約6割の人が、日頃から歩くことを意識しているウォーキングは健...

約6割の人が、日頃から歩くことを意識している ウォーキングは健康増進、家計の節約、心の充足につながる  ~いまやビジネスシーンでも取り入れられる、ウォーキング効果~

 株式会社プラネット(所在地:東京都港区、代表取締役社長:田上 正勝)は、消費財にまつわるトピックスをお届けする「Fromプラネット」の第12号として、歩数計に関する意識調査の結果を発表いたします。

表1
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■8割以上の人が「運動不足」を感じている
 花粉症の季節も去り、初夏の爽やかな空気が満喫できるいい季節になりました。行楽やレジャーにと外出したり、スポーツをしたりする機会も増えるのではないでしょうか?そこで今回は、手軽な運動“ウォーキング”に欠かせない、歩数計についての意識調査をしました。
 まずは、運動不足をどのぐらい感じているかを調査したところ、全体の84.0%と大部分の人が「運動不足と感じている」と回答。中でも、最も「感じている」人の割合が多かったのは、40代女性で91.3%。逆に数値が少ないのは、20代男性70.4%、次いで、70代女性の73.3%。最も若い世代と最も上の世代が「運動不足を感じている人の割合が少ない」という、面白い結果になりました。

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出典  :インターワイヤード株式会社が運営するネットリサーチ『DIMSDRIVE』実施のアンケート「歩数計・ウォーキング」。
調査期間:2015年4月7日~4月17日、DIMSDRIVEモニター5,766人が回答。表2~表3・エピソードの出典も同アンケートです。


■運動不足解消にぴったり。約6割の人が、日頃から歩くことを意識している
 次に、運動不足を日常的に解消できる、“歩くこと”を意識していますか、という質問をしてみました。59.9%と約6割の人が「意識している」と回答。男女比をみると、男性の方が若干多く、63.8%が「意識している」と回答しました。
 さらに性年代別に見てみると、最も意識していると回答したのが、男女ともに70代以上。ともに81.7%と8割以上の人が「歩くことを意識している」と回答しました。60代以上の人も7割以上が「意識している」と回答していることから、健康に関する意識の高い、高齢世代の人はすすんで歩いているという日常が、アンケート結果からうかがえました。

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■男性は時間が、女性は気分や天候が大事。男女で歩く時の目安がこんなに違う!
 それでは、歩く際に何を目安に歩いているのかを聞いてみました。最も多かったのは、「時間」で35.4%。次いで「距離」が27.4%でした。「その日の気分」25.5%や「歩数」25.2%も、歩く際の目安にしていることが調査からわかりました。
 これを、性年代別に見ると非常に面白い結果になりました。男性は、どの年代でも、「時間」や「距離」を重視しているのに対して、40代、50代の女性が「その日の気分」を最も重視しているなど、それぞれの価値観の違いが顕著になりました。
 また、男性では回答が見られなかった「天候・気温」が40代・50代・60代の女性は3位に、70代の女性は2位にランクインしています。紫外線による日焼けや、暑い季節は熱中症などを回避するために、女性は目安にしているのではないかと推測されます。
 20代の男女を見てみると、どちらも歩くのは「その日の気分」によってということがわかりました。他のスポーツなどで発散できているのか、運動不足をあまり感じていない20代男性は、やはり「気分がのれば」歩くぐらいのスタイルなのかもしれません。

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■歩数計と歩数計アプリ、それぞれの良さを把握して上手く活用しよう
 ウォーキングのお供と言えば歩数計ですが、最近では、スマートフォンを歩数計として代用できる「歩数計アプリ」が人気です。そこで、歩数計と歩数計アプリの違いを調べてみました。
 歩数計とは、歩数を計測する機器で、歩数で日頃の運動量の目安を知ることができます。最近は歩数だけでなく、消費カロリーや脂肪燃焼量なども算出する機能が付いているものが増えました。また、より歩くことを楽しめるように、ゲーム性を付加した商品が登場するなど、ハイスペック化しています。
 このような歩数計の機能を、常に携帯しているスマートフォンでできるのが歩数アプリ。その手軽さで若い世代を中心に活用されていますが、正確に歩数を刻む歩数計に対して、スマートフォンは歩数を計測するための機器でないことから、振動を正確に感知できません。とある比較サイトによると、歩数計と比べると平均400歩ほどの誤差がでるようです。しかし、だいたいの目安がわかればOKという人には、おすすめできます。
 また、今回の調査で「ウォーキングでの失敗談」を聞いていますが、その中で回答が多かった、「せっかくたくさん歩いたのに、歩数計を付けるのを忘れた」という意見。スマートフォンなら常に携帯することが身についているので、忘れる可能性が低いでしょう。これが、歩数計アプリのメリットかもしれません。その反面、スマートフォンを常に起動していたため、ウォーキングの途中で電源が切れて、計測できなかったという意見も。その点、歩数計は電池の持ちがいいので、長期で使用できるのがメリットといえそうです。
 以上、歩数計と歩数計アプリそれぞれの良さがわかりました。自分のライフスタイルやウォーキングスタイルに合わせて、上手に活用いただけます。


■痩せた!バス代が浮いた!のはずが、疲れて帰りはタクシーに乗ってしまった!? みんなのウォーキングで得したこと、失敗したこと
 最後に、ウォーキングをして良かったことや失敗談を聞きました。まずは、良かったこと、得したこと。多かったのは、やはり「健康になった」「痩せた」などの意見。「動脈硬化の回復が早まった」「脈拍値が正常になった」など、具体的な効果を実感している人もいました。
 「バス代が節約できた」「ポイントがたまって商品券と交換できた」「激安スーパーを発見した」など、家計の節約につながっている人も。ポイントとは、自治体で主催する健康増進事業の「ウォーキングポイント制度」のこと。ポイントがたまると、商品券やプレゼントがもらえます。現在では、横浜市や岡山市などで実施されているようです。
 他に「アイデアが豊富になった」「心のザワザワが解消できた」「家族(ペット含む)との触れ合いが増えた」など、精神面での充足を感じている人も多数みられました。

・歩くことに意識して(ウォーキングを始めて)良かった 得したこと
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 次に「ウォーキングの失敗談」を聞きました。
 「2時間歩いて、帰りはタクシーで帰ってきた」「自転車で出かけたのに、自転車を忘れて歩いて帰ってきてしまった」「通勤で歩く歩数を増やしたら、帰りに飲み屋に寄るようになって、酒代が増えた」といった、笑える失敗談が多数、寄せられました。これらは自己管理で解決できそうですが、「イノシシに襲われて骨折した」「暗い道で田んぼに落ちた」「ヘビを踏みそうになった」「お腹が痛くなったのに、トイレがなかなか見つからなかった」「突然の土砂降りの雨で、びしょ濡れになった」などは、不測の事態。ウォーキングルートや歩く時間帯に気をつけた方が良さそうです。
 また、「財布を忘れて飲み物が飲めず倒れそうになった」「頑張りすぎて股関節を痛めた」「日焼け防止を忘れ真っ黒になった」といった、うっかりミスで痛い目にあったという人も……。
 手軽にできるウォーキングは、体にも心にも“百利あって一害無し”と言えそうですが、せっかくの恩恵を損ねないように、出かける前に準備はしっかりした方が得策のようです。

・歩くことを意識した際(ウォーキング)の失敗談
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■コラム
~歩けば、脳も社内環境も活性化!ビジネスにウォーキングを取り入れる企業の狙いとは?~
 今回の調査で、ウォーキングをすると「いろいろなアイデアが浮かぶようになった」「頭の中を整理する時間ができた」という、意見が出ました。
 この効果をビジネスシーンに活かした取り組みをしている企業があります。飲食店情報検索サイトを運営する「ぐるなび」。創業者でもある滝 久雄会長が行っているのが、ウォーキングミーティング。主に幹部や管理職を指名し、1対1で70分間、皇居の周辺を歩きながら行う会議です。
 「ウォーキングミーティングの効果は、脳が刺激を受けてアイデアが浮かびやすくなること。また、話し声は隣にいないと聞こえないので機密性が高く、人事についてなどデリケートなテーマを話すにはもってこい」と滝会長は話します。
 社員からの反応も良く、「公私にわたって遠慮なく話ができ、かつ、建設的な話もするのがウォーキングミーティングならではです」と、好意的なよう。
 かくゆう、Fromプラネットを配信しているプラネットも、社内でウォーキングを推奨している企業のひとつ。健康増進のために社員に歩数計を支給し、歩数の多い社員を表彰する機会も設けています。ウォーキングをきっかけに社内での会話の幅が広がり、各人の健康も促進されると好評です。

 無心になって歩いていると、今まで知らなかった周囲の景色が見えてくると同時に、自分の中に隠れていた考えや気持ちを発見することができます。仕事やめまぐるしい環境の変化への対応に追われるビジネスパーソンにこそ、ウォーキングのひとときが、新たな活力を与えてくれるのかもしれません。


【株式会社プラネットとは】
 メーカー、卸売業、小売業がサプライチェーンとして連携し、生活者へのサービス向上を目指して進化を続ける日本の消費財流通を、情報インフラとしてサポートしている企業です。
http://www.planet-van.co.jp/


【Fromプラネットとは】
消費財流通における業務効率化を支えるEDI(電子データ交換)やデータベースサービスを提供する株式会社プラネット(東証JASDAQ上場、証券コード:2391)がご紹介する、旬の消費財にまつわるトピックスです。

カテゴリ:
調査・報告
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