三井化学、タイにおける通気性フィルム製造設備を増設、11月に...

三井化学、タイにおける通気性フィルム製造設備を増設、11月に着工  ~ 東・東南アジアでの需要拡大に対応し衛生材料事業を強化・拡大 ~

三井化学株式会社(代表取締役社長:淡輪 敏)は、衛生材料事業の東・東南アジアでの需要拡大に対応するため、タイで紙おむつ向け不織布・通気性フィルムを製造・販売しているMitsui Hygiene Materials(Thailand)Co., Ltd.(社長:石井 浩、以下 MHM)において、通気性フィルム製造設備を増設します。

三井化学の紙おむつ向け材料製造拠点(タイ)
三井化学の紙おむつ向け材料製造拠点(タイ)

【設備増設及びMHMの概要】
1.対象製品  :紙おむつ向け通気性フィルム(商品名:エスポアール(R))
2.会社名   :Mitsui Hygiene Materials(Thailand)Co., Ltd.
3.所在地   :タイ国ラヨン県イースタンシーボード工業団地
4.事業目的  :不織布及び通気性フィルムの製造・販売
5.設立    :2001年8月
6.資本金   :1,310百万タイバーツ(三井化学100%出資)
7.増設能力  :4,200トン/年
         (現行生産能力は6,700トン/年、増設後10,900トン/年)
8.スケジュール:着工 2015年11月、完工 2016年11月
         営業運転開始 2017年1月


当社は、ヘルスケア事業をモビリティー、フード&パッケージングとともに成長分野として育成するべく、さらなる拡大を目指しています。その中で、ヘルスケア事業の一つである衛生材料は、紙おむつメーカーの海外展開に対応し、東・東南アジアで、高品質な衛生材料を供給し事業拡大を図ることを目指しています。

子供用紙おむつ市場では、日本における日本製プレミアム紙おむつのインバウンド需要及び、輸出(主に中国向け)が急速に拡大しています。また、東南アジアでは紙おむつの普及率の向上、及びプレミアム紙おむつの普及・拡大に伴い、引き続き高い成長が見込まれています。

当社通気性フィルムは、プレミアム紙おむつに求められるフィルム性能と印刷特性に秀でており、東・東南アジア市場の紙おむつメーカーから強い信頼を得ながら需要が拡大してきました。今後共、通気性フィルムの需要増に対応すべく高い品質・コスト競争力を有する通気性フィルム製造設備を増設することにより、さらなる事業の強化・拡大を図るとともに東・東南アジアでのリーダーの地位をより強固にするべく取り組んでまいります。


<参考:通気性フィルムを増設するMHMの外観>
https://www.atpress.ne.jp/releases/81745/img_81745_1.jpg

取材依頼・商品に対するお問い合わせに関しては
プレスリリース内にございます企業・団体に直接ご連絡ください。

  • 会社情報