ケータイの中の“もうひとりのジブン”とコミュニケーションするジブン発見空間『CLON』、θ(シータ)versionへ移行【クロン】とエンドレスに対話が可能に～結構楽しくなりました！（当社比）～

次世代ケータイコミュニケーションメディアの企画・開発を行う株式会社CLON Lab(所在地：東京都千代田区、代表取締役社長：中山 小百合、以下：CLON Lab)が提供するサービス“ジブン発見空間『CLON』”の対話エージェント機能について、本日大幅バージョンアップを行ったことをお知らせいたします。

クロンと話す

『CLON』とは、2008年4月2日よりサービスを開始し、ケータイの中にユーザーの分身となる【クロン】を創り出し、その“もうひとりのジブン”と多彩なコミュニケーションを楽しむことができる、知的エンターテインメント・サービスです。
今回のバージョンアップにより、ユーザーは【クロン】との会話をより楽しむことができるようになりました。ユーザーごとの学習を重ねることにより、今後カスタマイズした情報を提供していきます。

CLON Labでは、2008年末での『CLON』利用者数200万人を目指し、今後も様々な技術を用いて機能を高めていき、ケータイの中に“もうひとりのジブン”を創ることを目的に、サービス開発を推進していきます。

■今回のバージョンアップについて
今までの「クロンと話す」は一問一答の会話に過ぎませんでしたが、今回のバージョンアップにより、エンドレスに【クロン】との会話を楽しむことができるようになります。
【クロン】が“質問したい”“おしゃべりしたい”といった具合に、話したい話題を話しかけてくるので、それに合わせて会話を進めることにより、【クロン】があなたのことをどんどん学習します。

また、会話をすればするほど「クロン日記」に書かれる内容も変化し、自分だけの日記が自動的に作られるようになります。毎日【クロン】と会話して、【クロン】が学習すれば、ちょっとだけ賢くなり、様々なことを教えてくれるようになります。

■サービス概要
1.クロンと話す ～対話エージェントの流れ～
　※プレスリリース末部の付帯情報「クロンと話す」をご参照ください。

2.メニュー紹介 ～結構楽しくなった理由～
　※プレスリリース末部の付帯情報「メニュー紹介」をご参照ください。
　※プレスリリース末部の付帯情報「【クロン】が活躍します」をご参照ください。

■θ(シータ)versionに用いられている技術について
1.人工対話エンジン
弊社の人工対話エンジンには、通常の形態素解析では対応しきれない未知の単語を推測して品詞分けする技術や、リアルタイムチャットに耐えうる高速係り受け解析技術など、今までの会話エンジンでは実現し得なかった技術を搭載しています。また統合的に高速化を図っているため、トランザクションに左右されないスムーズな返答生成を可能にしています。今回のリリースでは、搭載されている全ての技術を使ってはおりませんが、今後のバージョンアップを見据え、対話エンジンとして汎用性の高いものを搭載していきます。

2.類似文章解析エンジン
ブログウォッチャー社が持つ自然文章の解析エンジンを改良し、【クロン】とのおしゃべりの内容を解析し類似文章を抽出するエンジンを開発いたしました。本解析技術を利用することで、【クロン】とおしゃべりを楽しんでいるユーザーの中から、同内容の回答パターンをするユーザーを抽出し、会話パターンが似ているユーザーを紹介したり、ユーザーの嗜好性の把握のための要素抽出をしたりすることができます。また、本技術は、会話文の品詞、語尾、文脈、文章の作成の仕方など複数の指標から類似文章を抽出し、類義語、同義語、文章揺らぎにも対応しています。例えば、「熊のぬいぐるみが好きだ」と「ベアーのぬいぐるみが大好きが」を似た文章として抽出することが可能となります。本技術によって、携帯特有の崩れた口語文章でも類似文章の解析が可能となりました。

3.学習型CGM自動生成エンジン
ブログウォッチャー社が持つ自然文章解析エンジンを改良し、ユーザーが【クロン】と会話したり、情報を閲覧したりするなどサイト内でアクションを行うだけで、行動履歴を学習し、その履歴から自動的に【クロン】が日記を書く(CGM生成)エンジンを開発しました。従来のCGM自動生成エンジンは、テンプレート数が有限であるため、日記の生成パターンが有限となりますが、本エンジンは、ユーザーの行動を蓄積するとともに、周辺ユーザーの日記生成パターンを確認することで、同じテンプレートを用いず、自然な日記(CGM生成)が可能となりました。本技術は、将来、重要度を増してくるライフログの基礎技術の中で、ユーザーがライフログを生成する負荷を削減し、ライフログの普及を促す重要な基礎技術となると考えています。

■ブログウォッチャー社について
CGM/UGCからクチコミ・体験談情報を収集し、国内最大級のクチコミデータベースを保有。テキストマイニング技術・検索技術を中核とする共同研究パートナー。
CLON Lab社がサービス・コミュニケーションの企画・設計を担当し、それに応える技術をブログウォッチャー社が提供することで、新しいサービス・技術、共同事業の可能性を検討しています。

■『CLON』サービス利用概況 (2008年7月29日現在)
4月2日よりサービスを開始した“ジブン発見空間『CLON』”は、おかげさまで利用者数も着実に増加しており、累計アクセス数が2,500万PVを突破し、累計ユニークユーザー数は70万人を超えました。また、サービス開始以来、アクティブ率が28％を超え、20代を中心とする男女の熱い指示を受け、拡大し続けております。
なお、ユニークユーザーの内訳は以下の通りです。
【性別】
男性：46％、女性：54％
【年代別】
10代：34％、20代：43％、30代：18％、40代：4％、50代～：1％
【地域別】
北海道・東北：13％、関東：41％、中部：14％、近畿：13％、中国・四国：7％、九州・沖縄：12％

■ジブン発見空間『CLON』とは
『CLON』は、ケータイの中にユーザーの分身となる【クロン】を創り出し、その“もうひとりのジブン”と多彩なコミュニケーションを楽しむことができる、先進技術に基づいた知的エンターテインメントです。
【クロン】がユーザーとの会話(文字入力による)を交わすことで、ユーザーの好みや志向性、行動特性を学習し、ユーザーにマッチした情報を自律的に収集・提供。ユーザー自身により近い存在に進化しながら、ときにはユーザーの話し相手になったり、アドバイザーにもなってくれる＜もうひとりのジブン＝エージェント＞として、豊かな毎日を演出します。

サービス名称　： ジブン発見空間『CLON』
サービス開始日： 2008年4月2日
利用料　　　　： 無料
アクセスURL　 ： http://www.clonlab.com/

■株式会社CLON Lab概要 (2008年7月29日現在)
(1)商号　　　　： 株式会社CLON Lab
(2)主な事業内容： 1.ソフトウェア・ハードウェアの企画、開発、販売、
　　　　　　　　　　設計、保守
　　　　　　　　　2.システムの企画、開発、販売、運営、保守
　　　　　　　　　3.各デジタルコンテンツの企画、制作、配信、情報提供サービス業務
(3)設立年月日　： 2007年11月1日
(4)本店所在地　： 東京都千代田区飯田橋1-6-3 幸洋ビル2F
(5)代表者　　　： 代表取締役社長　中山 小百合
(6)資本の額　　： 8,000万円
(7)URL　　　　 ： http://www.clon.co.jp/