家電製品購入実態調査 『CCI Express』 サービス開始のお知らせ

報道関係者各位
プレスリリース                      2007年9月18日
         ジーエフケー マーケティングサービス ジャパン株式会社

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   家電製品購入実態調査 『CCI Express』 サービス開始のお知らせ
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ジーエフケー マーケティングサービス ジャパン株式会社(所在地:東京都
中野区、代表取締役:平野 享一)は、消費者の購入後コメントが属性・購入
モデルと連動して閲覧できる、時系列消費者調査データベース『CCI Express』
を発表しました。

今回発表の『CCI Express』は、家電製品購入者の満足点・不満点コメントを、
簡単な操作で検索・閲覧をできるようにしたものです。
毎月の家電製品購入者に対して、購入モデルを聞き取り、それに対する満足・
不満足点について、購入直後の生の声を拾っています。
さらに、データベースに含む性別や年齢など5項目の消費者属性・最大15項目の
製品スペック情報などあらゆる切り口から分析が可能です。
家電量販POSデータの売上ランキング情報も付加されており、売れ筋商品の
弱み・強みを容易に分析することも可能となっています。

メーカー・流通法人における活用例としては、以下などが挙げられます。

(1)機能に対する評価の確認
  商品の購入者はどのような点に満足しているのか
  (例:液晶TV購入者は、満足点として何を挙げているのか?
    「画質」なのか「大きさ」なのか「音質」なのか?)
(2)広告表現などの適切さの確認
  商品の購入者は満足点をどのように表現するのか
  (例:液晶TV購入者の満足コメントは「画質がよい」なのか「きれい」
     なのか?広告のキャッチフレーズは、購入者の満足点にリンクして
     いるのか?それとも期待はずれなどの不満感を生んではいないか?)
(3)ターゲットごとの評価の確認
  属性別に、商品の評価点に差は見られるか
  (例:専業主婦は何を満足に感じているのか?20代男性は製品のどの点に
     不満を抱いているのか?)

激しさを増す家電量販の勢力争いや、家電のデジタル化で技術優位性の崩壊が
指摘される昨今、世界でも先進市場とされる日本の消費者の声を集め、提供
するというCCI Expressについては、業界各社から様々な期待が寄せられて
います。

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分析事例1
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詳細画像は、リリース末部の付帯情報「分析事例1」をご参照ください。
「分析事例1」:カテゴリ別満足点キーワードの出現率 既婚男性VS専業主婦
※データ期間:2007年2月~7月

液晶テレビ購入者のうち、「大きい」「きれい」など感覚的なキーワードは
主婦に多く、「画質」など機能や品質に関わるキーワードは既婚男性に多く
見られる。女性がターゲットの場合、感覚に訴求することが有効な販促手段と
なりそうである。

デジタルビデオカメラ購入者のうち、主婦は「簡単」「軽い」こと、既婚男性は
「画質」に満足感が強い。主婦の意見もデジタル製品の購入決定を左右して
いる様子が伺える。また製品の使いやすさの向上が、新たな層による購入を
促すと言えそうである。

掃除機購入者においては、「軽い」「コンパクト」「吸引」は実際に使用する
頻度の高い主婦において多く、「静か」なことは男性において高いことが
特徴的だ。掃除機の音を横で聞いてうるさいと感じていた既婚男性の満足感が
垣間見える。

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分析事例2
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詳細画像は、リリース末部の付帯情報「分析事例2」をご参照ください。
「分析事例2」:各カテゴリ間の満足点キーワード出現率
※データ期間:2007年2月~7月

各カテゴリで特徴的なキーワードを見ていくと、「安い」というキーワードが
最も多く出現する製品グループと、製品の機能や特長を示すキーワードが多く
出現する製品グループに分けられることがわかった。
製品の特長を示すキーワードで満足点が語られるグループには、プラズマ
テレビ、全自動洗濯機、DVDレコーダーなど高機能化が著しいカテゴリが
含まれている。「画面」(プラズマテレビ)・「静か」(全自動洗濯機)・「録画」
(DVDレコーダー)など機能的な特長に関する満足感が多くあげられていること
から、高機能化に対する需要はまだ根強く残っていることが伺える。
一方、「安い」というキーワードで満足点が語られるグループには、ブラウン管
テレビやDVDプレーヤー、エアコンなどが含まれる。エアコンは省エネ製品
として定着したといえるが、「安い」というキーワードは、現在も「省エネ」
というキーワードを上回る重要性を持っていると言える。
消費者にとって単に購入価格が「安い」ということだけではなく、ランニング
コストを含めたトータルでの「安さ」をいかに理解してもらうかが今後の
重要なテーマとなっていくのではないだろうか。


◆CCI Express調査概要
調査方法      :インターネット調査・全国有力家電量販店パネル調査
調査対象者     :1. 16歳以上の男女
           2. 過去1ヶ月以内に該当する家電製品(対象品目参照)を
             購入された方
サンプル数     :約60,000
           (2007年9月現在全対象品目回答延べサンプル数)
提供方法      :Web
サービススケジュール:調査対象期間 調査対象月1日から月末
調査実施期間    :調査対象月の月末から調査対象翌月上旬
データアップロード :調査対象翌月の25日前後
サービスカテゴリ  :カラーテレビ(CRT/LCD/PDP)
           DVDプレーヤー/レコーダー
           デジタルポータブルオーディオプレーヤ
           デジタルスチルカメラ(コンパクト/一眼レフ)
           デジタルビデオカメラ
           パソコン(デスクトップ/ノート)
           携帯電話
           デジタルビデオカメラ
           パソコン用プリンタ
           全自動洗濯機
           冷蔵庫
           炊飯電子ジャー
           掃除機
           電子レンジ
           エアコン
           空気清浄機
           シェーバー(男性用/女性用)


≪GfK Japanのデータについて≫
全国有力家電量販店より、毎日POSデータを収集。モデル別であらゆる
カテゴリーの動向を調査している。多くの市場データが出荷時点を捉えている
のに対し、販売時点で実需を細かく追っているのが特徴である。
また、同様に総合量販店(GMS)や地域家電店、インターネットチャネルなど
からも販売データを収集。家電以外にも、ゴルフ用品やDVDソフトウエアの
販売データを構築している。


◆製品に関するお問合せ
 ジーエフケーマーケティングサービスジャパン株式会社
 企画調査部
 TEL : 03-5350-4767
 Mail: marketing_R@gfkjpn.co.jp
 担当: 清川

◆サービス、データご利用に関するお問合せ
 ジーエフケーマーケティングサービスジャパン株式会社
 国内営業部
 TEL : 03-5350-4632
 Mail: sales@gfkjpn.co.jp
 担当: 秋元

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