弘前大学と雪印メグミルクの共同研究講座「ミルク栄養学研究講座」「岩木健康増進プロジェクト健診2026」に参加
乳製品摂取調査、糖化年齢測定、骨強度測定を実施
雪印メグミルク株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:佐藤 雅俊)は、国立大学法人弘前大学(学長:福田 眞作、以下「弘前大学」)との共同研究講座『ミルク栄養学研究講座』の取組みの一つとして、弘前大学と青森県弘前市が実施する大規模健康診断である岩木健康増進プロジェクト健診に参加いたしました。今年度は、これまで継続して実施してきた乳製品摂取調査、終末糖化産物(AGEs)測定に加え、定量的超音波法(QUS)による骨強度測定を新たに実施しました。

弘前大学、弘前市および青森県総合健診センターが立ち上げた、地域住民向けの大規模健康診断「岩木健康増進プロジェクト健診」は22回目を迎え、今年度は、5月30日より6月8日までの期間に、弘前市岩木地区住民を中心に1,340名が受診しました。当社は2023年度より同健診に参画し、AGEs測定による糖化年齢健診を継続して実施しています。2026年度は従来の糖化年齢健診に加え、QUSによる骨強度測定を新たに導入し、糖化の状態と骨の健康状態を同時に評価しています。
QUSによる測定では、踵骨を測定部位として、骨に伝わる超音波の速度や減衰を評価することで骨強度を推定します。AGEsは、骨質劣化を通じて骨強度の低下にも関与すると考えられており、大規模健診において糖化と骨強度を併せて評価することで、骨の健康に関する新たな知見が得られると期待されます。
今後、「岩木健康増進プロジェクト健診」のさらなるデータを蓄積し、牛乳・乳製品の摂取の有用性、AGEsと健康状態に関して得た新たな知見を、健康増進への活用につなげることを目指します。
当社は、弘前大学COI-NEXTの他の参画機関と連携し、地域社会の健康課題解決に向けた取組みを推進しています。乳の新たな価値を創造し、本活動により得られた知見を当社商品やサービスへ順次応用してまいります。
2025年度 研究リリース
・2025年6月23日:
『「岩木健康増進プロジェクト健診2025」に参加 乳製品摂取健診と糖化年齢健診を実施』
URL:https://www.meg-snow.com/news/detail/27202/
・2025年11月4日:
『ワールドデーリーサミット2025にて「最優秀ポスター賞」を受賞 弘前大学との共同研究による乳製品摂取と健康増進への貢献を発信』
URL:https://www.meg-snow.com/news/detail/29127/
・2025年11月5日:
『健康ビッグデータ解析より牛乳・乳製品を摂取している人は腸内細菌や脂質マーカーに特徴があることが示されました』
URL:https://www.meg-snow.com/news/detail/29103/
・2026年1月14日:
『健康ビッグデータ解析より乳糖不耐症状を自覚する人はカルシウム摂取量や骨密度が低いことが示されました』
URL:https://www.meg-snow.com/news/detail/29871/
「岩木健康増進プロジェクト健診」とは
弘前大学、弘前市、青森県総合健診センターが、青森県弘前市岩木地区で2005年から継続実施している大規模合同健康調査です。約3,000項目という世界に例のない膨大な健診項目を設けることで、巨大な健康ビッグデータを記録しています。健康状態とその問題点を医学的観点から包括的かつ詳細に継続して調査し、健康の維持・増進と生活の質の向上、そして青森県の短命県返上につなげることを目的としています。
「ミルク栄養学研究講座」の目的
弘前大学が実施してきた「岩木健康増進プロジェクト」の超多項目健康ビッグデータ解析による健康因子としての腸内菌叢の役割を解明するため、乳製品摂取をはじめとする食事パターンと腸内菌叢の関連において、集団および個人の健康状態への影響を調べることを目的としています。
「糖化年齢健診」とは
「AGE Reader mu」と呼ばれる一般医療機器で測定した皮膚AGEsの蓄積量(皮膚自家蛍光:SAF)より、「糖化年齢」がその場で算出されます。糖化年齢の健康における意義はまだ研究途上ですが、AGEsは骨質劣化型の骨粗鬆症にも関与すると考えられており、美容や健康を管理する一つの目安として注目されています。
「QUSによる骨強度測定」とは
骨に伝わる超音波の速度および減衰係数を計測し、骨強度を推定する手法です。被ばくの心配がなく、骨粗しょう症のスクリーニングに広く用いられています。




























