米iCAT社、Intel Core(TM) i7搭載 ハイエンド・メディア・センター・システムおよび 車載に対応したモバイル・メディアセンター・システムを発売 ~64bit Real Time Linux OS、Windows 10 Pro搭載モデル~

米国iCAT Inc.(所在地:米国ラスベガス、President:前川 昌秀)は、DLNA(DMS/DMP/DMR/DMC)のすべての機能要素を搭載しDigital Livingのセンターに据えるハイエンド・メディアセンター・システム「iCAT AVCloud」シリーズを2015年10月10日より販売開始します。

E7L-4KUHR、E7W-4KUHR
E7L-4KUHR、E7W-4KUHR

本システムを利用することによって、グローバルマーケットにおいて急速に成長する音楽・動画配信サービス、ダウンロード配信サービス、4K対応のビデオ、カメラ、スマートフォンなどのコンテンツを、高音質・高画質で再生することができ、またコンテンツの保管・管理・配信および接続するネットワーク対応AV機器をリモートで操作可能となります。


製品画像1:E7L-4KUHR、E7W-4KUHR
https://www.atpress.ne.jp/releases/75741/img_75741_1.jpg

製品画像2: C3L-HDUHR
https://www.atpress.ne.jp/releases/75741/img_75741_2.jpg


≪64bit Real Time Linux搭載 Media Center Systemの概要≫
<E7L-4KUHR>

・LANケーブルと電源ケーブルを繋ぐだけですぐに使用できるクイック・イージー・スタート

・新開発MsHD 7.1 OSとIntel Core(TM) i7 (Intel Iris Graphics 6100)を採用し、従来モデルと比較し大幅に動画性能と音質の向上を図りました。

・音楽配信ソフトには、新たに英illustrate社と共同開発したMsHD用音楽専用配信ソフトウェアを搭載し、国内DLNAガイドラインと欧米のオーディオ機器(UPnP)の仕様に対応し、24bitへのアップサンプリング配信やフォーマット変換配信機能、インターネットRadioのDLNA再配信や多彩な選曲方法の追加など音質・機能の面の向上を図りました。

・最新のアプリケーションを搭載しプレイヤー機能をより高めました。芬蘭Signalyst社の高音質プレイヤー「HQPlayer Ver.3.9」、米JRiver社のDSD、4K対応のメディアセンターソフト「JRiver Media Center 21」をリリースと同時にMsHD7.1に最適化した専用ビルド版を搭載しアプリケーションレベルでの音質・性能改善を行いました。

・IEEE802.11ac(867Mbps)対応のWi-Fiを搭載し、世界初の4K、ウルトラハイレゾコンテンツの配信をWi-Fi環境下でも可能とした高音質・高画質メディアサーバーを実現しました。

・Bluetooth 4に対応し、Bluetooth対応ヘッドホンやスピーカーの使用を可能とし、アンプレスでの音楽再生環境を提供するとともに、DLNA非対応のコンポなどBluetooth対応オーディオ機器へも音楽配信を可能としました。またスマートフォンなどのデバイスの一元管理にも対応しました。

・“リモート操作” 新たにRDPに対応しWindows 標準のリモートデスクトップを用いて接続を可能としました。Mac OS Xも標準のVNCによるリモートデスクトップを用いることで操作が可能となり、PC連携時のソフトウェアインストールの必要性を回避簡素化。新GUIの採用によりタブレットモードの表示に切り替え可能とすることで、操作性の向上を図りました。iPadなどのタブレットやスマートフォンからはブラウザーからの操作や、各オーディオ機器メーカー提供の使い慣れたDMCアプリでの操作が可能です。

・ファイル転送速度を大きく改善しました。超ハイレゾ化で1曲1GB~2GBに達するファイルの転送時間や配信レスポンスを改善しました。

・CD/DVDに特化したドライブと制御方法の変更により、高級CDプレイヤーの音質を凌駕する音質の実現とリッピング時の精度向上を図りました。

・“i7モデルとしての驚異的な、静音・省電力の実現” 徹底したパワーマネージメントと筐体熱設計によりCPUの発熱を抑えることで、CPUファンの回転数を最低限まで下げることでノートPC以下の静音性と省電力性能を実現しました。


≪Windows 10 Pro 搭載 Media Center Systemの概要≫
<E7W-4KUHR>

・Linuxモデル同等の機能をWindows 10 Proをベースに実現したモデルです。

・AV用途にチューニングを施し、一般汎用PCではUSB DACに頼るしかなかった音質をUSB DACレスで実現しWindowsの高音質改善を実現しました。Windows8.1 Updateを搭載した従来モデル(HTPC)に対して、4K UHDTV 16:9(3840×2160)60pとDCI 4K 1.9:1(4096×2304)に対応しハードウェアとソフトウェアによるHybridデコードにより描画速度を50%引き上げ、60pや高ビットレート4K、DCI 4Kコンテンツをスムーズに再生することができます。

・BDドライブを搭載し、BD再生にも対応しています。

・Windows 10から搭載されなくなったWindowsメディアプレイヤーの機能を補完するDMS、DMRの機能を標準で提供しています。

・英illustrate社のソフトウェアをオプション設定しました。dBpowerampは高音質リッピングが可能でID TAGの情報としてジャケット情報を付加したり多くの音楽情報を埋め込むことができます。PerfectTUNESはそのID TAG情報を編集することができます。Linuxモデルに搭載したDMSは、これらTAG情報の活用で比類なきメディアの選択方法を提供します。


≪64bit Real Time Linux搭載 Media Center Systemの概要≫
<C3L-HDUHR>

・OSにKernel 4.1を採用、RDP機能追加、ALSA新バージョン搭載など、これまでいただいたユーザーからの意見をすべて反映させ正当進化したMsHD6.7を搭載した、高音質メディアサーバー・モデルです。

・従来のサーバーソフトに加え、英illustrate社と共同開発したMsHD用音楽専用配信ソフトウェアと高音質プレイヤーHQPlayer Ver.3も事前に実装済みで、オプションでライセンスを購入することで使用することができます。

・JRiver Media Centerとの親和性を改善しました。

・iTunes 12.3.0.44にも対応したiTunesサーバーを搭載

・超ハイレゾ、超解像度の音楽、画像、動画の配信に影響を与えるファイル転送速度の改善を行いました。

・起動時間の改善によりWake on LANを有効にした際、即座にアクセスが可能となります。


≪64bit Real Time Linux搭載 Mobile Media Center Systemの概要≫
<B3L-4KUHR>

・E7L-4KUHR同等の機能を搭載し、自室内に限らず長期出張時のホテル、自動車内やモバイル環境にも持ち出せるメディアセンター製品です。モバイル環境においてFLCA、DSDやPCMの超ハイレゾやコンテンツを楽しむことができます。スマートフォンのテザリングやモバイルルーターを用いてネットワーク環境を作ることができるB3L-4KUHRはそのモバイル空間でメディア配信機能を提供します。12V電源に対応し自動車のバッテリーやモバイルバッテリーで動作します。iPhoneやスマホ経由のUSB接続、HDMI、アナログ、Bluetoothなどで車載AV機器との接続も可能です。

・モバイルを想定してHDDを排して振動に強いSSDを採用しています。
(※ 5.2GHz、5.3GHz帯域の電波の屋外での使用は電波法により禁じられています。)


≪製品概要≫
型名(JANコード):E7L-4KUHR 4562430950325
         E7W-4KUHR 4562430950349
         C3L-HDUHR 4562430950356
         B3L-4KUHR 4562430950363
発売日     :2015年10月10日
価格      :オープン価格

<主な特長:MsHD 7.1>
音楽用に新たに開発されたiCAT MsHD(Music System High Definition)は第2世代のOSでLinux Server OSをベースに最新Linux Kernel 4.2 およびRT Kernel 3.14を新ハードに合わせてビルド搭載し、ハードウェア制御、デバイスドライバー、ファームウェア、プロセス管理などシステム全体のチューニングを施し音楽の再生にフォーカスしたOSです。例えばOSのタスク処理に関する時間軸におけるハイレゾ化とも言えるリアルタイム処理により、負荷の大きい非圧縮ウルトラハイレゾ音源などの再生、配信における過程のプロセスを最適に制御することで、透明感と分解能の高い歪のないピュアな音質を実現しています。また、Intel Core(TM) i7とIntel Iris Graphics 6100の採用に向け、最新のKernelやモジュールより、新しいハードウェアやアプリケーションに対応することを可能にしました。一方でサーバー機能に求められる安定性と信頼性に対応する要求は安定した実績のあるモジュールを使用することで、この相反する要求に応じるために、モジュールをハイブリッドとしたOSです。ALSAモジュールは最新版を搭載しました。ネットワーク転送効率の改善も行い音質面以外においても、ハイレゾの肥大化したフィルサイズに対応するなど、メディアセンター用途に最適な環境を整えた専用OSとしています。

<主な特長:MsHD 6.7>
従来のMsHD OSをベースに、Linux Kernel 4.1、RT Kernel 3.10の採用、RDP機能追加、ALSAのバージョンアップ、セキュリティーアップデートなど正当な進化をはかった音楽サーバー用OSです。これまでのTWINサーバーに加え、新たに英illustrate社と共同開発したMsHD用音楽専用配信ソフトウェアと高音質プレイヤーとしてHQPlayer Ver.3も予め搭載しており、オプションライセンスを購入することですぐに使用できます。プレイヤーとしてのアプリケーション搭載に主眼を置いて開発された第2世代のMsHD7.1からのフィードバックを施した熟成されたOSです。

<AVCloud シリーズの仕様>
■E7L(W)-4KUHR[429×45(58)×200mm,3.6Kg]
■C3L-HDUHR  [140×50(65)×200mm,1.5Kg]
■B3L-4KUHR  [115×50×110mm,0.7Kg]

<ハードウェア仕様>
添付PDFをご確認ください。

<AVCloud シリーズ情報>
http:www.icat-inc.com

<市場推定価格>
オープンプライス

※「市場推定価格」は、発売前の製品について、市場での販売価格を当社が推定したものです。なお、製品の実際の販売価格は、各販売店により決定されます。

<関連情報>
http://www.icat-inc.com/
https://www.facebook.com/iCAT.Inc

プレスリリース添付資料

カテゴリ:
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AV
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