観光庁が旅館・ホテルの経営改善に向けてオンライン講座「旅館経...

観光庁が旅館・ホテルの経営改善に向けて オンライン講座「旅館経営教室」を「gacco」を通じ開講!

NTTナレッジ・スクウェア株式会社(以下 ナレッジ・スクウェア)は、株式会社NTTドコモ(以下 ドコモ)と共同で推進する、一般社団法人日本オープンオンライン教育推進協議会(以下 JMOOC)公認の、日本初の大規模公開オンライン講座(MOOC ※1)提供サイト「gacco(ガッコ)」( http://gacco.org/ )の仕組みを利用して、2015年5月26日(火)より観光庁による《特別講座》「旅館経営教室」の開講を決定し、本日より募集を開始します。本講座は、総務省統計局による「社会人のためのデータサイエンス入門」に続く、日本政府のMOOC形式の講座第二弾です。

《特別講座》旅館経営教室 イメージ画像
《特別講座》旅館経営教室 イメージ画像

国内の宿泊産業の市場規模は2.73兆円(※2)ですが、その中で旅館は直近10年で32%減、ホテルは3%減(※3)と市場規模は縮小しています。一方で、ここ数年の外国人宿泊者数は急増(平成26年の対前年同期比:33.8%増 ※4)しており、とくに地域の旅館はそのような好機をうまく生かせていないのが現状です。また、地域経済における旅館・ホテルは、雇用を創出し、売り上げの約半分を地域経済にもたらすといわれており、地域活性化のために、宿泊産業の活性化は極めて重要です。

本講座では、このように地域活性化に欠かすことの出来ない地域の旅館・ホテルの経営者や従業員を対象に、経営を改善するための実践的な知識やノウハウが一般社団法人 サービス産業革新推進機構 代表理事 内藤 耕 先生により提供されており、所定の修了条件(60%以上)をクリアすると、観光庁長官名の修了証が授与されます。さらに成績上位者には、特別バージョンの修了証が授与される予定です。また、掲示板において旅館・ホテルの経営に関する悩みや課題を共有することも可能です。
本講座は、旅館・ホテルの経営に携わる方々を念頭においたものですが、「旅館」に関心のある一般の方々にも大変興味深い内容となっております。

本講座の開講について、観光庁の石原観光産業課長は「『旅館』は地域における雇用を創出し、観光消費を地域に波及させるなど、地域経済になくてはならない重要な存在でありながら、施設数の減少、客室稼働率の低迷、旅行の形態や旅行者のニーズ、外的環境の変化への対応遅れなど、課題が山積しているのが現状です。そこで、本講座を通じて、旅館を真の成長産業に変えていくために、経営改善に向けた実践的な知識やノウハウを取得していただきたいと考えております。また、一般の方々にも普段うかがい知ることのできない旅館経営の実態を知ることで、『旅館』に対する理解・関心をより深めていただく機会となれば幸いです。」としています。

受講の方法は、本講座紹介用ウェブサイト( http://gacco.org/kankocho/ )を御覧ください。


■講座概要
【講座名】
《特別講座》旅館経営教室
http://www.atpress.ne.jp/releases/60693/img_60693_1.jpg

<募集開始/開講日>
本日(4月22日)募集開始/2015年5月26日開講予定

<担当講師>
一般社団法人 サービス産業革新推進機構 代表理事
内藤 耕 先生


「gacco」を提供するドコモ、ナレッジ・スクウェアは、学びの意欲の高い受講生が多く集まり、オープンであるというMOOCの特徴を活かして、中央省庁や地方公共団体が推進している活動の一部を講座化し、「gacco」を通じて提供することで、学習を通じて、国民や地域住民に対する理解を深める場として活用していただけるよう取り組んでまいります。


※1 Massive Open Online Coursesの略。Web上で誰でも無料で参加可能な、大規模かつオープンな講義を提供し、修了者に対して修了証を発行する教育サービス。2012年より米国を中心として、主要大学および有名教授によるオープンオンライン講座として公開され、世界中から2,000万人以上が受講している。
※2 観光庁データより。平成24年の数値。
※3 レジャー白書2013より。
※4 観光庁、宿泊旅行統計調査より。

*「gacco」は、株式会社NTTドコモの商標です。

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