学校法人芝浦工業大学が監事機能を強化 ~監事を増員し常勤化、...

学校法人芝浦工業大学が監事機能を強化  ~監事を増員し常勤化、ガバナンスの強化を図る~

 学校法人芝浦工業大学(所在地:東京都江東区、理事長:五十嵐久也)は、ガバナンス改革の一環として、理事会運営や設置学校の教学運営に対する監事機能を強化します。
 監事の数をこれまでの2名から3名に増員し、うち2名を常勤監事とします。また、設置学校諸会議に出席し意見を述べる機会を設け、監事会議を設置し、理事長・学長へ問題提起や勧告を行うことができるようにします。監事の職務を実質的なものとし、有効に機能する体制を整えました。これにより、適切な法人運営を期すためのガバナンス強化を図ります。

新監査システムのフロー図
新監査システムのフロー図

■ガバナンス改革への取り組み
 学校法人芝浦工業大学では、その中心である芝浦工業大学をはじめ、設置各学校が適切な運営を行うことはもちろん、持続的に発展するために必要な教育研究改革を間断なく実現するため、平成25年に「理事会の取り組み方針」を定め、ガバナンス改革への取り組みを開始しました。この一つに監事機能の強化を掲げ、平成25年12月中央教育審議会「大学のガバナンス改革」(審議まとめ)等を参考にその具体化を目指してきました。


■監事機能の強化ポイント
(1) 監事を2名から3名に増員し、うち2名を常勤監事とする
(2) 監事会議を設置し、議長と副議長を置く
(3) 監事は本法人の会議および大学等各学校の会議に出席し、意見を述べることができる
(4) 監事は、会計監査法人、監査室と連携し、必要に応じて理事長、学長および学校長に問題や課題を提起・勧告することができる

<新しい監査システムのフロー図>
https://www.atpress.ne.jp/releases/78499/img_78499_1.jpg


■監事の選任
 監事として、以下の方々を選任しました。これからの監事は、学校法人の公共性に鑑み法人運営の適正性を確保するだけでなく、監事個々のキャリアの強みを生かし、教学運営を含む学校法人の業務全般について機能することが必要と考えています。

大室康一 氏(70歳)
現職:株式会社大室産業 代表取締役社長
略歴:早稲田大学政治経済学部卒業
   三井不動産株式会社入社
   元代表取締役副社長。その他、株式会社帝国ホテル、
   三井生命保険株式会社社外取締役、公益社団法人日本都市計画学会監事、
   財務省財政制度等審議会委員、
   内閣府行政刷新会議規制・制度改革に関する分科会委員などを歴任。

秋山豪 氏(74歳)
現職:鹿島建設株式会社 顧問
   東観光開発株式会社(高坂カントリークラブ) 代表取締役社長
略歴:学習院大学政経学部経済学科卒
   鹿島建設株式会社入社
   元専務取締役財務本部長。その他公益法人鹿島学術振興財団監事、
   公益法人渥美国際交流財団評議員、
   一般社団法人学習院桜友会副会長など。

秋山進 氏(52歳)
現職:プリンシプル・コンサルティング・グループ株式会社 代表取締役
略歴:京都大学経済学部卒業
   株式会社リクルート入社
   アール・プロメトリック社(現プロメトリック社)の
   戦略担当Vice President、株式会社カネボウ化粧品CCO代行などを歴任。
   その他、株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ社外取締役、
   らでぃっしゅぼーや株式会社社外監査役、
   国際大学グローバルコミュニケーションセンター客員研究員、
   光産業創成大学院大学客員教授。


■多くの学校法人に先駆けた改革をめざす
 これらは、私立学校法に規定された監事の職務を拡張し、また中央教育審議会(審議まとめ)の主旨を具体化するものです。
 学校法人芝浦工業大学では、今回の監事機能の強化によりその体制を整えることで、より適切な運営を期すと同時に、社会から信頼され求められる学校法人となるべく、引き続き改革を進めていきます。

カテゴリ:
企業動向
ジャンル:
ビジネス全般 教育
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