ソウル所在の機械・金属都市製造企業10社、 「Manufacturing World Osaka 2025」で技術力を実証
- 現地バイヤーとの商談207件、契約推進総額4,387万3,321円、 グローバル市場進出の可能性を確認 - 大阪現地からは「ソウル企業の技術力は日本市場でも通用する」
2025年10月1日から3日まで日本・大阪のインテックス大阪で開催された「Manufacturing World Osaka 2025」において、ソウル特別市に拠点を置く機械・金属分野の都市製造企業10社が出展し、現地バイヤーとの商談約200件を実施。ソウル製造産業の高い技術力とグローバル競争力を証明しました。

現場写真
今回の展示はソウル特別市共同館として運営され、各社は独自の技術と製品を通じて日本および海外市場への進出可能性を模索しました。製品に関する問い合わせは、以下の出展企業リストを参照のうえ、各メールアドレスよりご連絡ください。
■出展企業一覧
(1) ケイワン (K-One, Email: uk.lee@k-one.kr)
ロボット・自動化制御分野の中核であるモーションコントローラおよび小型検査装置を展示。精密駆動制御技術が日本およびインドのバイヤーから注目され、「韓国都市製造企業による高精度制御技術」と高い評価を得ました。
(2) シールリンク (Sealink, Email: hishin@esealink.com)
産業用シールユニットおよび気密部品を紹介し、半導体・機械装置関連企業から注目を集めました。総額122万ドル(約1億8,670万8,800円)の契約を推進し、非接触シーリング技術や耐久性改善ソリューションについて詳細な商談を実施。
(3) ウシンFA&T (Wooshin F&T, Email: wooshinfa@hanmail.net)
自動包装機メーカーとして医薬・食品・生活用品の包装ライン自動化システムを披露し、総額5,000ドル(約76万5,200円)の契約を推進。薬局・病院向けの小型精密包装機が注目を集めました。
(4) 巨山 (KS Precision, Email: geusan2309@naver.com)
食品加工自動化設備メーカーとして栗皮むき機などを展示。総額3万9,200ドル(約599万9,168円)の契約を推進。実演展示により製品信頼性とブランド認知度を高めました。
(5) セブンレーザー (Seven Laser, Email: 7laser@naver.com)
レーザー加工技術と空気清浄技術を融合したスマート製造ソリューションを出展。総額58万2,000ドル(約8,906万9,280円)の契約を推進。環境配慮型・精密加工の潮流に合わせ、日本および東南アジア市場への展開を検討中です。
(6) スノーモンス スキーエイト (Snowmons, Email: skiate@naver.com)
スポーツ・ヘルスケア分野の製造技術を紹介し、総額9万ドル(約1,377万3,600円)の契約を推進。スポーツ用ウェアラブル市場での協業に向けた議論が活発に行われました。
(7) マイクロウォーター (MicroWater, Email: k123933@gmail.com)
車両用安全ベルト締結感知器などの自動車安全センサーを中心に展示。日本の自動車部品メーカーとの技術商談を多数実施しました。
(8) ミソインタック (Misointech, Email: miso1076@naver.com)
自動シャッターモーター・ブレーキ技術を基盤とした産業用モジュールを展示。製品および価格に関する問い合わせは上記メールへご連絡ください。
(9) 統一総合A/Sセンター (Tongil A/S Center, Email: poppoplee@naver.com)
汎用円筒研削盤・汎用旋盤の「Grinding Human Touch」「Lathe Human Touch」システムを展示。初心者でも2~3時間の研修でGコードやプログラミングなしに寸法入力のみでCNCのような操作が可能です。
(10) 漢拏ビーズテック (Halla Biztech, Email: nsyn55@hanmail.net)
米粉加水機器を展示。ソウル製造企業の多様な技術力を通じて食品機械分野のバイヤーと交流を継続予定です。
■現地の反応と今後の展望
来場者や現地関係者からは「ソウル都市製造企業の技術力は日本市場の高品質基準を十分に満たしている」との声が寄せられました。参加企業は今後、日本全域および海外市場への進出を積極的に進める予定であり、引き続きソウルの機械・金属都市製造業への関心と支援を呼びかける意向です。


















