船舶投資ファンド「DG MOMO INVESTMENTS S.A.」設立のお知らせ

    企業動向
    2015年12月7日 10:00

    株式会社ドーガン(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長:森 大介)は、船舶投資を行うファンドとして『DG MOMO INVESTMENTS S.A.』(以下「同ファンド」)の設立を致しました。

    参考資料

    同ファンドは、主にオーストラリアから東南アジアや中国等への生体牛の輸送を担う運搬船(Livestock Carrier)に投資し、香港に本拠地を持つ総合船舶企業であるGLOCAL MARITIME LIMITEDとのパートナーシップに基づき運営を行うスキームとなっております。

    近年オーストラリアの生体牛輸出は増加傾向にあり、とりわけ、中国の牛肉需要拡大に伴って、中国への生体牛の輸出が急成長しております(下表1、2)。今後もアジア圏を中心として、生体牛の荷動きは堅調な成長が期待できる一方で、現在、生体牛を運搬することができる船は世界中に約130隻しか存在せず、その多くは30年を超える船齢となっております。そのような特殊な業界において、今般、同ファンドで取得・保有する船は希少価値の高い船と評価されており、安定した傭船料収入を背景に、社会的にも意義のある妙味の高い投資対象であると判断致しました。GLOCAL MARITIME LIMITEDにとりましては、流動化により得た資金を新船建造資金に充当することで、高まる生体牛輸送需要に積極的かつ資金効率よく対応していくことが可能となります。

    同ファンドは、海外の事業会社と福岡県のファンド会社がパートナーとなってグローバルな事業機会をダイナミックに捉えるという点において、地方創生の新しい形として地域経済を牽引する地方の企業や投資家に対し、強いメッセージを与えるものと自負しています。

    ドーガン社は、2004年の創業来、金融の地産地消を実践して参りました。その間に有した地域特化型の投資ファンド事業のノウハウを活かし、地方企業に対し融資以外の資金調達手法の多様化をこれから積極的に支援して参る所存です。


    ●参考資料
    表1.オーストラリアからの国別生体牛輸出頭数推移(単位:頭数)
    表2.オーストラリアから中国への生体牛輸出頭数推移(単位:頭数)
    https://www.atpress.ne.jp/releases/83713/img_83713_1.jpg


    ●ファンドスキーム図
    https://www.atpress.ne.jp/releases/83713/img_83713_2.jpg

    ●投資対象船舶
    https://www.atpress.ne.jp/releases/83713/img_83713_3.jpg
    船名  :GL LAN XIU(船籍:パナマ)
    船種  :家畜運搬船(2,000頭積み)
    総トン数:6,296トン
    竣工年 :1995年(大規模改造:2011年)


    ●ファンド概要
    ファンド形態:匿名組合契約方式
    ファンド総額:約10億円
    営業者   :DG MOMO INVESTMENTS S.A.(パナマ籍法人)
    出資者   :国内外投資家3社
    ファンド目的:船舶の取得・保有
    金融商品取引業者     :株式会社ドーガン
    第二種金融商品取引業者番号:福岡財務支局長(金商)第101号


    ●会社概要
    商号  :株式会社ドーガン ( http://www.dogan.jp/ )
    代表者 :代表取締役社長 森 大介
    所在地 :福岡市中央区大名二丁目4番22号
    事業内容:九州を中心とする地場企業に対するM&A助言、
         各種経営コンサルティング業務、地域特化型投資ファンドの組成
         及び運営を通じた成長支援、再生支援業務

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