iCAT Inc. 新設計音楽配信専用サーバーソフトを採用  WAVやDSDIFFなどもジャケット表示可能な音楽配信専用サーバーソフト

    企業動向
    2014年4月21日 11:00

    米国iCAT Inc.(所在地:米国ラスベガス、President:前川 昌秀)とエム・システムズ株式会社(所在地:兵庫県加古川市、代表取締役:前川 將秀)はDLNA/UPnP製品向けの音楽配信に特化したソフトウェアをiCAT製品に採用することで基本合意しました。両社は、それぞれが有する技術・ノウハウをベースに仕様や開発項目などの協議を行い、近年、一層その広がりを見せている音楽配信のマーケットニーズに応じた製品を開発していきます。

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    iCAT社は、これまでのメディアサーバーソフトとともに新たに「musica」をベースとしたソフトをiCAT AVCloudシリーズに搭載し、DLNA準拠のテレビやオーディオ機器、LINN KINSKYなど海外製で使用されている“Universal Plug and Play”規格対応のオーディオ機器やソフトウェアに対応し、WAVやDSDIFFなどこれまでジャケット表示ができなかった音楽ファイルのタグ対応やジャケット表示を可能としたモデルを4月末に市場に追加投入を予定しています。

    また、この新たな音楽配信サーバーソフトとARM(R) Cortex(TM)-A9を使用した製品も計画しています。

    エム・システムズ社は、“Digital Living Network Alliance”(以下、DLNA)/UPnPに対応した音楽配信ソフトウェア「musica」の評価版を公開し、サイトからダウンロードが可能です。

    Apple LosslessやFLACといった可逆圧縮音源、DSD 1bitオーディオ、AIFFやWAVといった無圧縮音源、AACやMP3、WMAといった非可逆圧縮音源、などの様々なフォーマットに対応していくとともに、Apple LosslessやFLACに対応していない機器には自動的にトランスコードして配信する機能を搭載しています。

    両社は今後、国内外の機器メーカーに関連するオーディオコーデックやオーディオ配信ソフトウェアに関するライセンス、チューニングなどのサービスを提供する予定です。


    <主な特長>
    musicaはDLNA/UPnP AVに対応した製品へ音楽を配信することに特化した新設計のサーバーソフトウェアです。

    DSDの1bitオーディオ、Apple LosslessやFLACといった可逆圧縮、AIFFやWAVといった無圧縮、AACやMP3、WMAといった非可逆圧縮などの市場で使用実績の高いフォーマットに対応しており、再生機器で未対応のフォーマットもサーバーでデコードしてから配信する機能を搭載することで、フォーマットの対応可否を気にすることなく、音楽を楽しむことにより一層集中することができます。

    <主な仕様>
    ・Apple Lossless/FLAC
    サンプリング周波数:192kHzまで
    量子化bit数    :16bit、24bit
    チャンネル数   :モノラル、ステレオ

    ・DSDIFF/DSF/WSD
    サンプリング周波数:2.8MHz、5.6MHz、11.2MHz
    チャンネル数   :モノラル、ステレオ

    ・AIFF/WAV
    サンプリング周波数:384kHzまで
    量子化bit数    :16bit、24bit
    チャンネル数   :モノラル、ステレオ

    ・AAC/MP3/WMA
    サンプリング周波数:48kHzまで
    量子化bit数    :16bit
    チャンネル数   :モノラル、ステレオ


    <評価版対応OS>
    ・OS X 10.9 Mavericks
    ・FreeBSD/NetBSD
    ・Ubuntu 12.04 LTS 64bit/32bit


    <関連情報>
    iCAT Inc, Japan     : http://www.icat-inc.com
                  http://i-cat.biz
    株式会社DEE iCAT事業部 : http://www.digital-ee.com
    エム・システムズ株式会社: http://www.m-systems.co.jp/

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