トランスコスモスとCLON Lab、 ロッテアイス「雪見だいふく」のモバイルプロモーションをプロデュース

　トランスコスモス株式会社(本社：東京都渋谷区、代表取締役社長兼COO：奥田 昌孝、証券コード：9715、以下：トランスコスモス)と次世代ケータイコミュニケーションメディアの企画・開発を行う株式会社CLON Lab(本社：東京都渋谷区、代表取締役：中山 小百合、以下：CLON Lab)は、株式会社ロッテアイス(本社：東京都新宿区、代表取締役社長：西 紘平、以下：ロッテ)が展開する『雪見だいふく』2009秋冬プロモーションにおいて、モバイルを活用したコミュニケーションコンテンツ「ゆきみのだいふくさまとおしゃべりしよう！」の提供を本日より開始しました。

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　本企画は、ロッテ『雪見だいふく』のメインターゲットである女子中高生を対象としており、モバイルコンテンツを訪れたユーザーは、『雪見だいふく』の妖精キャラクターである「ゆきみのだいふくさま」と毎日継続して対話を楽しむことができます。対話の中で「ゆきみのだいふくさま」からの質問に答えたり、「ほめる」「つっこむ」などのアクションを行ったりしながら育成していくと、ユーザーの嗜好を学習し対話の精度が上がっていくので、ユーザーにとって身近な話し相手となっていきます。このコンテンツに訪れることで、ユーザーに定期的にブランドを想起させ、購入頻度を上げることを目的としています。


　本企画においてトランスコスモスは、企画、ディレクション、キャラクターデザインを担当しました。ユーザーが空いた時間に気軽に訪れることができ、かつ継続的に楽しんでもらえるインタラクティブ性の高いコンテンツを提案し、採用されました。また、システムは、CLON Labが提供するコンシェルジュサービス(※1)に用いられている人工対話エンジンの技術を活用し、CLON Labがコンテンツ構築を行いました。ロッテへソリューションとして提供を行います。


株式会社ロッテアイス　マーケティング統轄部　情報戦略部　プロモーション課　課長　渡邉 稔明様より、以下のコメントをいただいております。
「発売28年目を迎える雪見だいふくは、認知度に関してはほぼ100％に近いものがありますが、なかなか購入頻度が上がらないというロングセラーブランドならではの課題がありました。そこで、もう一度商品を身近に感じさせる施策として、一昨年来仕掛けてきたブランドサイトにアクセスする頻度を上げ、そうすることでリマインド強化をはかりたい、と強く感じておりました。今回このコンテンツを活用して、長年の課題解決ができたらと大いに期待しております。」


■モバイルプロモーション概要
キャンペーン名　： ゆきみのだいふくさまとおしゃべりしよう！
　　　　　　　　　　～恋愛のこと、受験のこと、なんでも話してね♪～
キャンペーン期間： 2009年9月1日～2010年3月31日(7ヶ月間)
アクセス方法　　： http://kaiwa.yukimidaifuku.jp/
　　　　　　　　　 ※携帯からのみアクセス可
コンセプト　　　： 悩みごとが多く、多感な時期である中高生の生活において、身近な相談役としていろいろな想いを聞いてくれ、話し相手となってくれるコミュニケーションサイト


■サービス概要
1.ゆきみのだいふくさまとおしゃべりする
【だいふくさま】からの質問に答えると、【だいふくさま】から絶妙な返事がかえってきます。その答えがよい場合は「ほめる」、いまひとつの場合は「つっこむ」のあとに、正しい答えを教えることにより、おしゃべりすればするほどユーザーごとの話題を学習していきます。また、会話の途中で【だいふくさま】がいろんな表情をしたり、時には思わぬプレゼントをしてくれたりと、ついつい毎日アクセスしたくなるメニューです。

2.本日のだいふくおみくじ
【だいふくさま】が毎日おみくじで、総合、恋愛、学業、金銭の運勢を占います。さらに、今日の運気を上げてくれる人の名前をズバリ教えてくれます。毎日おみくじを引き続けていると、運命の人に出会えるかもしれません。

3.おしゃべり掲示板
【だいふくさま】からの質問に対し、みんながどんなおしゃべりをしているかリアルタイムにわかります。こっそりのぞいてみると、みんなの意見に共感したり驚いたりと楽しめます。


■画面イメージ
＜トップページ＞
https://www.atpress.ne.jp/releases/12042/1_top1_1.jpg

＜登録ページ＞
https://www.atpress.ne.jp/releases/12042/2_touroku2_2.jpg

＜おみくじ結果ページ＞
https://www.atpress.ne.jp/releases/12042/3_omikuji3_3.jpg


■用いられている技術について
1.人工対話エンジン
ユーザーが入力した文章から形態素解析により単語を切り出し、使用されている単語セット、それぞれの品詞情報、係り受け情報などから総合的に判断し、ユーザーへの自然な返答をリアルタイムに生成します。ある程度の文脈把握が可能となり、ユーザーとの対話が継続しやすいという特徴も有しています。
また、人工対話エンジンの知識は完全ではなく、人間同士の会話と同様に、エンジンがユーザーへ返答できないケースもありますが、独自の学習機能および話題転換機能を用いることで、自然な対話を行うことが可能です。この独自の学習機能により、ユーザーごとの対話を通じ、特徴を把握、学習して、利用すればするほど応答精度が向上し、個性的に進化していきます。同時にエンジン全体がもつ知識量も増えていきます。

2.語感分析エンジン
サブリミナル・インプレッション効果を用いた「語感分析技術」により、ユーザーごとに相性の良い名前を抽出しています。これは、言葉のもつ語感が周囲の人々の潜在脳に与えるイメージを分析する技術で、ユーザーの呼び名の発音体感をもとに、133×36通りのパラメーターからタイプを決定し、基本性向を具体的に把握します。さらにタイプごとに相性の良いタイプに属する名前を独自の名前辞書から抽出しています。


　CLON Labでは、今後様々な企業へソリューションとして提供することで、さらに精度や機能を高めていき、ケータイの中で、“情報のコンシェルジュ”となるサービス開発を推進していきます。
また、トランスコスモスは2009年8月1日より100人規模のモバイル専門組織を設置するなど、モバイル事業を強化しており、さまざまなサービス、ソリューションを活用したモバイルマーケティング、長年のノウハウを基にした検証やお問い合わせ窓口業務などの運用サポートで、お客様企業のモバイルキャンペーンを今後もサポートしていきます。


※1　CLON Labのコンシェルジュサービスとは
CLON Labが2009年7月15日より企業向けに提供を開始した新サービスで、今回のロッテへの提供が第一弾となります。コンシェルジュとして提供するサービスは、対話機能とレコメンド機能がシームレスに連携し、ユーザーは、キャラクターからの質問に答え対話を楽しむだけで、すぐにユーザーの対話に関連したレコメンド情報を受け取ることが可能な仕組みとなっています。
●詳細は2009年7月15日発表のプレスリリースをご確認ください。
( http://www.clon.co.jp/press_releases/090715.html )


■株式会社CLON Lab概要 (2009年7月15日現在)
(1)商号　　　　： 株式会社CLON Lab
(2)主な事業内容： ソフトウェア・ハードウェアの企画、開発、販売、設計、保守など
(3)設立年月日　： 2007年11月1日
(4)本店所在地　： 〒150-0045　東京都渋谷区神泉11-7　セロンビル4F
(5)代表者　　　： 代表取締役　中山 小百合
(6)資本の額　　： 15,000万円
(7)URL　　　　 ： http://www.clon.co.jp/


■トランスコスモス株式会社について
1966年に事業を開始して以来、優れた「人」と最新の「技術力」を融合し、より付加価値の高いサービスを提供することで、お客様企業の競争力強化に努めて参りました。コールセンターサービスをはじめ、ビジネスプロセスアウトソーシングサービス、ビジネスプロセスソリューションサービス、デジタルマーケティングサービスなど、それぞれのサービスを単独、または融合させることで、お客様企業にマーケティングの最適化および効率化、売上の拡大、新規顧客の獲得などを実現する、総合的なITアウトソーシングサービスを提供しております。さらに、これらのサービスは国内だけでなく、アジアを中心に、グローバルに展開しております。当社は高品質なアウトソーシングサービスを世界規模で提供する、お客様企業の「Global IT Partner」を目指しています。(URL： http://www.trans-cosmos.co.jp/ )


※トランスコスモスは、トランスコスモス株式会社の日本及びその他の国における登録商標または商標です。
※その他、記載されている会社名、製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。