大和ネクスト銀行調べ シニア女性が旅行仲間と出会ったきっかけ...

大和ネクスト銀行調べ  シニア女性が旅行仲間と出会ったきっかけ 1位「学生時代」  シニアの春旅予算 1人当たり平均64,000円、東高西低の傾向

シニアの旅行に関する調査2015

大和証券グループ本社が100%出資する銀行で、「貯蓄から投資へ」の流れを創る独自の証銀連携ビジネスモデルを展開している株式会社大和ネクスト銀行(http://www.bank-daiwa.co.jp/)(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 草場 真也)は、シニアの“旅行に対する意識や実態”を探るため、2015年2月27日~3月3日の5日間、1年に1回以上旅行に行く全国のシニア(60~79歳)の男女を対象に、シニアの旅行に関する調査2015をインターネットリサーチにより実施し、1,000名の有効サンプルを集計しました。(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)

旅行仲間と知り合った場所
旅行仲間と知り合った場所

■ シニアの旅行に関する意識・実態 ■

◆ 1年に1回以上旅行に行くシニア 「旅行仲間がいる」5割半、70代女性では約4人に3人
シニア女性が旅行仲間と出会ったきっかけ 1位「学生時代」 2位「職場」、「習い事」は約6人に1人

まず、1年に1回以上旅行に行く全国のシニア(60~79歳)の男女1,000名(全回答者)に、「旅行仲間」について聞いたところ、旅行仲間がいる人は55.6%、いない人は44.4%となりました。
男女別にみると、旅行仲間がいる人は、男性では47.4%、女性では63.8%と女性のほうが高くなり、特に、70代女性では72.0%と約4人に3人の割合でした。

次に、どこで旅行仲間と知り合ったのか、旅行仲間がいるシニア(556名)の回答をみると、「職場で」33.5%が最も多く、「学生時代に」32.2%が僅差で続きました。職場や学校で知り合った人が旅行仲間になっていることが多いようです。また、「同じツアーに参加して」12.6%、「旅行の宿泊先で」1.6%など、ツアーで知り合った、旅先で知り合ったという人もみられました。
旅行仲間がいる人の割合がシニア男性より高かったシニア女性に注目すると、1位は「学生時代に」(33.9%)、2位「職場で」(28.5%)となり、職場よりも学生時代に知り合った人の割合のほうが高くなりました。また、「習い事で」は16.0%とシニア男性(3.4%)と比べると高く、約6人に1人の割合となりました。


◆旅行に関する情報を「旅行情報・宿泊予約サイト」で調べるシニアは約6割
◆旅行前に「ストリートビュー」で下見!? シニアの1割が旅行情報を調べる際に使うと回答
◆旅行に関する情報は「グーグル・アース」から!シニアの約20人に1人

シニアがインターネットで旅行情報を調べる場合、どのようなサイトから情報を収集しているのでしょうか。
全回答者(1,000名)に、旅行に関する情報をインターネットで調べるとき、何で調べるか聞いたところ、最も多かったのは「旅行情報・宿泊予約サイト」で57.4%、次いで、「旅行会社のホームページ」46.8%、「自治体・観光協会のホームページ」31.2%が続きました。
また、「Googleマップ(ストリートビュー)」(9.5%)や「Google Earth(グーグル・アース)」(5.1%)で調べるシニアもわずかにみられました。旅行前に、ストリートビューやGoogle Earthで下見をしているのかもしれません。
これらを旅行頻度別にみると、「Googleマップ(ストリートビュー)」は、旅行頻度が高いシニアほど使っているようで、月に1回以上旅行に行くシニアでは14.6%と1割半が挙げました。


◆シニアが行きたい旅行とは? 「北陸新幹線での旅」約6割、「豪華寝台列車」5割半
◆「キャンピングカー」での旅行は男性の憧れ? 60代男性の3割が願望あり!
◆海外旅行では「秘境・大自然を巡る旅」が6割半、「海外ひとり旅」に行きたいシニアは5人に1人以上

シニアが行きたいと思う旅行とは、どのような旅行でしょうか。
全回答者(1,000名)に、いくつかの旅行を提示し、どの程度行きたいと思うか聞いたところ、シニアが行きたいと思う割合(「非常に行きたいと思う」と「やや行きたいと思う」の合計)は、「北陸新幹線での旅行」58.2%、「豪華寝台列車(ななつ星など)での旅行」56.7%、「リニア中央新幹線での旅行(開業したら)」が49.7%となり、鉄旅(鉄道での旅行)が他の乗り物での旅行(豪華客船・クルーズ45.8%、LCC21.8%、キャンピングカー21.8%)に比べ高くなりました。
特に、「北陸新幹線での旅行」は、沿線である関東と北陸・甲信越のシニアで高くなり、関東のシニアでは67.1%、北陸・甲信越のシニアでは69.8%と、どちらも約7割のシニアが興味を示しました。沿線に住むシニアでは、開業したばかりの北陸新幹線を早速使ってみたいと思っている人が多いようです。
また、「キャンピングカーでの旅行」は21.8%と他の旅行に比べると高くはありませんでしたが、シニアの5人に1人が興味を示し、男性シニアでは26.4%、特に、60代男性では29.6%と約3割が行きたいと思っていることがわかりました。

次に、シニアが行きたいと思う海外旅行についても聞きました。
全回答者(1,000名)に、海外旅行について、いくつかの旅行を提示し、どの程度行きたいと思うか聞いたところ、シニアが行きたいと思う割合は、「海外の秘境・大自然を巡る旅」が最も高く64.1%、次いで「海外リゾートライフを満喫する旅」48.9%、「海外ロングステイ(2週間以上滞在)」44.4%、「海外でスポーツ(ゴルフ・マラソンなど)を楽しむ旅」12.9%、「海外カジノで遊ぶ旅」10.3%の順となりました。
また、「海外ひとり旅」は22.0%と5人に1人以上のシニアが興味を示しました。


■ この春に旅行に行くなら? 実際の旅行の予定は? ■

◆この春に旅行に行くならドコ? 今年の春旅行 人気ランキング
花見旅行は「京都」がダントツ、春グルメ旅行で人気なのは「北海道」「石川」「富山」
登山・ハイキング旅行は「長野」が1位、ドライブ旅行で人気なのは「北海道」!
北陸新幹線開業効果!鉄旅は北陸地方に人気が集中
◆北陸・観光スポット 人気ランキング 富山1位「宇奈月温泉」、石川1位「兼六園」、福井1位「永平寺」
◆映画のロケ地巡り旅に行くなら? シニアは「吉永小百合さん」や「高倉健さん」の映画の舞台を旅したい!

それでは、この春(3月~4月)に国内旅行に行くなら、どこがいいと思われているのでしょうか。全回答者(1,000名)に、いくつかの旅行を提示し、行きたい都道府県を聞きました。
まず、≪桜など季節の花を見に行く旅行≫なら、どこに行きたいと思うか聞いたところ、1位はダントツで「京都府」、2位「奈良県」、3位「静岡県」、4位「神奈川県」、5位「青森県」が続きました。京都の神社仏閣にある桜や奈良の吉野千本桜などが人気なのでしょうか。

次に、≪春のグルメを食べに行く旅行≫なら、どこに行きたいと思うか聞いたところ、1位「北海道」、2位「石川県」、3位「富山県」、4位「京都府」、5位「神奈川県」の順となりました。海の幸が有名な3道県がトップ3となりました。また、トップ3のうち2県は石川県、富山県となり、北陸新幹線開業の影響が窺える結果となりました。

そして、≪温泉に行く旅行≫なら、どこに行きたいと思うか聞いたところ、1位は草津温泉や伊香保温泉、四万温泉など有名な温泉地を多く抱える「群馬県」となりました。2位は伊豆や熱海がある「静岡県」、3位は白骨温泉や野沢温泉がある「長野県」、4位は箱根がある「神奈川県」、5位は由布院温泉や別府温泉がある「大分県」となりました。
居住地別にみると、トップ3には居住地と同じエリアの都道府県が多くなり、シニアがこの春に温泉に行くなら“近場”と考えている様子が窺えました。

また、登山・ハイキングに行く旅行やドライブに行く旅行といったアクティブな旅行についても聞きました。
≪登山・ハイキングに行く旅行≫なら、どこに行きたいと思うか聞いたところ、1位は北アルプス・中央アルプス・南アルプスの3つの山脈を抱える「長野県」、2位は箱根や丹沢がある「神奈川県」、3位は富士山や八ヶ岳がある「山梨県」となり、4位「群馬県」、5位「北海道」と「東京都」が続きました。

次に、≪ドライブに行く旅行(現地でレンタカーを借りる場合含む)≫なら、どこに行きたいと思うか聞いたところ、1位「北海道」、2位「長野県」、3位「静岡県」、4位「神奈川県」、5位「千葉県」となりました。どこまでもまっすぐな道があることで有名な北海道が1位となりましたが、美ヶ原スカイライン(長野県)、伊豆、箱根スカイライン(静岡県)、芦ノ湖スカイライン(神奈川県・静岡県)、房総スカイライン(千葉県)といった有名なスカイラインがある県が上位となりました。また、長野県や静岡県、神奈川県は温泉に行く旅行でも人気だったことから、ドライブのついでに温泉も楽しみたいと思っているシニアが多いのかもしれません。

また、シニアが行きたい旅行では、鉄旅が人気でしたが、≪鉄旅(鉄道を使った旅行)≫なら、どこに行きたいか聞いたところ、1位「石川県」、2位「北海道」、3位「富山県」、4位「京都府」、5位「青森県」となりました。トップに石川県、3位に富山県と北陸新幹線開業の影響が明確に表れた結果となりました。
居住地別にみると、北陸新幹線開業の影響はさらに明確に表れ、関東の上位2位が石川県、富山県となり、それとは逆に北陸・甲信越のトップが北陸新幹線の逆方面である東京都となりました。
また、4位の京都府までは春のグルメを食べに行く旅でも人気でした。鉄道×グルメで旅行を楽しみたいと思っているシニアが多いのではないでしょうか。

北陸新幹線開業の効果もあってか、この春の鉄旅やグルメ旅では北陸地方が人気の行き先になっている様子が窺えましたが、シニアから人気の北陸の観光名所はどこなのでしょうか。
全回答者(1,000名)に、北陸に行くならどの観光名所を訪れたいと思うか聞きました。

まず、県単位で集計した結果をみると、「富山県」80.3%、「石川県」82.8%、「福井県」76.5%となりました。今回の北陸新幹線の開業区間が金沢駅までということもあり、「石川県」や「富山県」が、「福井県」と比べやや高い結果となりました。

次に、県別に人気の観光名所をみていくと、≪富山県≫では、1位「宇奈月温泉」、2位「黒部峡谷鉄道(トロッコ電車)」、3位「黒部ダム」、4位「合掌造り集落」、5位「雪の大谷(立山黒部アルペンルート)」でした。北陸新幹線では、富山県内に黒部宇奈月温泉駅、富山駅、新高岡駅の3駅が設置されましたが、トップ2は、黒部宇奈月温泉駅が最寄りとなり、同駅周辺の観光名所に人気が集まる結果となりました。

そして、≪石川県≫についてみると、1位「兼六園」、2位「和倉温泉」、3位「加賀温泉」、4位「輪島の朝市と夕市」、5位「金沢城公園」となりました。「兼六園」と「金沢城公園」は金沢の中心部にある観光名所ですが、「和倉温泉」と「輪島の朝市と夕市」は能登方面、「加賀温泉」は加賀方面となっており、石川県に行くなら、金沢にとどまらず、少し足をのばしてみようと思っているシニアが少なくないようです。

今回の北陸新幹線開業は金沢駅までとなりますが、≪福井県≫についてもみると、1位「永平寺」、2位「東尋坊」、3位「芦原温泉」、4位「九頭竜湖」、5位「三方五湖・レインボーライン」となりました。日本の禅修行の最高峰の道場として歴史を刻んできた「永平寺」と日本海の雄大な自然が生み出した「東尋坊」に人気が集まりました。

また、全回答者(1,000名)に、この春に、映画のロケ地を訪れるひとり旅をするなら、誰が主役の映画のロケ地に行きたいか聞いたところ、女性俳優では、1位は「吉永小百合さん」、2位「綾瀬はるかさん」、3位「宮沢りえさん」、4位「杏さん」と「八千草薫さん」となり、男性俳優では、1位は「高倉健さん」、2位「渡辺謙さん」、3位「岡田准一さん」、4位「西田敏行さん」、5位「向井理さん」となりました。


◆この春、実際に旅行に行く予定があるシニアは7割半、旅行の目的 1位「温泉」 2位「季節の植物」
◆シニアの春旅予算 1人当たり平均64,000円、東高西低の傾向

それでは、この春の実際の旅行の予定はどのようになっているのでしょうか。
全回答者(1,000名)に、この春(3月~4月)に、旅行に行く予定があるか聞いたところ、旅行の予定があるシニアは73.5%となりました。旅行に行く予定があるシニア(735名)に、旅行の目的を聞いたところ、「温泉」が最も多く50.5%、次いで、「桜など季節の植物」43.7%、「自然・景色」33.7%、「グルメ」24.8%、「神社仏閣」15.5%が続きました。

また、この春に旅行に行く予定があるシニア(735名)に、この春の旅行の予算(一人あたりの予算)を聞いたところ、「1万円~3万円未満」27.3%、「3万円~5万円未満」34.4%、「5万円~10万円未満」22.4%に回答が集まり、平均金額は64,007円となりました。
居住地別に平均額をみると、北海道・東北では78,710円、関東70,221円とこの2つのエリアでは7万円以上となり、他のエリア(北陸・甲信越と東海、中国・四国は4万円台、近畿と九州・沖縄は6万円台)に比べ高くなりました。シニアのこの春の旅行予算は、東高西低の傾向にあるようです。


■ 旅行などシニアライフを楽しむための資産形成方法とは? ■

◆シニアライフで旅行を満喫するためにはいくら貯蓄が必要? シニアの実感では、平均2,138万円!
◆シニアが成功した資産形成方法 1位「円預金」 2位「株式投資」 3位「投資信託」
◆「外貨預金」で成功したシニアは海外旅行に対する意向が高い傾向
◆シニアが今年期待を寄せる資産形成方法 1位「株式投資」

この春の旅行の平均予算は約64,000円となりましたが、いくらぐらいの蓄えがあればシニアライフにおいて旅行を満喫することができるのでしょうか。
全回答者(1,000名)に、シニアライフで旅行を満喫するためには、いくらの貯蓄が必要だと感じているか聞いたところ、「100万円~500万円未満」が24.7%、「1000万円~2000万円未満」15.2%、「5000万円~1億円未満」12.7%に回答が集まり、平均額は2,138万円となりました。

シニアライフにおいて旅行を満喫するためには多額の貯蓄が必要だと感じられている様子が窺えましたが、旅行など、シニアライフを楽しむための資産形成について聞きました。
まず、全回答者(1,000名)に、過去に成功したと思う資産形成の方法を聞いたところ、「円預金」が最も多く22.2%、ほぼ同率で「株式投資(国内・海外)」22.1%となり、「投資信託(J-REIT含む)」14.7%、「貯蓄性のある保険(年金保険、養老保険・一時払終身保険など)」13.2%、「財形貯蓄」10.0%が続きました。また、「外貨預金」は8.7%でした。

外貨預金で成功したと感じるシニアは約1割でした。そのシニアについて、海外旅行に行きたい人の割合をみると、「海外の秘境・大自然を巡る旅」では73.5%(全体64.1%)と7割を超え、「海外リゾートライフを満喫する旅」64.4%(全体48.9%)、「海外ロングステイ(2週間以上滞在)」60.9%(全体44.4%)は6割以上となり、いずれも全体に比べ高くなりました。また、「海外でスポーツ(ゴルフ・マラソンなど)を楽しむ旅」20.7%(12.9%)や「海外カジノで遊ぶ旅」19.5%(全体10.3%)、「海外ひとり旅」35.6%(全体22.0%)でも同様の傾向がみられました。外貨預金で成功したシニアは様々なジャンルの海外旅行に対する意向が高いようです。

次に、全回答者(1,000名)に、今年は期待できると思う資産形成方法を聞いたところ、「株式投資(国内・海外)」22.6%が最も多く、「投資信託(J-REIT含む)」10.8%、「円預金」7.6%、「外貨預金」5.1%が続きました。今月(2015年3月)には、日経平均株価が2000年以来約15年ぶりに1万9000円台を回復しましたが、いくつかある資産形成方法の中でもシニアが今年期待を寄せている資産形成方法は「株式投資」という結果となりました。

そして、全回答者(1,000名)に、プロにアドバイスして欲しいと思う資産形成方法を聞いたところ、「株式投資(国内・海外)」12.5%、「投資信託(J-REIT含む)」11.0%、「債券投資(国内・海外)」4.7%、「ファンドラップ(投資一任運用)」4.2%、「FX投資(外国為替証拠金取引)」3.2%、「外貨預金」3.0%という順になりました。

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