SingTel、日本へのデータ・ネットワーク投資本格化

【報道発表資料】

SingTel、日本へのデータ・ネットワーク投資本格化
~日本をネットワークのハブとすること決定~

2002年9月11日(東京) –アジア地域のリーディング・テレコミュニケーション
・カンパニーであるシンガポールテレコム(SingTel)は、120億円をかけて本年度中に
ConnectPlus(SingTelの企業向けエンド・エンド型通信サービス)脚注1ネットワーク
強化を図ります。このうち25-30%が日本ハブの通信インフラ網を構築に投じられます
。この日本ハブ構築により、日本で活動される法人に対し、アジア、米国、欧州の主
要都市向けに日本から直接、専用線、フレームリレー、IP-VPN等のデータ通信サービ
スを提供する事が可能となります。

SingTelは自社で所有するアジア太平洋地域を広くカバーする海底ケーブルを経由し
て、これまでに1ギガバイトを超えるネットワークを構築してまいりました。当社の
東京及び大阪に所在する営業拠点を通じて、シンガポールをアジアのビジネス拠点と
位置付ける国際企業に付加価値の高い通信サービスを提供してきました。また、日本
の通信会社に対し、国際電話の卸売りも行っております。

今回のConnectPlusネットワークの増強により、SingTelの国際企業向け通信サービス
の競争力が増します。SingTelは、帯域の増強や接続性の改善によりネットワーク増
強を図ります。このネットワーク強化は、C2C、 i2i、サザンクロス、 APCN 2などの
海底ケーブルへの投資、更にアジア太平洋地域、米国、ヨーロッパでの新たな拠点開
設によっても、てこ入れされます。

この増強は、SingTelの通信ネットワークが、もはやシンガポール中心のネットワー
クではなくなったことを意味します。SingTelジャパンは、シンガポール経由でなく
、今後は、東京・大阪から直接、オーストラリア、香港、朝鮮、台湾、英国およびア
メリカにデータ通信を販売することが可能となります。さらに、日本で、これらデー
タ通信ネットワークを使用する中国、インドおよびベトナムに顧客を接続することが
できます。これは当社の顧客に低コスト、高品質、高効率なネットワークを利用頂け
ます。

SingTelは、今回のインフラ増強によって新たにIPサービスのような地域の法人顧客
のニーズを満たす新製品を投入することが可能となります。日本において、SingTel
はEXPAN(エクスパン/ConnectPlusネットワークを活用したマネージド・ホスティング
・サービスのネットワーク)を提供しています。東京・大阪及びアジア主要都市に配
置されたEXPANのデータ・センターを利用する事により、お客様にミッション・クリ
ティカルなアプリケーションの配信などユニークなソリューションを提示することが
可能です。


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1 ConnectPlusは、データ、音声、データ・音声統合及びマネージド・ホスティング
・サービスを提供する企業向けネットワークソリューションです。


 
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