京セラ、ブラジルにソーラー街灯約4,300基を納入

高速道路への設置では同国最大※となる合計3.2MWの太陽光発電システムを搭載

京セラ株式会社とKyocera Solar, Inc.は、ブラジル・リオデジャネイロの5つの主要な高速道路を結ぶArco Metropoliano do Rio de Janeiroに、京セラ製太陽電池モジュールを搭載した独立型ソーラー街灯約4,300基を納入しましたのでお知らせいたします。

京セラがソーラー街灯を納入したブラジルの高速道路1
京セラがソーラー街灯を納入したブラジルの高速道路1

本プロジェクトは、リオデジャネイロ州政府の公共事業の一環で、ブラジルのエンジニアリング企業であるSoter社によって、高速道路全長145kmの半分以上にあたる約73kmにソーラー街灯が設置されました。街灯に搭載された太陽光発電システムの出力は合計で3.2MWとなり、高速道路への設置ではブラジル最大※となります。年間発電量は合計2.8GWhを見込み、これはブラジルの一般家庭約1,527世帯の消費電力量に相当し、1,583エーカーの森が吸収するのと同量の二酸化炭素排出量を削減できます。太陽光を活用することで、ブラジル政府は送電網を持たなかった地域の高速道路の電灯へ電気を供給することが可能になりました。

国際エネルギー機関が発表した2013年の「世界のエネルギー見通し」によると、ブラジルの一次エネルギー需要のうち45%近くが再生可能エネルギーによって満たされており、同国のエネルギー部門は世界で最も炭素集約度の低い国のひとつとなっています。京セラは、今回のブラジルの非常に重要なプロジェクトを通じて、地球環境および人々の生活向上に貢献してまいります。

※高速道路に設置された太陽光発電システムにおいて(2015年8月11日時点、京セラ調べ)

京セラグループ グローバルサイト:
KYOCERA Solar Lights Up Arco Metropolitano, Brazil’s Largest Solar-Powered Highway
http://global.kyocera.com/news/2015/0801_fmso.html

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