金融機関向け記録文書を長期保存する35mmCOMシステムの提供を開始(1ロールフィルムに40,500ページの大容量イメージを収容、100年保存)
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2008年7月8日 12:00 システム・プランニング株式会社(本社:神奈川県海老名市、代表取締役:森弘 英雄、以下「システム・プランニング」)は電子帳票等の記録文書を100年以上長期保存可能な35mmCOMシステムの提供を開始しましたことをお知らせいたします。

銀行で以前から利用されているフィッシュCOMはシート状のため、持ち出しや紛失による情報漏えいのリスクがあり、持ち出し後の数量確認作業にも多大な時間と手間をかけていました。ロールタイプの新35mmCOMは管理のしやすさと大幅なコストダウンで差をつけます。
システム・プランニングは「コンプライアンスは確実・正確・簡単・安価な情報の長期保存が決め手となる」という理念を元に、従来のフィッシュCOMが使い難いため、やむを得ずフィルムでの保存を中止していた銀行への対応処置として、また情報の永久保存を合理的に補完する新たな方法として金融業界全体へアピールして参ります。
電子帳票の長期保存方法としてすでに第二地銀への納入が決まりましたが、銀行の電子帳票だけでなく、コンピューターで記録文書を扱う生保・損保、証券会社、リース会社も対象になります。システムの採用によって情報管理コストの大幅削減ができ、内部処理による情報の安全性と真正情報の管理が可能になり、コンプライアンスの強化に繋がります。
新しい情報管理技術は要約すると、Host CPUのフォームデータ(電子帳票等)や紙からスキャニングしたデータをTIFFイメージにします。そして、システム・プランニングのレンタルシステム、マイクロフィルムプロッターを使用してTIFFイメージを直接2μmのレーザー光で新開発の富士フィルム製35mmCOMフィルムにプロットします。ここまでの一連の作業を社内(行内)で行い、現像部分のみをシステム・プランニングに委託します。
【35mmCOMによる記録文書保存の特徴】
1.1ロールに40,500ページ(A4サイズ)の大容量を収納
1ページあたりのCOM化料金は約1円を実現。従来のフィッシュCOMに比べて大幅コストダウン。
2.属性情報のイメージ記録で簡単検索
属性情報をCOMフィルムにイメージ記録することにより、簡単検索とデータ再生機能の合理化を実現。
3.スペース削減で経費を節約
紙書類で保存した場合と比べると35mmCOM保管スペースは1,000分の1。
無駄な紙出力をなくせばペーパーレス化を実現でき、エコロジー貢献にも。
4.設備投資不要
レンタルシステムなので設備投資が不要であり、常に安定した機材の利用が可能。
また、MT等による行内からの持ち出し不要のため、情報漏えい管理の徹底が可能。
5.システム・プランニングが開発を委託した富士フィルム製DOCUMENT ARCHIVE MEDIA LNフィルムを使用
富士フィルム製DOCUMENT ARCHIVE MEDIA LNはポジティブマイクロイメージでより見易く、PC画面と同一感覚で閲覧。
【35mmCOMシステム費用】
1.マイクロフィルムプロッタレンタル料 ¥350,000/月
2.システム構築・維持管理費 ¥80,000/月
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月間使用料 ¥430,000 (1+2)
3.消耗品(35mm30.5mロールフィルム) ¥34,000/1巻
※フィルムの料金には現像代及びフィルム検査料金を含みます。
【システム・プランニング株式会社について】
会社名 : システム・プランニング株式会社
代表者 : 代表取締役 森弘 英雄
本社所在地: 〒243-0405 神奈川県海老名市国分南1丁目2番23号 2001ビル
設立日 : 1988年(昭和63年)6月28日
資本金 : 1,000万円
従業員数 : 18名
事業内容 : 画像情報機器のシステム設計・製造・販売 並びに導入コンサルティング
竣工図書のMF&CD-R化
画像情報の入力受託
ソフトウェアの開発
アーカイブセンターの設計・管理
URL : http://www.system-p.com