ネパールを支援する「フェアトレード紅茶ティーバッグ第三弾」完成 世界と繋がり、やさしいスパイス香るオリジナルチャイティー 生徒作成のオンラインショップサイトで販売中
麗澤中学・高等学校(千葉県柏市/校長:櫻井 讓)のSDGs研究会「EARTH」は、フェアトレードで取引されたネパール産の紅茶を使用した、第三弾となるオリジナルチャイティーを完成させました。
第二弾では、「味」と「香り」にこだわり、甘酸っぱいストロベリーのブレンドティーを商品化しましたが、第三弾では、良質なネパール産の茶葉を使用し、子どもから大人まで幅広い世代が楽しめるチャイティーの開発に挑戦しました。チャイはネパールでは、朝・昼・晩に飲まれるほど日常的なお茶で、基本は甘いミルクティーですが、家庭 ごとにさまざまな味があります。今回は、チャイ特有のスパイシーさを残しつつ苦味を抑え、やさしい味わいに仕上げました。そのままストレートでお飲みいただくほか、ミルクや砂糖を加えて甘くして飲むのもおすすめです。
本商品を通じて、ネパール産紅茶の魅力を最大限に感じていただくとともに、フェアトレードへの関心をより一層高めていただくことが期待されます。パッケージデザインには、ネパールを少しでも身近に感じてもらえるよう、ヒマラヤ山脈やチャイティーをモチーフとして採用しました。
このフェアトレード紅茶の商品化は、コーヒーが飲めない方にも「フェアトレード」の輪を広げたいという生徒たちの強い想いをきっかけに、本格的なプロジェクトとしてスタートしました。一杯の紅茶の背景にも、児童労働の問題や正当な価格で取引されていないアンフェアな現状があることを知り、SDGs研究会内にフェアトレード紅茶企画チームが発足しました。
今回の商品では、地元・柏市にある紅茶専門店「LinkTea」がフェアトレードで仕入れた、ネパール産の秋摘み茶葉を使用しています。また、柏市を中心に活動するフードアナリスト・関川都代氏の全面協力のもと、世界に一つだけのブレンドティーを完成させました。
SDGs研究会の顧問である瀧村尚也(たきむら なおや)教諭は、次の ようにコメントしています。
「生徒たちが企画から商品化まで主体的に挑戦し、地域と連携しながら着実に成長していることを誇りに思います。今回のチャイティー開発は、フェアトレードの理念を広めるだけでなく、消費者が持続可能な社会づくりに参加するきっかけとなる重要な一歩です。生徒たちの学びが社会に良い影響を与えることを期待しています。」
SDGs研究会では今後も、フェアトレードを推進する活動を通じて生産者と消費者をつなぎ、より多くの方々にフェアトレードへの理解を深めていただくとともに、フェアトレード商品の質の高さを実感してもらえるよう、取り組みを続けてまいります。

フェアトレード紅茶ティーバッグ第三弾 概要
■製造所:株式会社LINKGARDEN 紅茶専門店「LinkTea」(代表:星野公昭) 千葉県柏市東上町2-28 第一水戸屋ビル3階
■紅茶生産国:ネパール
■販売サイト:【SDGs研究会】オンラインショップ「EARTH」 https://rjshsdb.thebase.in/ ※生徒作成サイト
麗澤中学・高等学校について
麗澤中学・高等学校は昭和10年、 創立者の廣池千九郎(法学博士)が「道徳科学専攻塾」を現在のキャンパス(千葉県柏市光ヶ丘)に開塾したことから始まります。2015年には中高一貫コースの「叡智コース」を新設。グローバル社会の中で、冷静かつ客観的に物事の本質を見抜き、複雑な諸問題を解決していく総合的な人間力である「叡智」を携えた真のリーダーを育成するため、開校以来、蓄積してきた研究成果と実績を活かし、さらに麗澤らしい教育活動を展開していきます。



























