著書に「通信制高校のすべて」(彩流社)、「教師の『やりがい』とは何か」(小鳥遊書房)等。日本通信教育学会(理事)所属。

    【執筆者抜粋】
    古壕典洋(こぼり のりひろ)
    星槎大学大学院教育学研究科准教授。栃木県芳賀市生まれ。東京大学大学院教育学研究科特任助教を経て現職。専門は社会教育学・生涯学習論・遠隔教育論。遠隔メディアを活用した学びや地域づくりに関心がある。編著書に「ICT教育の現実と未来-学校現場での実践と課題」(彩流社)、共著書に「通信制高校のすべて」、「日本通信教育学会70周年記念誌」(日本通信教育学会)など。

    土岐玲奈(とき れいな)
    星槎大学大学院教育学研究科准教授。専門は学校臨床学・学校教育相談。通信制高校をフィールドに、多様な生徒に対する学修支援やケア的実践に関するアクションリサーチを行ってきた。公教育における制度と実体の乖離、包摂的教育の可能性について、臨床的及び制度的な視点から探究している。著書に「高等学校における<学習ケア>の学校臨床学的考察」(福村出版)、共著に「通信制高校のすべて」(彩流社)がある。新聞やウェブメディアで通信制高校の制度や支援に関するコメントを行っている。日本通信教育学会副会長。

    松本幸広(まつもと ゆきひろ)
    宮澤康夫が創設した「ツルセミ」から、大学卒業後宮澤学園において発達に課題のある子ども達を含めた環境でインクルーシブな教育実践を行う。その後、山口薫とともに星槎大学の創設に従事し、いわゆるグレーゾーンの子ども達の指導にあたる人達の養成を行う。星槎大学においては、各種教員免許課程の設置、大学院の開設も行う。日本自閉スペクトラム学会、日本通信教育学会、日本共生科学会、星槎教育研究所で理事を務めつつ、SEISAアカデミーで現場に立つ。

    ほか多数

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