マザー・テラサワ定例読書会の全講義録をAIで横断検索できる 「AIマザー・テラサワシステム」を公開
独立系出版社が独自構築。書籍の外から思想にアクセスする新しい試み
文芸書などの刊行を行うTRASHBOOKS(所在地:神奈川県厚木市、代表:杉本健太郎)は、「哲学芸人」マザー・テラサワが主宰する定例読書会の全講義録テキストをAIに学習させ、誰でも自然言語で検索・質問できるシステム「AIマザー・テラサワシステム」を2026年3月25日より公開しました。



システムの概要
本システムは、TRASHBOOKSが発行するマザー・テラサワ講義録シリーズ(第1期全17巻+第2期既刊3巻、計20巻分)の全テキストをベクトルデータベースに登録し、ユーザーが入力した質問に対してAIが該当箇所を参照しながら回答する仕組みです。カール・シュミットの友敵理論、ニーチェの永劫回帰、芸人・伽説いわしとの創作対談など、講義録に収録された幅広いテーマを横断的に検索できます。
アクセスはTRASHBOOKS公式サイト内の定例読書会データベースページから無料で利用可能です。
https://www.trashbooks.jp/dokushokai.html
第2期マザー・テラサワ講義録の詳細は特設ページをご覧ください。
https://www.trashbooks.jp/terasawa.html
開発の背景と意図
講義録という「購入者にしか届かない出版物」の知的内容を、購入の壁を越えて社会に開く試みとして構築しました。制度的なアカデミズムの外で10年以上にわたって思想的活動を続けてきたマザー・テラサワの仕事を、永続的にアクセス可能なかたちでアーカイブすることが目的です。調査の範囲では、独立系出版社がこの種のシステムを独自に構築・公開した事例は国内ではほとんど見当たりません。
技術構成
PDF全文のベクトル化にOpenAI Embeddingを、検索エンジンにChromaDB、バックエンドにFastAPIを使用。縦組みPDFの文字抽出に独自の処理を施し、日本語の縦組み出版物への対応を実現しました。構築・運用はTRASHBOOKS代表の杉本健太郎が単独で行っています。
「マザー・テラサワ講義録」とは?
「哲学芸人」マザー・テラサワが、主に哲学・思想の古典的名著を解説する「定例読書会」の模様を収録した講義録。10年以上の歴史を持つこの読書会は、難解な思想を日常の問題へと接続する試みとして定評を得ている。第2期は「主権・国家・支配」をテーマに全13巻2026-2027で刊行予定。
マザー・テラサワ 略歴

1982年北海道北見市出身。横浜市立大学卒業後、早稲田大学大学院政治学研究科修士課程進学。政治思想、特にハンナ・アーレントの思想研究を通し人間が全体主義に加担するメカニズムについて考察。しかし研究に行き詰まり大学院を除籍。次第に半分は研究からの逃避、もう半分は表現の矛先を変えたいとの思いから芸人を志す。現在「哲学芸人」を標榜し、東京都内のお笑いライブや自主主催の思想書解説セミナーにて活動中。
【X】 https://x.com/mother_terasawa
【note】https://note.com/motherterasawa
会社概要
商号 TRASHBOOKS
代表者 代表 杉本 健太郎
所在地 〒243-0018 神奈川県厚木市中町2丁目14番9号 昌栄プラザ6-B
設立 2021年11月
事業内容 出版物の企画・編集・制作
URL https://www.trashbooks.jp/





















