マイコスポリン様アミノ酸(MAAs)に関する学術集会のお知らせ 第2回MAAs研究会を品川にて11月15日(土)開催
MAAs研究会(会長・宇都宮大学バイオサイエンス教育研究センター・特任教授・医学博士・芋川 玄爾)は、2025年11月15日(土)、東京都港区高輪 TKP品川カンファレンスセンターにおいて、第2回MAAs研究会学術集会を開催いたします。現在、参加登録を受付中です。皆様のご参加をお待ちしております。
第1回MAAs研究会(2023年10月)の会頭講演の様子
マイコスポリン様アミノ酸(MAAs)は、海藻、微細藻類などの藻類、海洋生物などが産生するアミノ酸誘導体です。紫外線吸収作用があることが知られており、世界中から数多くの論文が発表されています。また、抗酸化、抗炎症などの機能も報告されています。さらには、細胞レベルではヒアルロン酸分泌促進作用やコラーゲン・エラスチンの合成促進作用なども発見され、皮膚アンチエイジング剤としての利用にも大きな期待が寄せられています。
MAAs研究者の交流を通して、MAAsに関する研究の進展に寄与するとともに、その成果の正しい啓蒙活動のために、2020年にMAAs研究会が設立されました。今回は第2回目の学術集会であり、国内の第一線の研究者が最新のデータを発表します。
【開催概要】
■日時:2025年11月15日(土)13:00~16:30(受付開始12:30)
懇親会は、現地にて16:40~18:00
■場所:TKP品川カンファレンスセンター
カンファレンスルーム 7D ※JR品川駅から徒歩5分
〒108-0074 東京都港区高輪3-25-23 京急第2ビル7階
https://www.kashikaigishitsu.net/facilitys/cc-shinagawa-shinkan/
■協賛:株式会社マーベセラー
【参加申込方法】
参加登録は、MAAs研究会ホームページ( https://maas-res.com )よりGoogleフォームでお申し込みください。(11月7日まで)
参加費は、10,000円です(懇親会費も含みます)。
【プログラム】
●会頭講演:「MAAsの機能性化粧原料としての新展開・特に皮膚真皮シワたるみ関連マトリックス蛋白およびその代謝酵素へのアンチエイジング効果」
芋川 玄爾(MAAs研究会会長/宇都宮大学バイオサイエンス研究センター 特任教授)
●特別発言:「マイコスポリン様アミノ酸の産業利用を目指した大量精製単離方法の確立」
中野 昌彦(株式会社ドクターズチョイス 取締役・商品開発本部長)
●受賞講演(第5回MAAs賞受賞講演):「MAAsのシワ酵素ネプリライシン阻害と発現シグナル抑制dual効果」
高田 真理子(宇都宮大学バイオサイエンス教育研究センター 産学官連携研究員)
●招聘講演
招聘講演(1):「未利用資源紅藻に含まれるマイコスポリン様アミノ酸」
熊谷 裕也(北海道大学大学院水産科学研究院 准教授)
招聘講演(2):「特殊環境適応シアノバクテリアにおける新規マイコスポリン様アミノ酸の同定と機能解析」
景山 伯春(名城大学大学院総合学術研究科 教授)
招聘講演(3):「陸棲シアノバクテリアNostoc commune由来のポルフィラ-334生合成に関わるmysABCD遺伝子の機能解析」
坂本 敏夫(金沢大学理工研究域 准教授)
招聘講演(4):「MAAsによる紫外線防御と水との関わり」
畠山 允(山口東京理科大学薬学部 講師)