FinTech企業向けサービス「どこどこJP 匿名ネットワーク属性」を 3月1日に提供開始  匿名化されたIPアドレスを判別し危険度を付与

サイバーエリアリサーチ株式会社(本社:静岡県三島市、代表取締役:山本 敬介)は、IPアドレスから様々な情報を読み取るサービス「どこどこJP」に、通信元をカムフラージュしたIPアドレスを判別するためのデータを搭載し、2016年3月1日(火)に提供を開始いたします。

オンラインサービスでの利用例
オンラインサービスでの利用例

プロダクトサイトURL: http://www.docodoco.jp/


■匿名ネットワークの危険性とFinTechを取り巻く現状
匿名ネットワークとは、Tor(トーア)プロジェクト・公開VPNサービス・VPSサービスやクラウドサービスなど、通信元を秘匿化する行為や、秘匿化するためのツールを指します。こうした匿名ネットワークは、通信者の場所や通信内容を隠すために使われる場合が多く、違法または不法な目的で使われる場合もあります。例えば、本人性詐称、クレジットカードや銀行関連の詐欺行為などがそれにあたります。
こうした匿名ネットワークは、オンライン取引におけるリスクとなります。ネットバンキングやオンライン上の金融サービスにおける利便性をITによって高める技術「FinTech」でも、こうしたリスクを分析し回避する必要があります。今後、益々の活性が予測されるFinTech分野での活用を見据え、匿名ネットワークを判別するサービスを発表することとなりました。

〈図:オンラインサービスでの利用例〉
https://www.atpress.ne.jp/releases/91238/img_91238_1.jpg


■不正検出ロジックの先進的な新基準
本サービスは、「容易に匿名化できる状況のIPアドレスであるか」という情報に加え「どういった方法で匿名化しているか」という情報も検出します。具体的には、オンライン決済処理のクレンジングや不正アクセス対策などのシーンにおける新しい判定基準として、「どこどこJP 匿名ネットワーク属性」をご利用いただくことができます。


■「どこどこJP 匿名ネットワーク属性」のデータ概要
匿名化サービスで利用されているIPアドレスに対して、そのサービス名、スコア(弊社が独自に判断した危険度)、付属情報(URLなど)を付与します。

【データサンプル】
パラメータ名 説明            値
name     サービス属性        vps/cloud
score     そのサービスの危険度    40
info     付属情報(サービスURLなど) http://example.com

※調査対象は、国内外の有料および無料の秘匿化サービス、プロキシサーバとして利用される可能性があるVPS/Cloudサービス等です。


■IP Geolocation&IP Intelligence API「どこどこJP」について
「どこどこJP」は、IPアドレスを軸に「位置情報・組織・回線・気象」など82種類のデータを判定するWeb APIサービスです。日々更新される最新のIPアドレスデータベースを搭載し、モダンマーケティング・デジタルメディアテクノロジー・オンライン不正対策などの分野で、市場の最新潮流を支えています。


■サイバーエリアリサーチ株式会社 会社概要
会社名 : サイバーエリアリサーチ株式会社
      (英文名:Cyber Area Research, Inc.)
代表者 : 代表取締役 山本 敬介
所在地 : 〒411-0036 静岡県三島市一番町18-22
      アーサーファーストビル4F
設立  : 2000年2月21日
資本金 : 9,475万円(2015年6月30日現在)
事業内容: IP Geolocation事業、IPアドレス移転事業、Ad Tech事業
URL   : http://www.arearesearch.co.jp/

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