木造戸建住宅「優游居」が「2015年度 グッドデザイン賞」を受賞

    ~子育て終わりの夫婦に適した上質なすまいに高い評価~

    企業動向
    2015年9月29日 13:30

    株式会社リヴ(本社:京都市西京区、代表取締役:波夛野 賢)が京都府長岡京市で建築した木造戸建住宅「優游居(ゆうゆうきょ)」が、この度 2015年度 グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。

    「優游居」外観

    「優游居」は“子育てが終わった夫婦が、自分たちの時間を自分たちのために有意義に使う器としての、コンパクトで上質なすまい”というコンセプトを具現化した住宅です。審査員からは「子どもが独立した後の夫婦の住まいに、新しいモデルが求められている。子どもが成長して家を出た後の個室を物置のままに放置している住宅が多い。本対象は現代の草庵とも言うべき上質なデザインによってこの問題に答えようとする意欲作である。」として高く評価されました。
    当社では今回の受賞を契機に「優游居」をはじめ、さまざまなライフスタイルにそくした住宅の提供を図ると共に、地元に密着した住まいづくり、まちづくりを積極的に推進します。


    ■建築概要:木造在来工法 地上2階
    軒高  :5,761mm
    最高高さ:7,500mm
    敷地面積:119.62m2
    建築面積:46.32m2
    延床面積:71.74m2

    ■デザイナー:有限会社ランドサット 安田 利宏
    http://www.landsat.jp

    ■デザイナーからのコメント
    子どもが独立した後の夫婦の住まいは、2人が生活を楽しむための器であるべきです。建物名「優游居」は「優游涵泳(ゆったりとした心のままにじっくりと学問や芸術を味わうこと)」という言葉が由来です。“老後と呼ぶにはまだ早い自分たちのための時間を自分たちのために有意義に使う。”そんなコンパクトで上質なすまいが「優游居」なのです。

    ■事業主体:株式会社リヴ
    http://liv-r.co.jp

    ■事業主体からのコメント
    「優游居」は、構造材に京都産木材を使用し、乙訓地域特産の竹を庭園に使用しております。また本住宅ではサントリー山崎蒸溜所で使用済みのオーク樽を再加工した床材を使用し、地元由来の材料を積極的に使用した「地産地消」の住宅となっております。

    ■グッドデザイン賞ウェブサイトでの紹介ページ
    http://liv-r.co.jp/yuyukyo/


    <グッドデザイン賞とは>
    グッドデザイン賞は、1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を発端とする、日本唯一の総合的なデザイン評価・推奨の運動です。これまで59年にわたり、デザインを通じて日本の産業や生活文化を向上させる運動として展開してきました。今日では国内外の多くの企業や団体などが参加する世界的なデザイン賞で、グッドデザイン賞受賞のシンボルである「Gマーク」は、すぐれたデザインを示すシンボルとして広く親しまれています。
    http://www.g-mark.org/