7割以上が「5社以内で内定」309名へ転職活動中の応募数を調査

    ランダムに選出した男女309名に対し、 「転職活動中に何社応募したか」についてアンケート調査しました

    調査・報告
    2025年10月7日 10:30

    株式会社GOLD CAREER(本社:東京都港区 代表取締役:鎌田 大樹)は、男女309名に対し、転職活動中の応募数について調査しました。


    転職活動中の応募数に関する調査レポート

    転職活動中の応募数に関する調査レポート


    【調査サマリー】

    ・応募数は1~10社が8割以上を占め、うち7割は1~5社で内定を獲得。

    ・特に20代は応募数が少なく、9割以上が10社以内で転職を決めている。

    ・同職種・同業界への転職者は、10社以内に絞る傾向が約9割と特に強い。

    ・応募数が少ないほど転職活動期間は短く、1~5社の応募者は7割が3ヶ月以内に終了。

    ・逆に応募数が多いと長期化し、21社以上では半数以上が6ヶ月以上を要する。

    ・転職満足度は「5社以内」の少数精鋭層と「21社以上」の多数応募層で特に高い。



    ※本情報を引用する場合、以下ページを引用元としてください。

    https://gold-career.co.jp/jobchange-how-many-companies/



    <今回のアンケート項目>

    今回のアンケートでは男女309名に対し、次の調査を行いました。

    ・転職活動中の応募数

    ・【年代別】転職活動中の応募数

    ・【転職タイプ別】転職活動中の応募数

    ・応募数別の転職活動期間

    ・応募数別の転職満足度



    ■転職活動中の応募数

    転職活動中の応募数を調査した結果は以下のとおりです。


    直近の転職で応募した求人の数

    直近の転職で応募した求人の数

    (表)直近の転職で応募した求人の数

    (表)直近の転職で応募した求人の数

    8割以上が、転職活動中に1~10社に応募したと回答しました。その内の7割以上が、1〜5社で内定を獲得しています。

    上記の結果から、転職活動では手あたり次第に応募するのではなく、応募数をある程度絞っている人が多いことがうかがえます。



    ■【年代別】転職活動中の応募数

    年齢別に転職活動中の応募数を調査しました。結果は以下のとおりです。


    【年代別】転職活動中の応募数

    【年代別】転職活動中の応募数

    (表)【年代別】転職活動中の応募数

    (表)【年代別】転職活動中の応募数


    どの年代でも8割以上が1〜10社以内で内定を獲得しています。特に20代は9割以上が10社以内で入社が決まるという結果です。

    30代以降は応募数にバラつきが見られ、若い世代より個人のスキルや経験によって応募数に差が出ることがうかがえます。



    ■【転職タイプ別】転職活動中の応募数

    転職活動中の応募数を転職タイプ別に分けて調査した結果は以下のようになりました。


    【転職タイプ別】転職活動期間中の応募数

    【転職タイプ別】転職活動期間中の応募数

    (表)【転職タイプ別】転職活動期間中の応募数

    (表)【転職タイプ別】転職活動期間中の応募数


    同職種・同業界への転職は、今までのスキルや経験が活かせる自信からか、約9割(89.26%)が10社以内に絞っています。

    同職種・異業界への転職では1~5社が60.00%と最も低く、11社以上は20.00%と最多です。異業界へ挑戦するため内定獲得の可能性を高めようと、多くの企業に応募する人が多いことがうかがえます。

    異業種・同業界への転職では、業種を変えることで通過率が予測できないためか、11~15社が14.29%と、やや多めに応募する傾向がありました。

    異業種・異業界への転職は1~5社が約7割で、11社以上は4タイプ中で最も少ない10.72%という結果です。全く新しい分野に挑戦する場合は、転職の軸をはっきりとさせて少数の応募で臨む人が多いのではないかと推測できます。



    ■応募数別の転職活動期間

    応募数別の転職活動期間を調査した結果は以下のとおりです。


    直近の転職でかかった転職活動期間

    直近の転職でかかった転職活動期間

    (表)直近の転職でかかった転職活動期間

    (表)直近の転職でかかった転職活動期間


    応募数が少ない方が早く転職活動が終わる傾向にあり、1~5社に応募した人の約7割は3カ月以内、6~10社に応募した人は約6割が3カ月以内に入社が決まっています。

    応募数が多いほど転職活動が長期化する割合も増え、21~25社に応募した人は半数以上が入社まで6カ月以上かかったと回答しました。

    応募数が多いと転職活動が長引く要因として、書類準備や面接対策が間に合わず選考の質が落ちてしまうことが考えられます。

    また、多くの企業を見すぎて迷ってしまうと、転職の軸がぶれて転職活動が長期化しがちです。自分に合った企業を見定めるために、しっかりと自己分析をして転職先に求める条件の優先順位を決めておくと良いでしょう。



    ■応募数別の転職満足度

    応募数別の転職満足度を調査した結果をまとめました。


    応募求人数別の転職満足度

    応募求人数別の転職満足度

    (表)応募求人数別の転職満足度

    (表)応募求人数別の転職満足度


    1~5社、21社以上に応募した人の約8割以上が「やや満足している」「満足している」と回答しています。

    応募数が少ない場合は、本気度が高い企業に絞ったことで結果的に満足感が得られたことが考えられます。多くの企業に応募をした場合は、納得がいくまで選考を重ねた結果が後悔のない転職に繋がったことが推測できます。

    一方で「やや不満がある」「不満がある」の割合が多いのは、16~20社に応募した人です。中途半端な応募数で転職活動を終えたことが「もっと絞ればよかった/もっと数を打てばよかった」という後悔に繋がっているのではないかと推測できます。



    【総括】

    今回の転職活動中の応募数に関する309名への調査により、主に次のことが分かりました。

    ・応募数は1~10社が8割以上を占め、うち7割は1~5社で内定を獲得。

    ・特に20代は応募数が少なく、9割以上が10社以内で転職を決めている。

    ・同職種・同業界への転職者は、10社以内に絞る傾向が約9割と特に強い。

    ・応募数が少ないほど転職活動期間は短く、1~5社の応募者は7割が3ヶ月以内に終了。

    ・逆に応募数が多いと長期化し、21社以上では半数以上が6ヶ月以上を要する。

    ・転職満足度は「5社以内」の少数精鋭層と「21社以上」の多数応募層で特に高い。


    転職活動では応募数を1~10社に絞る人が8割以上を占め、特にポテンシャル採用を狙える20代や経験を活かせる同業界への転職では、企業を厳選する傾向が強いことが分かりました。

    満足度を分析すると、5社以内に絞って短期間で決める「少数精鋭」層と、21社以上に応募して時間をかけ徹底比較する「多数応募」層で特に高い結果となりました。前者は明確な軸で効率よく活動し、後者は多くの選択肢から最善を選んだという納得感が満足に繋がったと推察されます。

    対照的に16~20社という中途半端な応募数では不満度が高く、戦略の不明確さが後悔を生む可能性があります。

    これらの結果を踏まえ、まずは「少数で集中する」か「多数で網羅するか」、ご自身の状況に合った方針を明確に定めてから活動を始めてみるといいでしょう。



    【調査概要】

    調査主体:GOLD CAREER

    調査方法:クラウドソーシングサイト上のアンケート

    調査対象:クラウドソーシングサービスに在籍する309名に対して実施

    実施期間:2025年5月22日~2025年5月25日



    【引用時の参照ページ】

    本情報を引用する場合、以下ページを参照元としてください。

    https://gold-career.co.jp/jobchange-how-many-companies/



    【会社概要】

    株式会社GOLD CAREER

    代表取締役 : 鎌田 大樹

    所在地   : 東京都港区北青山1丁目3-1-301

    設立    : 2023年10月

    事業内容  : 職業紹介事業、メディア企画・設計・制作・運営事業

    ホームページ: https://gold-career.co.jp/

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