グンゼと京セラメディカル、吸収性骨接合材の販売で提携

グンゼと京セラメディカル、吸収性骨接合材の販売で提携

~整形外科分野での販売を拡大~

グンゼ株式会社(本社:大阪市北区、社長:児玉 和)と京セラメディカル株式会社(本社:大阪市淀川区、社長:槐島 登士巳)は、吸収性骨接合材「グランドフィックス」の販売で業務提携しました。

グンゼの吸収性骨接合材
グンゼの吸収性骨接合材

4 月1 日より京セラメディカルを通じて整形外科領域に販売します。
グンゼの吸収性骨接合材「グランドフィックス」は頭蓋顎顔面(ずがいがくがんめん)用プレート・ミニスクリュー、胸骨・肋骨(きょうこつ・ろっこつ)用ピンなどを揃え、脳神経外科、形成外科、口腔外科、胸部外科など幅広い領域で使用されています。

高い生体親和性を有する人工関節を主力商品とし、整形外科に強い販路を持つ京セラメディカルと、グンゼの吸収性骨接合材を組み合わせることで、同領域での販売拡大を目指します。吸収性骨接合材とは骨接合術や骨移植術などに使用される医療機器です。治癒後は徐々に生体内で吸収されるため、除去のための再手術が不要です。

グンゼではPLLA(ポリ-L-乳酸)を材料とした合成吸収性骨片接合材料を、1994 年より「ネオフィックス」として販売開始し20 年の実績があり、丸ピン、角ピン、スクリュー、プレートなどの種類を取り揃えています。手術後、加水分解により強度が徐々に失われ体内に吸収されますが、骨癒合に必要な3 ヶ月間は生体骨と同等の強度を有しています。


■ご参照:グンゼ株式会社リリース
http://www.gunze.co.jp/upfile/pdf/20150401001_0657690589.pdf

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