東アジアの多彩な人物表現と、それを巡るものがたりを楽しむ 「伝神写照(でんしんしゃしょう)―東アジアの人物表現とものがたり―」を開催します
~中国・朝鮮・日本そして琉球の絵画や書籍42件を展示~
近鉄グループの文化事業である大和文華館では、2026年1月6日(火)から2月15日(日)まで、「伝神写照(でんしんしゃしょう)―東アジアの人物表現とものがたり―」を開催いたします。
古今東西、人は身近な人間や、歴史上の人物、信仰の対象となる神仏などの姿を様々に表してきました。「伝神写照」とは、4~5世紀中国で活躍した肖像画家の顧愷之(こがいし)が述べた言葉で、描かれる対象をその本質まで活き活きと写し表すことをいいます。中国の長い歴史の中で育まれた人物表現と物語は、絵画工芸のみならず漢籍や経典などを通して、朝鮮半島や日本、琉球など近隣の国々にも伝わり、それぞれの文化的・歴史的風土のもと、独特の趣をもつ作品が生み出されました。本展観では、大和文華館が所蔵する中国、朝鮮半島、日本、琉球の書画漢籍42件を通して、東アジアで展開した多彩な人物表現と、それにまつわる物語をご紹介します。
詳細は別紙の通りです。

閻相師(えんそうし)像
伝郎世寧筆
清・乾隆25年(1760)賛

船上武人図
座間味庸昌(殷元良)筆
琉球・第二尚氏時代(18世紀)

婦女弾琴図
信■筆
日本・桃山時代(17世紀)






















