「大手小町ラストメッセージ大賞」入賞作決まる  大賞はハンドルネーム「お魚グリーン」さんの 「なんとかなるからあんまり心配しすぎないで」

    調査・報告
    2015年9月16日 10:30
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    読売新聞東京本社が運営する女性サイト「大手小町」( http://otekomachi.jp/ )は、大切な人への“最期の言葉”を募集した「大手小町ラストメッセージ大賞」の入賞作を決定し、大賞として、東京都のハンドルネーム「お魚グリーン」さん(53)が長男の“未来のお嫁さん”につづったメッセージ「なんとかなるからあんまり心配しすぎないで」を選出しました。審査委員長は、タレントの壇蜜さんです。

    審査委員長の壇蜜さん

    結果は次の通りです。

    ■大賞
    なんとかなるからあんまり心配しすぎないで
    (まだ見ぬ息子のお嫁さんへ。東京都・お魚グリーンさん)

    【メッセージを書いた動機】
    23歳で二つ年上の主人に嫁ぎました。主人は自営業の二代目、そして三人の子育て……。大変でなかったと言ったらうそになるかもしれませんが、私でもなんとかなりました。息子も結婚の年頃になり、メッセージを書いてみようと思いました。
    【選考理由】
    大きな心配事や悲しい出来事のせいで、前向きな気持ちになれない時、そっと背中を押してくれるような優しさが感じられます。壇蜜さんは「誰にでも言えて、誰にでも当てはまる“公共性”のある言葉。このメッセージがたくさんの人に共有され、色褪せずに伝わり続けたらいいなと思います」と話しています。

    ■金賞
    命日ではなく結婚記念日に手を合わせてください。覚えてますか?
    (夫へ。茨城県・ぽぽさん)

    ■金賞
    また、誰かと幸せになってください。私はあなたに、こんなにも幸せにしてもらったから、もう充分。だから、また誰かを愛して、その人にあなたの優しさを注いであげてね。私が独り占めするにはもったいないから(笑)あなたが幸せだと、私は心底嬉しいのです。いっぱい、愛してくれてどうもありがとう。ずっと、ずっと愛しています。
    (夫へ。千葉県・micchyさん)

    ■金賞
    いつも遠くにいたあなた。大好きでした。大嫌いでした。頼りにしていました。頼りにしていませんでした。全部ひっくるめて、愛していました。どうか、優しいままでいて下さい。また会えるといいな。
    (主人へ。福岡県・風花さん)

    ■銀賞
    大阪府・中尾まゆみさんら5点

    ※選考の経緯、選考理由など詳細は大手小町の結果発表をご覧ください。
    http://www.yomiuri.co.jp/komachi/plus/besttopic/20150914-OYT8T50067.html


    ◆「大手小町ラストメッセージ大賞」とは?◆
    大手小町の掲示板「発言小町」に昨年寄せられた投稿に、義母の遺品から家族宛ての手紙が出てきたという「いっしょうけんめいいきてください(駄)」( http://www.yomiuri.co.jp/komachi/plus/besttopic/20141219-OYT8T50048.html )がありました。その投稿が広く共感を呼び、年間で最も心に残ったトピックを選ぶ「発言小町大賞2014」の「ベストトピ賞」を受賞しました。それをきっかけに、もしも人生の終幕が近づいているとしたら誰にどんな言葉を残すかを考えてもらおうと、「大手小町ラストメッセージ大賞」を企画しました。

    ※募集期間 5月27日~7月31日
    ※応募点数 354点(応募フォームにて受け付け)
    ※賞品 大賞(1名)=Amazonギフト券10万円分/金賞(3名)=Amazonギフト券3万円分/銀賞(5名)=Amazonギフト券1万円分

    ◆「大手小町」とは?◆
    読売新聞社が運営するウェブサイト「YOMIURI ONLINE(ヨミウリ・オンライン)」にある女性向けページ。ファッション、美容、子育て、占いなど女性が気になる情報を発信しているほか、掲示板「発言小町」も人気で、月間2億PVを超える人気コンテンツとなっています。