8割が「フリーWi-Fiのセキュリティに不安」 539名にフリーWi-Fiの利用実態とセキュリティ意識を調査

    ランダムに選出した539名を対象に、 フリーWi-Fiの利用頻度や利用目的、セキュリティへの不安度、 利用時のセキュリティ対策状況に関するアンケート調査を実施しました。

    調査・報告
    2026年1月27日 07:45

    株式会社WACARU NET(本社:東京都中央区、代表取締役:鎌田 大樹)は、ランダムに選出した539名を対象に、フリーWi-Fiの利用頻度や利用内容、セキュリティへの不安、対策ツールに対するニーズについてアンケート調査を実施しました。


    フリーWi-Fi利用時のセキュリティに関する調査レポート

    フリーWi-Fi利用時のセキュリティに関する調査レポート



    ■調査サマリー

    ・フリーWi-Fiを「月に数回以上」利用する人は全体の約7割にのぼる

    ・20~30代では、フリーWi-Fiを定期的に利用する割合が3割を超える

    ・フリーWi-Fiを利用する理由は「データ通信量の節約」が6割以上で最多

    ・フリーWi-Fi利用時に「セキュリティに不安を感じる」人は8割を超える

    ・利用用途では「動画やWebサイト閲覧」「SNS・メール確認」が全世代で多い

    ・利用内容別では「仕事・連絡」に対するセキュリティ不安が最も高い

    ・フリーWi-Fi利用時にセキュリティ対策をしていない人も一定数存在する

    ・VPNの認知度はあるものの、実際の利用は限定的

    ・フリーWi-Fiに対するセキュリティ対策ツールへのニーズは一定数確認された


    ※本情報を引用する場合、以下ページを参照元としてください。

    https://wacaruwifi.xsrv.jp/free-wifi-security-survey/



    ■今回のアンケート項目

    フリーWi-Fiの利用・セキュリティに関して、ランダムに選出した539人に対し以下のアンケートを実施しました。

    ・【年代別】フリーWi-Fi利用頻度

    ・フリーWi-Fiを利用する理由

    ・フリーWi-Fi利用時のセキュリティ不安度

    ・【年代別】主なフリーWi-Fiの利用用途

    ・フリーWi-Fiの利用内容別不安度

    ・フリーWi-Fi利用時のセキュリティ対策状況

    ・フリーWi-Fi利用時にセキュリティ対策をしていない理由

    ・VPNの認知度

    ・フリーWi-Fiに対するセキュリティ対策ツールのニーズ

    この結果について詳しく解説します。



    ■【年代別】フリーWi-Fi利用頻度

    最初に、年代別のフリーWi-Fi利用頻度のアンケートを行いました。結果は以下の通りです。


    【年代別】フリーWi-Fi利用頻度

    【年代別】フリーWi-Fi利用頻度


    (表)【年代別】フリーWi-Fi利用頻度

    (表)【年代別】フリーWi-Fi利用頻度


    年代別のフリーWi-Fi利用頻度では、「ほぼ毎日利用する」「週に2~3回利用する」「週に1回程度利用する」の合計値が20~30代で30%を超えました。

    特に、若い世代でフリーWi-Fiの認知度が高く、利用率が高いことがうかがえます。さらに「月に数回利用する」を加えた合計値は、世代全体を通して70%に上りました。

    多くのユーザーが、フリーWi-Fiを定期的に利用しており、生活においてデータ容量の節約意識が高いと考えられます。



    ■フリーWi-Fiを利用する理由

    次に、フリーWi-Fiを利用する理由について調査しました。結果は以下の通りです。


    フリーWi-Fiを利用する理由

    フリーWi-Fiを利用する理由


    (表)フリーWi-Fiを利用する理由

    (表)フリーWi-Fiを利用する理由


    「データ通信量の節約」を目的として、フリーWi-Fiを利用するユーザーが60%を超えました。フリーWi-Fiは無料でインターネットが使用できるため、節約意識の高い人にマッチするサービスと言えるでしょう。

    次点で「特に理由はない(自動接続など)」も20%近くありました。スマホのWi-Fi設定を自動接続にしている人も多いことがうかがえます。



    ■フリーWi-Fi利用時のセキュリティ不安度

    フリーWi-Fi利用時のセキュリティ不安度についても調査を実施しました。結果は以下の通りです。


    フリーWi-Fi利用時のセキュリティ不安度

    フリーWi-Fi利用時のセキュリティ不安度


    (表)フリーWi-Fi利用時のセキュリティ不安度

    (表)フリーWi-Fi利用時のセキュリティ不安度


    フリーWi-Fi利用時のセキュリティについて「とても不安を感じる」「やや不安を感じる」の合計値が80%を超えました。一方で「全く不安を感じない」「考えたことがない」の合計値は5%未満でした。

    フリーWi-Fiを利用するものの、ウイルス対策や個人情報保護のリスクを憂慮しているユーザーが多いことがうかがえます。



    ■【年代別】主なフリーWi-Fiの利用用途

    次に年代別の主なフリーWi-Fiの利用用途について調査しました。結果は以下の通りです。


    【年代別】主なフリーWi-Fiの利用用途

    【年代別】主なフリーWi-Fiの利用用途


    (表)【年代別】主なフリーWi-Fiの利用用途

    (表)【年代別】主なフリーWi-Fiの利用用途


    全ての年代で「動画やWebサイトを見る」「SNSやメールをチェックする」が3割程度ありました。

    外出先での時間つぶしや調べもの、連絡手段などで、フリーWi-Fiを活用していることがうかがえます。

    また、「ログインが必要な会員サイトを使う」「ネットショッピングをする」の項目は20代が最も多い結果となりました。

    若い世代の方が、個人情報の管理や安全性よりも、利便性やコスパの良さを優先する傾向があると考えられます。



    ■フリーWi-Fiの利用内容別不安度

    フリーWi-Fiの利用内容別不安度についても調査を実施しました。結果は以下の通りです。


    フリーWi-Fiの利用内容別不安度

    フリーWi-Fiの利用内容別不安度


    (表)フリーWi-Fiの利用内容別不安度

    (表)フリーWi-Fiの利用内容別不安度


    フリーWi-Fiの利用内容で「とても不安を感じる」「やや不安を感じる」の合計値が最も多かったのが、「仕事/連絡」の項目でした。

    フリーWi-Fiの利用による、仕事に関する機密情報や個人情報などの漏洩を避けたいという意識が強いことがうかがえます。

    一方で「あまり不安を感じない」が最も多いのが「ネットバンキング」の項目でした。背景として、金融機関が高度なセキュリティ対策を講じているというイメージが、不安感を抑えている可能性も考えられます。



    ■フリーWi-Fi利用時のセキュリティ対策状況

    次にフリーWi-Fi利用時のセキュリティ対策状況について調査しました。結果は以下の通りです。


    フリーWi-Fi利用時のセキュリティ対策状況

    フリーWi-Fi利用時のセキュリティ対策状況


    (表)フリーWi-Fi利用時のセキュリティ対策状況

    (表)フリーWi-Fi利用時のセキュリティ対策状況


    フリーWi-Fi利用時のセキュリティ対策を「全くしていない」と答えたユーザーが5割を超えました。一方で、「毎回必ずしている」の回答は1割程度の結果となりました。

    フリーWi-Fiにセキュリティの不安はあるものの、現実的な対策はできていないユーザーが多いことが考えられます。



    ■フリーWi-Fi利用時にセキュリティ対策をしていない理由

    フリーWi-Fi利用時にセキュリティ対策をしていない理由についても調査を実施しました。結果は以下の通りです。


    フリーWi-Fi利用時にセキュリティ対策をしていない理由

    フリーWi-Fi利用時にセキュリティ対策をしていない理由


    (表)フリーWi-Fi利用時にセキュリティ対策をしていない理由

    (表)フリーWi-Fi利用時にセキュリティ対策をしていない理由


    フリーWi-Fi利用時にセキュリティ対策をしていない理由として「具体的なやり方がわからないから」と答えたユーザーが40%を超えました。

    フリーWi-Fiの利用はするものの、自分で調べて対策をする所までは至っていない状況が示唆されます。次点で、「設定などが面倒だから」が20%程度でした。セキュリティ対策を億劫に感じるユーザーが多いこともうかがえます。



    ■VPNの認知度

    次にVPNの認知度を調査しました。結果は以下の通りです。


    VPNの認知度

    VPNの認知度


    (表)VPNの認知度

    (表)VPNの認知度


    VPNを「全く知らない」「聞いたことはあるが、内容は知らない」と答えたユーザーの合計が7割を超えました。一方で、「知っていて、使っている」は1割未満でした。

    VPNは、認知度に加えてフリーWi-Fi利用時のセキュリティ対策として有効だという理解が十分に進んでおらず、利用者が限られていると考えられます。



    ■フリーWi-Fiに対するセキュリティ対策ツールのニーズ

    フリーWi-Fiに対するセキュリティ対策ツールのニーズについても調査を実施しました。結果は以下の通りです。


    フリーWi-Fiに対するセキュリティ対策ツールのニーズ

    フリーWi-Fiに対するセキュリティ対策ツールのニーズ


    (表)フリーWi-Fiに対するセキュリティ対策ツールのニーズ

    (表)フリーWi-Fiに対するセキュリティ対策ツールのニーズ


    フリーWi-Fiに対するセキュリティ対策ツールを「料金や内容によっては使いたい」と答えたユーザーが60%を超えました。

    フリーWi-Fiが無料で利用できるため、セキュリティ対策についても、コスパを重視したいと考えるユーザーが多いことがうかがえます。

    フリーWi-Fiの危険性や、セキュリティツールの内容などを周知することで、より具体的な対策をするユーザーが増えるでしょう。



    ■総括

    今回のフリーWi-Fiの利用・セキュリティに関する539名への調査により、主に次のことが分かりました。

    ・フリーWi-Fiを「月に数回以上」利用する人が全体の約7割を占めている

    ・利用理由の最多は「データ通信量の節約」で、61.6%にのぼる

    ・フリーWi-Fi利用時に「とても不安を感じる」「やや不安を感じる」の合計が8割を超える

    ・若い世代ほどフリーWi-Fiの利用頻度が高く、利便性やコストを重視する傾向が見られる

    ・20代では会員サイト利用やネットショッピングなど、個人情報を扱う用途での利用が目立つ

    ・利用内容別では「仕事・連絡」においてセキュリティ不安が最も高い

    ・一方で、セキュリティ対策を行っていない利用者も一定数存在する

    ・VPNなどのセキュリティ対策ツールについては、認知はされているものの利用は限定的

    今回の調査結果から、フリーWi-Fiは多くのユーザーにとって日常的な通信手段として定着している一方で、セキュリティに対する不安を抱えながら利用している実態が明らかになりました。


    特に、データ通信量の節約を目的にフリーWi-Fiを利用する人が多く、利便性やコスト面が優先される傾向が見られます。その一方で、仕事や個人情報を伴う利用に対しては強い不安を感じており、「使いたいが、安全面が気になる」というユーザーが多いと考えられます。

    年代別で見ると、若い世代ほどフリーWi-Fiの利用頻度が高く、会員サイトやネットショッピングなどリスクを伴う用途でも利用する割合が高い傾向にありました。これは、セキュリティ意識の差というよりも、利便性やコスパを重視する行動特性によるものと考えられます。

    また、VPNなどのセキュリティ対策ツールに対する認知は一定程度あるものの、実際の利用はまだ限られており、設定の手間や理解不足が導入のハードルになっている可能性も考えられます。

    フリーWi-Fiを安全に利用するためには、通信内容に応じて利用を控える、VPNなどのセキュリティ対策を導入するなど、リスクを理解した上での使い分けが重要と言えるでしょう。



    ■調査概要

    調査主体:株式会社WACARU NET

    調査方法:クラウドソーシングサイト上のアンケート

    調査対象:クラウドソーシングサービスに在籍する539名に対して実施

    実施期間:2025年12月23日~2025年12月26日



    ■引用時の参照ページ

    本情報を引用する場合、以下ページを参照元としてください。

    https://wacaruwifi.xsrv.jp/free-wifi-security-survey/



    ■会社概要

    株式会社WACARU NET

    代表取締役 : 鎌田 大樹

    所在地   : 東京都中央区日本橋室町1丁目11-12 7F

    設立    : 2021年6月

    事業内容  : メディア運営、データ分析

    ホームページ: https://wacaruwifi.xsrv.jp/

    すべての画像

    ライフスタイルの新着