「ドイツのスポーツ事情」新日本法規WEBサイトに法令記事を2024年3月21日に公開!

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    2024年3月27日 14:00
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     新日本法規出版株式会社(所在地:愛知県名古屋市中区栄1丁目23番20号、代表取締役:星謙一郎 https://www.sn-hoki.co.jp/))は、新日本法規WEBサイトに法令記事「ドイツのスポーツ事情」を2024年3月21日に公開しました。

    「新日本法規WEBサイト」
    https://www.sn-hoki.co.jp/

    執筆の背景

     新日本法規WEBサイトでは弁護士・税理士・社会保険労務士等先生方の興味・関心のあるテーマ、もしくは話題の判例などを基に法令記事を執筆していただいております。
     どの分野の先生がどんなテーマの記事をご執筆いただけるかは公開までのお楽しみです。

    今回のテーマは「ドイツのスポーツ事情」

     先日筆者がドイツに訪問し、ドイツにおけるスポーツ事情について知る機会を得たので本稿ではこの点について紹介しています。
     日本の学校では部活動がスポーツを行う主要な場となっています。一方、ドイツの学校では体育の授業は行われているものの、部活動は存在せず、スポーツはフェライン(以下スポーツクラブ)と呼ばれる地域スポーツクラブで行われています。

     ドイツには87,000ものスポーツクラブがあり、2,700万人の会員がいます。これは国民の約3分の1がクラブの会員であることを示し、幅広い年齢層が加入していることから、スポーツクラブはドイツ国民にとって当たり前の存在となっています。
     また、ドイツのスポーツクラブは会員の年会費で運営され、平均で子供は年60ユーロ、大人は年180ユーロ程度の費用がかかりスポーツクラブは、この年会費を主な収入源として、専門的なコーチや一部のスタッフを除いてボランティアによる運営が基本です。
     スポーツクラブを運営するには、日本における公益社団法人のような非営利団体が運営し、7人以上の発起人の登録が必要とされています。

     ドイツのスポーツはサッカーが人気で、ブンデスリーガと呼ばれるプロサッカーリーグが有名です。
     ブンデスリーガでは1部2部の計36チームがあり、なかでもバイエルン・ミュンヘンが圧倒的な強さを誇っています。しかし、このプロチームをボランティアかつ非営利団体で運営することは難しいため営利法人が行うことが認められています。ただし、スポーツクラブが営利法人の親会社となり、51%以上の議決権を持つ必要がある仕組みとなっているため、ブンデスリーガはスポンサーからの出資金額に拘わらず、スポーツクラブの意向が反映されるようになっています。

     このようにドイツではスポーツが皆で行われる文化が根付いており、ブンデスリーガの試合は地域のサポーターで満員となるなど、スポーツへの関わりが非常に深いです。日本でそのようなスポーツ文化をすぐに取り入れるのは難しくありますが、部活動の地域移行が進む中、ドイツのスポーツへの考え方は参考になる可能性があると考える「ドイツのスポーツ事情」は下記より全文お読みいただけます。

    執筆者
    堀田裕二(弁護士)/アスカ法律事務所パートナー
    「ドイツのスポーツ事情」
    https://tinyurl.com/2cpq8cnu

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