梅雨から夏は、一番ニオイを感じる季節!気になるニオイTOP3...

梅雨から夏は、一番ニオイを感じる季節! 気になるニオイTOP3は「ワキ」「頭」「口・息」。 「他人」のニオイは、「自分」の合わせ鏡。ケアしたい意識が高まる?

「オレンジページくらし予報」では、これからやってくる湿気の多い梅雨、何かとニオイが気になる季節を前に、「からだのニオイに関する調査」を実施いたしました。
結果は「自分のからだのニオイが気になる」と82%が回答。気になる季節は「夏」が一番多く83%。梅雨から夏にかけて気になる「からだのニオイ」の場所を挙げてもらうと、自分のニオイも他人のニオイも「ワキ」が1位となりました。次いで気になるのが自分は「頭」「口・息」、他人は「口・息」「頭」。順位に入れ替わりはありますが、TOP3は同じです。
ニオイについて、気になるシーンを自由回答で聞くと「雨に濡れたとき」「湿度が高いとき」「蒸し暑いとき」など、梅雨特有のシーンが多く寄せられました。
 東京大学大学院教授で嗅覚研究をしている東原和成先生に、調査結果を見ていただきながら、湿度が高くなる「梅雨特有のシーン」でニオイが気になる人が多くなる理由などについて伺いました。

ニオイが気になるのはどこ?
ニオイが気になるのはどこ?

【ダイジェスト】
「他人」の気になるニオイは、「自分」の合わせ鏡。ケアしたい意識が高まる?
「ニオイと湿度」の密接な関係。梅雨から夏は、ニオイを一番感じやすい季節。
気になる頭のニオイは「こまめに洗髪」。頭皮ケアへの注目も上昇中!

「他人」のニオイは、「自分」の合わせ鏡。他人のニオイで、自分をケアしたい意識が高まる?
自分のからだのニオイが気になりますか?との問いに、82%が「気になる」と回答。
これからの季節「梅雨から夏にかけて」からだでニオイが気になる場所について、自分と他人について聞くと、自分のニオイTOP3は「ワキ」、「頭」、「口・息」。他人のニオイでは「ワキ」、「口・息」、「頭」。「頭」と「口・息」は順位に違いがあるものの、自分・他人とも気になる場所はこの3か所のようです。


 東原先生によれば、人は「他人のニオイ」は感知できるけれど、「自分のニオイ」には慣れているため感じにくいそう。特に「頭」「口・息」は自分の鼻に近く「ニオイ」を感知しにくい場所にも関わらず、気になる上位に挙げられています。
この結果は、他人のニオイが気になるからこそ、「自分」がその部分をケアしたいという「合わせ鏡的意識」の表れともいえるのではないでしょうか。


「ニオイと湿度」の密接な関係。梅雨から夏は、ニオイを一番感じやすい季節。
ニオイについて気になるシーンを自由回答で聞いたところ「雨に濡れたとき」(42人)、「湿度が高いとき」(33人)、「蒸し暑い、蒸れた時」(32人)など「梅雨特有のシーン」が多く寄せられましたが、これには科学的根拠がありました。

東原先生によると湿度が高いほうが、人はニオイを感じやすいといいます。ニオイは揮発性の物質で気温や湿度によって拡散のしかたに違いがあり、高いほど飛びやすくなる性質があるというのです。例えば革製品は、乾燥して気温が低い冬にはニオイは飛びにくいため「心地よい革のにおい」と感じるのに対し、梅雨の蒸し暑い電車の中などでは「鼻について臭い」と感じます。革がもっているニオイは冬も夏も同じなのに、感じ方に差がでるのは、湿度による拡散の違いによるものだったのです。
また、人の鼻のなかも湿度がある程度あるほうがニオイを感じやすくなるそう。犬などの鼻先が濡れているのはそのせいと言われます。
自分のニオイが気になる季節は「夏」と83%が回答していますが、それには科学的にも理由があったのです。日本の夏は蒸し暑く、中でも梅雨は湿度が高いため、ニオイ成分が空気中に飛散しやすくなっており、鼻も一番感じやすい季節だったのです。

合わせて、日本では梅雨から夏は湿度が高くカビや微生物が発生したり、食べ物が腐ったりしやすい気候のため、日本人にはニオイ=不潔、不衛生と感じる文化があるそう。それがからだのニオイ対策にもあらわれ、ニオイを取り去りたいという無臭志向に繋がっているのではと東原先生はおっしゃいます。

「ワキ」「口・息」ニオイ対策の専門商品がたくさん出ていますが、最近、頭皮ケアに特化した商品やヘッドスパなどのサービスも出始め、頭皮ケアへの注目も高まりつつあります。
では、頭のニオイに、どのように対応しているのでしょうか?


気になる頭のニオイは「こまめに洗髪」。頭皮ケアへの注目も上昇中!
アンケートでは、気になる頭のニオイ対策は「こまめに洗髪する」が一番多く73%。きちんとニオイを取り去りたいという意識が浮かびあがっています。

花王株式会社調べでは、からだの中で一番皮脂線が多いのが実は頭の「地肌」とのこと。額の2倍、腕や足に比べると16倍も皮脂腺があり、ニオイ・ベタつきの原因の一つは酸化した皮脂、古くなった角質・菌だそうです。しかし、頭は髪の毛が密集しているため、指が地肌まで届きにくく、洗っているつもりでも、きちんと皮脂汚れが落とせていない人が多いのではないでしょうか。


この点に注目して開発されたのが、花王から発売中の「メリットピュアン」。強くこすらなくても皮脂汚れが落としやすい洗浄技術を取り入れ、“洗いたて”のようなキレイが続くので、ニオイ・ベタつきが気になる方にオススメです。
>>http://www.kao.co.jp/merit/pyuan/

梅雨から夏のニオイを一番感じやすい季節。ふと、他人の頭のニオイが気になった時には、自分の「頭皮」を意識してみませんか。

取材協力/東原和成(東京大学大学院農学生命科学研究科教授)
東京大学農学部農芸化学科卒業、NY州立大学Stony Brook校化学科博士課程修了(Ph.D.)。Duke大学、神戸大学などを経て、2009年より現職。文部科学大臣表彰若手科学者賞、読売新聞社ゴールドメダル賞、日本学士院学術奨励賞など。共著書に「においと味わいの不思議」(虹有社)など

アンケート概要
●調査対象:オレンジページくらし予報モニター会員・女性(有効回答数)1133人
●調査方法:インターネット調査  ●調査期間:2015年4月10日~4月16日

●「オレンジページくらし予報」について
オレンジページくらし予報とは、オレンジページ社のモニターのなかでもアクティブな会員1万人の声を集めたリサーチ・コミュニティです。当社のモニターには、〈一般女性よりも「食意識」「生活全般に対する意識」が高い〉という特徴があります。くらし予報では、20代後半から50代の生活者が感じていることを引き出します。食意識を軸に対象者を6つのタイプに分類し、調査、比較検討することも可能です。 WEB上でのアンケート調査、キッチンスタジオ「オレンジページサロン」を利用した座談会など、ご相談に応じて展開いたします。


●『オレンジページ』について
失敗なくおいしく作れるレシピ情報が支持され、今年創刊30周年を迎える生活情報誌。30代~40代の主婦を中心に幅広い読者層を誇ります。発行部数=348,980部(2014年印刷証明書付発行部数)。

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